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日本財団会長 笹川陽平ブログ

写真:ハンセン病の現場から「アフリカ・ピグミー族」

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leprosy.jp
resize.png日本財団はハンセン病の差別撤廃を訴える応援メッセージサイト「THINK NOW ハンセン病」を開設。皆様からのメッセージを随時募集・配信しています。
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8月31日(水) [2016年08月31日(Wed)]
8月31日(水)

7:30 朝食

9:30 21世紀ピンロン会議(連邦和平会議)出席
    新政権、旧政権の政府和平交渉関係者、少数民族武装勢力リーダーへ挨拶 

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アウン・ミン元大統領府大臣

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ソー・テイン元大統領府大臣(左)
ティンウーNational League for Democracy(NLD)最高顧問(中央)

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イエ・アウン国境大臣

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ティン・ミョー・ウィン21世紀ピンロン会議事前調整委員会委員長

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キン・ゾー・ウー21世紀ピンロン会議事前調整委員(元国軍中将)

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エンバラKachin Indipendent Organaization(KIO)副議長

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ムトゥセポKaren National Union(KNU)議長

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ナイ・ハンサー氏(New Mon State Party (NMSP)

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コーコージー氏(88世代)

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タン・テイUSDP新党首(野党)

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潘基文 国連事務総長

ピンロン会議ナイ・ハンサー氏(NMSP)、ムトゥセポKNU議長、筆者、エンバラKIO副議長.JPG
左からナイ・ハンサー氏(NMSP)、ムトゥセポKNU議長、筆者、エンバラKIO副議長

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会議で開会スピーチをするアウン・サン・スー・チー国家最高顧問

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政府、武装勢力、外交団が一同に介した21世紀ピンロン会議


13:00 樋口建史大使、丸山市郎公使との昼食

17:00 ホテル発

18:30 ネピドー発

19:20 ヤンゴン着

19:50 丸山市郎公使と夕食

21:40 ヤンゴン発 、成田空港へ
「ハンセン病とバチカン」―ハンセン病に対する勧告― [2016年08月31日(Wed)]
「ハンセン病とバチカン」
―ハンセン病に対する勧告―


教皇フランシスコ聖下のお話の中にたびたび悪い例え話としてレパー(ハンセン病への差別語)なる言葉が使われた。私は今後はお使いにならないようにとのお願いの文書を二度送付したが、教皇さまはお読みになっておられないと直感した。

もっと建設的な方法でこの問題を解決したいと考え、法王庁と日本財団の共催でハンセン病を考える国際シンポジウムの開催を申し入れたところ、快諾を戴き、既に6月9日10日とバチカンで行われた会議は実り多いものであったことは、7月11日13日15日のブログで報告した通りである。

このたびバチカンより、この国際会議、正式には「ハンセン病患者・回復者の尊厳の尊重とホリスティック・ケアに向けて」の最終文書「結論と勧告」がイタリア語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、英語の5ヶ国語でカトリックの全ての教会に配布されたことになり、12億人のカトリック信者に多大な影響力を行使してくれるものと期待しているところである。

なお、日本語訳は日本財団で翻訳したが、5ページと長文なので、重要な点を下記に掲載します。

*****************


【勧告】

2つの基本点

1. ハンセン病の患者・回復者がこの病気と病気に起因する差別と闘う主要なアクターであると認識されなければならない。こうした彼らの関わりこそが、社会的包摂のための平等な尊厳および権利を認識させ、スティグマを打破することができる。この点は下に列記した勧告のすべてに当てはまる。

2. スティグマをより強める差別的な言葉、特に「leper」及び他言語における同様の用語の使用をやめるべきである。この用語は上記で説明した理由に加え、病気により個人を定義するゆえ侮蔑的である。そして、「leprosy」という言葉を比喩として使用することも避けるべきである。

5点の勧告
1. 全ての宗教指導者は、それぞれの信者団体において重要な役割を担っている以上、重要かつ緊急の課題として、教義、書物、演説においてハンセン病は治る病気であり、ハンセン病患者・回復者やその家族を差別する理由など一切ないことを人々に広く知らしめ、ハンセン病患者・回復者に対する差別を撤廃に向けて尽力すべきである。

2. 各国政府には、ハンセン病患者・回復者および家族に対する差別の撤廃に関し2010年に国連総会が採択した決議に付随する「原則及びガイドライン」の実施のため最大限の努力をすることを奨励する。「原則及びガイドライン」は完全に実施されなければならない。さもないと、ただ単に空虚な宣言として残るだけである。

