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leprosy.jp
resize.png日本財団はハンセン病の差別撤廃を訴える応援メッセージサイト「THINK NOW ハンセン病」を開設。皆様からのメッセージを随時募集・配信しています。
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笹川 陽平
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【私の毎日】4月26日(金)ホノルル→帰国の途へ・27日(土) [2019年04月27日(Sat)]
4月26日(金)ホノルル→帰国の途へ

7:00 朝食

11:00 ホテル発

11:30 ホノルル空港着

14:00 ホノルル発


4月27日(土)帰国

17:25 羽田着
「石田総務大臣に陳情」―聴覚障害者電話リレーサービス― [2019年04月26日(Fri)]
「石田総務大臣に陳情」
―聴覚障害者電話リレーサービス―


昨年の12月17日のブログで、日本財団が行っている「聴覚障害者向け電話リレーサービス」により、聴覚障害者が海や山の遭難を免れた事例を紹介した。国会でも論議され、安倍総理は総務省で解決すると発言された。

諸外国では「聴覚障害者向け電話リレーサービス」の費用を電話加入者または電話会社が負担するケースが多い。

日本では一年間に約40億円の資金を必要とするが、仮に電話加入者が負担すると、一人1ヶ月2円の負担で約50億円が集まり、10億円残る。また、携帯電話会社は菅官房長官が指摘されたとおり、儲けすぎであることが分かる。

        国内通信売上  営業利益
*ドコモ    3兆8984億円  8328億円
*KDDI   3兆8996億円  7329億円
*ソフトバンク 3兆2298億円  6829億円
(Businesses Journal 2018年9月10日)

いずれにしても「聴覚障害者向け電話リレーサービス」は国の指導で早急に実施すべきもので、下記の通り、石田真敏総務大臣に直接、陳情書を提出しました。

早期実現を期待するものです。

*****************

総 務 大 臣
石田 真敏 殿
日  本 財  団 
会長 笹川 陽平

電話リレーサービス・モデルプロジェクトの終了に関して


 聴覚・言語障害者は電話を利用することが出来ず、雇用や社会参加の障壁となっています。世界においては既に25ヶ国が安定的、継続的な制度の下、聴覚・言語障害者の電話利用を可能にする電話リレーサービスを提供しています。一方、日本においては制度は未整備で、G7においては唯一の国となっています。

 このような状況に鑑み、日本財団は2013年9月より電話リレーサービスについての周知啓発を図り、制度化を促すことを目的に、総額10億円を超える費用を投じ、9000人を超える利用者を対象にモデルプロジェクトを実施して参りました。 

 2018年11月7日、参議院予算委員会において安倍総理大臣が「電話リレーサービスは重要な公共インフラ。課題の解決に向けて更なる検討を進めたい。総務省総合通信基盤局が担当する。」と答弁をされたことを受け、本年1月24日より同局事業政策課を事務局として「電話リレーサービスに係るワーキンググループ」が設置され議論が始まっております。

 これに伴い、日本財団は2021年3月31日をもちましてモデルプロジェクトを終了致します。その後の電話リレーサービス提供につきましては、国主導のもと安定的、継続的に実施頂けますよう、ご高配方宜しくお願い申し上げます。また、サービス提供にあたっては、日本財団がモデルプロジェクトより得た知見をご活用いただければ幸いです。




【私の毎日】4月25日(木)モロカイ島・カラウパパ [2019年04月25日(Thu)]
4月25日(木)モロカイ島・カラウパパ

5:00 ホテル発

6:55 ホノルル発

7:25 モロカイ島・モロカイ空港着

9:15 モロカイ空港発 (セスナ機で飛行時間わずか4分!)

9:19 モロカイ島・カラウパパ空港着

9:30 国立歴史公園 ハンセン病療養所訪問

1カラウパパの国立公園の中にハンセン病療養所があります.JPG
カラウパパの国立公園の中にハンセン病療養所があります


2公園内には野生の鹿と豚がいるとのこと.JPG
公園内には野生の鹿と豚がいるとのこと


3筆者の後ろの断崖絶壁の下にボートでハンセン病患者が連れてこられたとのこと.JPG
筆者の後ろの断崖絶壁の下に
ボートでハンセン病患者が連れてこられたとのこと


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カラウパパ国立公園局・文化人類学者のカオフラニさん
(Ms. Ka`ohulani Mc Guire, Cultural Anthropologist Kalaupapa National Historical Park)の
案内で現在10名のハンセン病回復者の方が住む療養所を案内していただいた


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カラウパパでハンセン病患者たちのために生涯を捧げた
ダミアン神父の暮石の前で


