CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
«「主婦パート 最大の非正規雇用」本田一成 | Main | 「財源なくても法人税改革は可能だ」森信茂樹»
プロフィール

さんの画像
リンク
<< 2011年08月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
カテゴリアーカイブ
最新記事
http://blog.canpan.info/satotakahiro/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/satotakahiro/index2_0.xml
月別アーカイブ
最新トラックバック
「郵貯限度額2000万円で決着」(「日本経済新聞」2010年3月31日朝刊1面) [2010年03月31日(Wed)]
昨日、郵政事業見直しを巡る閣僚懇談会が開かれました。最終的に「総理一任」を受けた鳩山総理が亀井案に沿った形で郵貯限度額を1000万円から2000万円。簡保の加入限度額を1300万円から2500万円に引き上げることを決めたそうです。

総理は記者に対し、「私に一任を受けて、即断即決しなければならないという判断で決めた。(閣僚も)納得したと思う。」と自身の「リーダーシップ」をアピールしたとのこと。

そもそもリーダーシップがあればこのような事態にならなかったのでは、と思うのですが、それは置いておきまして、総理どういう理由でこうした「決断」をしたのか、その説明が一切ないのが気になります。

少なくとも、以下の3点についての説明がなければ、単なる選挙対策であると言って良いと思います。実際のところは「亀井大臣に押し切られた」ということかもしれませんが…。

・郵貯限度額引き上げによる地銀・信金への悪影響について
・増加するであろう貯金の運用方法と見通しについて
・郵便局を維持することで生じる穴を郵貯・簡保で埋めようとする発想に問題はないか

特に3点目、このような発想に立っている限り、郵政の「JAL化」は避けられないように思います。普通に考えて、往々にして稼ぐ側(郵貯・簡保)にとってはやる気が削がれ、もらう側(郵便局)にとっては責任が不明確化してモラルが低下すると思うのですが、鳩山総理や亀井大臣はどう考えているのでしょうか。

郵政の考え方については、先日東京財団出した郵政改革試案のほか、もうすぐさらなる提言が出る予定ですので、楽しみにしていただければと思います。
Posted by 佐藤孝弘 at 10:07 | 経済 | この記事のURL