3. ハンセン病患者・回復者に対する差別法や規制を修正もしくは撤廃すべきである。家族、職場、学校、その他直接間接にハンセン病患者・回復者を差別する政策は、ハンセン病を理由とした差別は許されないとの認識の下に変更されなければならない。

4. ハンセン病及びその合併症の予防と治療を促進するため、新たな治療法の確立を目指して、さらなる科学的研究が必要である。

5. ハンセン病およびそれに起因する差別のない世界の実現に向けて、全ての教会、宗教団体、国際組織、政府、主要な財団、NGO、病気との闘いに尽力してきたハンセン病患者・回復者の協会が一致団結して、協力に向けての共同計画を策定すべきである。

8月30日(火) [2016年08月30日(Tue)]
8月30日(火)

7:30 朝食

8:30 ホテル発

10:00 ヤンゴン発

11:00 ネピドー着

@ネピドーには、片側9車線の道路があります!.JPG
ネピドーには片側10車線の道路があります!


12:00 樋口建史大使、丸山市郎公使との昼食

13:30 チョウ・ティン・スエ国家最高顧問府大臣

Aチョウ・ティン・スエ国家最高顧問府大臣.JPG
チョウ・ティン・スエ国家最高顧問府大臣


18:30 樋口建史大使、丸山市郎公使との夕食
8月29日(月) [2016年08月29日(Mon)]
8月29日(月)

4:30 ナイロビより、ドバイ着(空港待機約4時間半)

9:00 ドバイ発

18:30 バンコク着(空港待機約2時間半)

21:00 バンコク発

IMG_0888.jpg
バンコクからヤンゴンへ向かう機内での夕食


22:10 ミャンマー・ヤンゴン着

23:00 ホテル着

「障がい者支援活動」 [2016年08月29日(Mon)]
「障がい者支援活動」


日本財団では「手話言語法の制定」に向けて、全日本ろうあ連盟の石野富志三郎理事長をはじめ、連盟の皆さんと協力して悲願実現に向けて努力しているところである。

全日本ろうあ連盟の努力で「手話言語法の制定」を国に求める意見書は、国内全て、1,788の地方議会で採択されている。又、50の自治体でも手話言語に係わる条例が制定されている。昨年は石野富志三郎理事長と共に全国から集まった2,000人のろう者の先頭に立ち、衆議院、参議院へ請願デモを行ったことは2015年9月28日のブログで報告した通りであるが、パラリンピックを契機に、インクルーシブな社会を作るべきなのに、国会議員にはその意欲がない。これだけ全国的に機運が盛り上がっているのに議員連盟すら存在しない。国会議員の動きは鈍く、障がい者の社会参画への意識も薄いといわざるを得ない。

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衆議院、参議院へ請願デモ


驚くことに、ろうあ学校では手話を十分使えない先生方も大勢いると聞く。1936年、鳩山由起夫氏の祖父・鳩山一郎文部大臣がろうあ者に対し、読唇法といって健常者の話す唇を見て理解しろとの教育方法の残滓が今も残っているのである。

ここにきて、心ある各県の知事が立ち上がってくださった。7月21日に衆議院第一会館大会議室で「手話を広げる知事の会」設立総会が開かれ、手話条例を最初に制定した平井伸治鳥取県知事が代表発起人に就任された。我々の悲願達成に力強い援軍の誕生である。

それにしても1億総活躍時代と華々しい政策の中で、IT時代で障がい者が社会参画する機会の増加でタックスペイヤーになる可能性が大いにあるのに、政治家の関心が薄いのは残念至極ではある。

しかし、あきらめない心を持って努力を継続し、「手話言語法の制定」実現への願いを込めて記念講演をさせていただいた。

***************


2016年7月21日
於:参議院議員会館講堂


ご紹介を頂きました日本財団の笹川です。

昨年8月、石野会長を含め全国から2000人を超える有志が集まってくださり、衆議院、参議院で請願デモをやりましたね。 私も参加させていただきました。 その時は各党の政治家から「頑張ってください」という声を頂きました。

私はまともにこれを受取り、政治家がすぐ動いてくれると思っていましたが、誠に残念ながら、手話言語法を制定するための議員連盟すら出来ていません。ただ単に「一票が欲しい」「当選したいために顔を売るだけ」という政治家が多いのです。