6ハンセン病回復者の方々の作品や使用していたものが保管されている事務所を訪問.JPG
ハンセン病回復者の方々の作品や使用していたものが
保管されている事務所を訪問


7ダミアン神秘も使っていたという車椅子.JPG
ダミアン神父も使っていたという車椅子


8日本人移民の中でハンセン病と診断されてカラウパパに送られた人も数多くいる.JPG
日本人移民の中でハンセン病と診断されて
カラウパパに送られた人も数多くいる



14:00 カラウパパ発(飛行時間4分)

9上空から見たカラウパパ国立歴史公園.JPG
上空から見たカラウパパ国立歴史公園


10断崖絶壁が続くカラウパパの海岸沿い.JPG
断崖絶壁が続くカラウパパの海岸沿い


14:04 モロカイ空港着

11 一句「モロカイ島 腰を伸ばして 一眠り」季語なし! .jpg
一句「モロカイ島 腰を伸ばして 一眠り」季語なし!


15:30 モロカイ空港発

16:00 ホノルル着

17:00 ホテル着

18:30 関係者との夕食
【私の毎日】4月24日(水)マーシャル諸島・マジュロ [2019年04月24日(Wed)]
4月24日(水)マーシャル諸島・マジュロ

7:00 朝食

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マジュロの子どもたち
はにかんだ笑顔がなんとも愛おしい


9:30 ジョン・ M. シルク(John M. Silk)外務大臣

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シルク外務大臣
ハンセン病、安全保障、気候変動、国際問題など、多岐にわたる意見交換を行った


10:00 ヒルダ・C. ハイネ(Dr. Hilda C. Heine)大統領

3ハイネ大統領.JPG
ハイネ大統領
ハンセン病ゼロを目指していきたいと
新規患者発見活動に対する意欲的なコメントをいただく


11:20 ハンセン病患者さんを訪問

4患者さん訪問.JPG
ハンセン病の治療薬を服薬中のノニカさん(中央)と看護師のメリダさん


12:00 齋藤法雄駐マーシャル諸島共和国・日本国特命全権大使主催昼食会

5昼食会.JPG
齋藤大使主催の昼食会で挨拶

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昼食会に出席くださった閣僚たちと


14:00 カラニ・カネコ(Kalani Kaneko)保健大臣

カネコ保健大臣.JPG
カネコ保健大臣


14:45 ハンセン病クリニック

7治療薬の服用が終わってリアクションが出ているという男性.JPG
治療薬の副作用が出ているため、クリニックに通う男性


15:10 記者会見

8記者会見.JPG
カネコ保健大臣と記者会見に臨む

9.JPG
「全ての国民が家庭でスキンチェックをして欲しい」と
早期発見、早期治療の重要性を訴えた


16:30 ホテル着

17:00 ホテル発

17:30 空港着

19:45 マジュロ発

2:00 ハワイ・ホノルル着
   (マーシャルとの時差がー21時間のため、また24日に戻ります!?)

3:00 ホテル着

10:20 関係者との朝食

13:30 関係者との昼食

19:30 関係者との夕食
「井上康生監督、五郎丸歩選手がコラボ」―子どもの生きる力を養うキャンプを開催― [2019年04月24日(Wed)]
「井上康生監督、五郎丸歩選手がコラボ」
―子どもの生きる力を養うキャンプを開催―


日本財団はスポーツの持つ力と社会をつなぎ、現役時代も引退後も活躍するアスリートを増やそうと、「HEROs〜Sportsmanship for the future〜」を2017年に立ち上げた。競技を超えた一流のアスリート19名からなるアンバサダーが先頭に立ってこのプロジェクトを進めてくれている。

先日、HEROsアンバサダーである井上康生氏(柔道日本代表男子監督)と五郎丸歩選手(ラグビーヤマハ発動機ジュビロ所属)が、3月27日〜28日に行った「キッズスポーツキャンプ2019in湘南」の活動報告のため財団を訪れてくれた。

世界を相手に戦うアスリートは私たちを熱狂させ、国民の心を一つにする力を持つ、まさに現代のHEROといえる。世界から注目されるトップアスリートの言動は、日本人に対するイメージにも直結するという重責も担っている。

井上康生監督と五郎丸歩選手は、ご存知の通り、柔道とラグビーの競技で世界を相手に戦ってきたトップアスリートであるが、両氏の考えるスポーツの価値は単に勝敗や記録だけではない。

今回、両氏が発起人となって立ち上げた「キッズスポーツキャンプ」は、彼ら自身がスポーツを通して学んだできた礼節、フェアプレイの精神、戦う心、目標や夢への挑戦など、いわば「生きる力」を子どもたちに伝えることを目的に神奈川県で開催した一泊二日のキャンプである。

参加したのは小学校4年生から6年生までの約100人。遠く沖縄や岩手からの参加もあった。キャンプでは、配膳や布団の上げ下ろしなどすべて子どもたちが協力して行う。勿論スマホやゲームは禁止で、出身や学年もばらばらにしたチームで集団生活をおくる。

柔道とラグビーの経験者は6割程度で、中にはスポーツを苦手にしている子どもの参加もあった。キャンプではラグビーと柔道を交互にプレイしたが、子どものころに複数のスポーツを楽しむことは、運動能力の向上に非常に有効であるという説明を受けた。最初は緊張して硬くなっていた子どもたちも、スポーツを使ったレクリエーションによりあっという間にひとつのチームになっていくという。これもスポーツならではの力であろう。

両氏のほか、柔道は秋本啓之さん、吉田優也さん、田知本遥さん、朝飛大さんが、そしてラグビーは大西将太郎さん、山村亮選手、堀江恭佑選手、石川安彦さんが講師として参加。いずれも日本を代表するトップアスリートだ。日本財団HEROsアンバサダーが、他のアスリートを活動に巻き込んでその輪を広げてくれることは、まさに私が望んでいることでもある。

就寝前に行った質問タイムでは、それぞれのアスリートが大切にしてきた信念を子どもたちに伝える、キャンプのハイライトとも言えるセッションだ。井上監督は「初心」、五郎丸選手は「日々の努力、夢への近道」という言葉を選び、自身の経験とあわせて熱いメッセージを伝えた。

憧れのトップアスリートから直接指導を受けた経験、スポーツを通して創った新しい仲間との絆は、将来子どもたちが人生の壁にぶつかった際に少なからぬ力になることだろう。多忙な時間を縫って競技の枠を超えたコラボレーションを実現した井上監督と五郎丸選手の熱意に敬意を表したい。

HEROsでは、アスリートの経験や注目力と発信力を社会の課題とつなげ、全国のファンを巻き込みながら社会課題への関心を高め、その解決を加速していくことを目指している。今後、アスリートの自発的なアイデアにより様々なプロジェクトが生まれてくることを期待している。

HEROaキッズキャンプ集合写真.jpg
憧れの選手と共に
全員集合!


スポーツファンの皆様には、アスリートの社会貢献を応援するための基金「HEROs FUND」へのご寄付もお願いしている。社会貢献のイメージを変える、アスリートによる「かっこいい、楽しい」ソーシャルチェンジに、応援とご協力をお願いしたい。

〈HEROs アンバサダー〉
東 俊介   ハンドボール
池田 信太郎 バトミントン
井上 康生  柔道
上原 大祐  パラアイスホッケー
大林 素子  バレーボール
奥野 史子  アーティスティックスイミング(シンクロナイズドスイミング)
河合 純一  パラ水泳
五郎丸 歩  ラグビー
佐藤 琢磨  モータースポーツ
白石 康次郎 ヨット
田臥 勇太  バスケットボール
長嶋 万記  ボートレース
中田 英寿  サッカー
根木 慎志  車椅子バスケット
萩原 智子  水泳
松井 秀喜  野球
松下 浩二  卓球
村田 諒太  ボクシング
山本 隆弘  バレーボール

■HEROsの活動をご覧ください。
HEROs公式サイト  
HEROs Instagram

■HEROs FUNDへのご寄付をお願いいたします。
HEROs FUND    




【私の毎日】4月23日(火)マーシャル諸島・マジュロ [2019年04月23日(Tue)]
4月23日(火)マーシャル諸島・マジュロ

10:40 マーシャル諸島・首都マジュロ着

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太平洋に浮かぶマーシャル諸島共和国の首都マジュロに到着


10:50 齋藤法雄駐マーシャル諸島共和国・日本国特命全権大使、
    カラニ・カネコ(Kalani Kaneko)保健大臣

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齋藤日本大使、カラニ・カネコ保健大臣らが空港で出迎えてくださった


11:45 ホテル着

12:30 カラニ・カネコ(Kalani Kaneko)保健大臣昼食会

14:30 マジュロ平和公園に建設された太平洋戦没者の碑(献花)

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太平洋戦没者の碑を参拝・献花

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記念碑は日本人によって設計されたとのこと


15:30 カレン・ステュワート(Ambassador Karen B.Stewart)駐マーシャル諸島共和国・アメリカ合衆国大使
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ステュワート大使


16:45 在マーシャル日本大使館にてマーシャル諸島についてのブリーフィング

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マジュロ環礁は50の小島が楕円状に連なって形成されている。
遠くに小島が連なっているのがお分かりになるだろうか。


19:00 ヒルダ・C. ハイネ(Dr. Hilda C. Heine)大統領主催の夕食会

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ヒルダ・C. ハイネ大統領から
伝統工芸で作られたワインボトル入れをプレゼントされる

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夕食会には多くの閣僚が出席してくださった

【私の毎日】4月22日(月)ハワイからマーシャル諸島へ [2019年04月22日(Mon)]
4月22日(月)ハワイからマーシャル諸島へ

4:45 ホテル発

5:10 空港着

7:30 ホノルル発

*ハワイとマーシャル諸島はホノルルとの時差が+21時間のため、22日の朝に出て5時間のフライトののち、日付が変わります。
「新年度挨拶」―職員向けです― [2019年04月22日(Mon)]
「新年度挨拶」
―職員向けです―


平成31年4月1日


本日4月1日に新しい元号が発表されるということで、この4月は、今までとは違った新たな御代が始まる記念すべき年です。平成がどういう年であったかというのはそれぞれの思いがあると思いますが、日本財団は常に未来志向で仕事をしていますので、過去は過去として、将来、どのように進んでいくかということに心を一つにしていきたいと思います。

今日はまた、社会人として日本財団に就職された方もいらっしゃいますね。希望に胸を膨らませ、また、難関を突破されて、日本財団に入られた皆さんを心から歓迎します。そして何よりも、今日から既に皆さん方はプロフェショナルでいらっしゃるわけで、できるだけ多くの同僚や先輩の皆さんと接触することによって、日本財団がどのような仕事をしているのかということを、自分から知る姿勢が大事です。わからないことを尋ねて教えてもらうことに、年齢や男女の差も関係ありません。

戦後70数年経ち、その間につくられた社会システムが、時間と共に十分に機能せず様々な社会課題が惹起してきており、大きく申せば、これらを解決していくことが私たちに与えられた使命であろうと考えています。

これらの社会課題は、今や国や行政だけでは解決できません。また市民社会、NPOやNGOが加わっても十分でない中で、日本財団は、国や行政、そしてNPOとの間に立った問題解決へのプラットフォームを担おうと、今日まで来たわけです。既に政府や地方自治体からも、様々な社会課題を解決するために、日本財団の知見と経験を活用させてほしいという要望が多く出てきていますし、NPOや市民社会からの日本財団に対する期待も深まっています。

私は、日本財団は世界でも大変ユニークな組織であると思っております。まず第一番目には、これだけ若い人たちが活躍をしているノンプロフィットの組織というのは世界中にありません。ましてや、我々がやっている仕事の内容は、ハンセン病の制圧や海洋の地球的問題など、国内外の多種多様な問題です。通常そのような公益活動をする組織というのは、キャリアを積んだ中年以上の人たちが集まり、分野についても、医学、公衆衛生、あるいは貧困対策など、限られた領域の中で仕事をしているところが多いのですが、日本財団は、たったこれだけの人数であらゆる問題にチャレンジしていることも、世界的に見て珍しいことではないかと思っています。

また、日本財団は、アメリカンフットボールに例えれば、オフェンスとディフェンスが非常にバランスがとれている組織でもあります。一般的な公益法人は、どうしても活動が最優先になりがちですが、日本財団では、経理や総務、監査などのバックオフィスがしっかりと機能している上でオフェンスである事業活動を活発に行える環境があるわけです。オフェンスの仕事をする人の中には、バックオフィスが細かいなということを感じる方がいるかもしれませんが、私たちは、公のお金を使わせていただいているわけですから、やはりそこはしっかりとしたけじめが大切です。

その視点から、我々は実施した事業に対する監査あるいは事業評価の大切さをよく認識しながら、それを新たな事業の中で勘案し、より良い事業を実施していく体制をとっています。また、通常の財団法人というのは、特定の分野について、資金を必要とする方々に資金を提供して終わってしまうことが一般的ですが、日本財団はその仕事と同時に、我々が自ら考えて、直接的に社会課題のため取り組んでいることもユニークな点です。

激変する世の中の中で、私たちの仕事は昨日の続きで良いというわけにはいきません。常に変化、変化、また変化が必要です。ここは通常の企業のように、利益が幾ら出た、幾ら経費を節減したというようなことが数字では表れません。したがって、自己研鑽を続けていただくこと以外に方法はないのです。

しかしよく考えてみれば、若い皆様方が一人で何千万円だとか何億円単位の助成を決定できる。そして、支援した先に良い仕事をしていただいて、世の中のために役に立っているということを肌身で実感できる仕事は、日本中、また世界中探してもありませんね。ということは、皆さん方に与えられた使命というのは大変重いものがあるということです。

年齢に関係なく、より良い世界をつくるために、溢れるような情熱を持っていただきたい。溢れる情熱、どんな困難にぶち当たってもそれを乗り越える強い精神力、そして、成果が出るまで頑張り通す忍耐力の3つが、日本財団で働く皆様方に必要な要素だと思います。

今や、政府も、外務省や厚生労働省、環境省、その他諸々の省庁が、日本財団の活動に注目し、そして協力の要請をしてくるようになってきました。そのような中、私は「日本財団という方法」を皆さん方に提示しております。

若い人の中には専門的な研究者になりたいという方もいらっしゃいます。日本財団を辞めて研究者や大学教授になられた方も数多くいます。それは大いに結構です。しかし、日本財団での仕事は幅広い分野の専門家のネットワークを持ち、問題について議論し、ある一定の方向性が出たら、即、日本財団がそれを実施することです。そして小さな成功例をつくり、それを社会に普遍的な方法として広げるやり方を私は「日本財団という方法」という言葉で表現しています。いわば、皆様方はコーディネーターとしての専門家。そのためにはより広く、多くの人と出会っていただきたいのです。
 
そして、何よりも私たちは現場主義です。冷暖房の効いた東京の一等地のオフィスの中で仕事が完結すると思ったら大変な間違いです。勿論、バックオフィスをやるディフェンスの皆様方はここで仕事をしていただきますが、オフェンスをやる皆様はできるだけ現場に行って、現場の人の話を聞いていただきたい。人を見抜く、この人ならできるという目の力を養うのも大切なことです。皆さん方には「現場には問題点と解答がある」ということをよく理解をしていただきたいのです。

日本財団は、500年、1000年先の地球をより健康な状態で維持するために、未来を背負うあらゆる人たちを養成しています。例えば、海洋の人材や海外の日系の方々、障害のある人たちが社会のリーダーとして活躍できるように、そういう人たちへの奨学金制度。他にも色々な形で人材を養成し、また、それらの方々のネットワークを強固にしてきたことによって、世界各地で日本財団の卒業生に出会うようになりました。

先般も、私はミャンマー政府と対立している少数民族地域に停戦を促するために入りましたが、最も困難な地域の中の代表の一人に、「私は笹川さんに会ったことがあります」と言われました。驚いて「どこで会いましたか?」と聞くと、「マニラのアテネ・ディ・フォ・デ・マニラ大学の修士課程を、日本財団からの支援で卒業した」と。一番難しい紛争地帯のリーダーの中に我々の卒業生がいたということは大変な驚きであったと同時に、この人と話していけば、は彼らの情報はきっちりいただけるし、、それに対する我々の対応もしっかりと取れると確信しました。

日本財団は、政治、思想、宗教、人種、国境などを超えた真に人道主義的活動を通じて世界に貢献する財団になりたい。そのためには、日本や世界の中にある様々な時代遅れのシステムも破壊し、ソーシャル・チェンジを図る。皆さんも、変化、変化、常に自分自身が変化しないで人を変化させることはできないですから、強い志を持って、また日本財団というところで働く喜びと、そして誇りを持って、日常を邁進していただきたいと思います。
【私の毎日】4月21日(日)マーシャル諸島へ(ハワイ経由) [2019年04月21日(Sun)]
4月21日(日)マーシャル諸島へ(ハワイ経由)

5:55 バンコクより、羽田空港着

7:30 自宅着

20:00 自宅発

20:40 羽田空港着

22:30 羽田発

10:00 ハワイ・ホノルル着(日本との時差がー19時間のために、現地は21日)

11:30 ホテル着

12:30 関係者との昼食

観光客で賑わうワイキキビーチを横目にマーシャル諸島へ移動します.jpg
観光客で賑わうワイキキビーチを横目に
明日早朝の便でマーシャル諸島へ移動します


18:30 関係者との夕食
【私の毎日】4月20日(土)タイへ [2019年04月20日(Sat)]
4月20日(土)タイへ

0:05 羽田発

4:35 タイ・バンコク着

7:55 バンコク発

9:15 タイ・チェンマイ着

少数民族武装勢力との打合せ

19:20 チャンマイ発

20:30 バンコク着

21:45 バンコク発、羽田空港へ
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