そういう中で、知事の皆様方、特に鳥取県の平井知事が日本で最初に条例を制定して下さり、各市町村レベル全ての議会が賛同してくれました。それを受け、全国手話を広める知事の会が平井知事を代表にして設立されたことに深く敬意を表します。

そもそも私が障がい者問題に関わり始めたきっかけは、40年以上に渡って世界中のハンセン病をなくす活動を続けてきたことにあります。先週もアフリカのカメルーンという国のジャングル奥深くまで入りました。そういうところに住む人にもハンセン病の障がいがあり、偏見と差別に苦しんでいるのです。その中で、私は世界中の障がい者の生活の現状を見聞きし、「これこそ日本財団がやらなければならない仕事である」「障がい者の方々が健常者と共に生活できる社会を創ることが私たちの使命である」と考えて活動に参加させていただいております。来月にはアメリカ・フロリダ州で開かれる世界盲人連合の大会でも基調講演をさせていただきますし、国連の場でも障がい者問題に対して活発に活動させていただいています。

2020年には東京でオリンピックが開催されます。ロンドン・オリンピック・パラリンピックではパラリンピックが大成功し、「今後のオリンピックは、パラリンピックの成功なくして成功はなし」といわれる時代になりましたが、残念ながら日本の動きは大変鈍かったのです。

少し宣伝になりますが、私は「日本財団パラリンピックサポートセンター」を立ち上げ、財団ビルに全ての競技団体に入っていただきました。既にとても活発に活動を始めています。パラリンピックにろう者は含まれていませんが、パラリンピックの意義するところは何かを少し説明させていただきたいと思います。

何のためにパラリンピックを日本でやるのか。皆さん考えてみてください。先般、私は2020年を目指してUNESCOの事務局長と契約を交わしてきました。スポーツだけではありません。手話で歌を歌うろう者もいらっしゃいます。楽器を操り、それにあわせてダンスを踊るろう者もいらっしゃいます。障がい者の中にはそのように素晴らしい才能を持った人たちがいらっしゃるわけで、障がい者が常に国や公的機関からの支援によって生活をしているのだという一般国民の常識は変えなければいけません。障がい者の方々が目標を持って社会に尽くしているという事実が既に存在しているのです。

先頃、私たちは小さなレストランを文京区に開設しました。全てろう者がやっています。立派なメニューに指を差すと、ちゃんとうなずいて料理が出てきます。わからないことがあれば、ちょっと書けば、相手もそこに答えを書いてくれ、何の不自由もありません。

私はその2020年を目指して、何故パラリンピックに力を注ぐのでしょうか。ちょっと難しい言葉で恐縮ですが、2020年以後にインクルーシブな社会を創りたいからです。日本が世界の先頭に立って、障がいのある人もない人も、全ての人が共に生活できる社会を創るということです。

障がいがあっても、健常者より優れた才能を持った人はたくさんいます。障がい者は行政からの支援だけで生きているのではありません。世界には大成功している障がい者の企業家もいらっしゃいます。このような方々に日本に集まっていただき、健常者よりも障がい者がはるかに優れた点もたくさんあるのだということを見ていただき、2020年のパラリンピックを契機に障がい者や健常者という言葉すらない社会を創ることが東京オリンピック・パラリンピックのレガシーだと考えています。

そういう意識を、今日お集まりの知事の皆様がお持ちであることは大変心強いことではありますが、残念ながら、ここ議員会館にいらっしゃる国会議員の皆様には全くその意識がない。これをどのようにしてこれから攻めていったらいいのか。それは、協力しない人には一票を入れないようにしなければいけないのです。

既にお隣の韓国でも手話言語法が出来ました。世界中で動いているにもかかわらず、日本の国は動いていません。石野理事長をはじめとして連盟の皆さんが日夜努力に努力を重ねてきて、やっと知事会の皆様方が声を上げてくださったことは大変心強いことで、他の国ではこんな団結した組織はありません。しかし、請願デモまでやらなければ法律を作れないような国もありません。日本が「先進国だ、民主主義の国だ」などといっているのは政治家だけです。社会課題を自ら見つけ出し、解決していくのが国会議員の仕事なのです。

ということで少しアジ演説が過ぎましたが、どうか一つ皆さんと力を合わせて手話言語の法律を作りましょう。世界には手話を憲法で定めている国もたくさんあります。法律で定めている国は36カ国もあります。

少子高齢化といわれていますが、次代を担う大切なろう者のお子さん方の現状を見ますと、本当に残念に思います。世界の中でも日本は後進国です。手話で教えられる先生方はいったい何人いるのでしょうか。まず子供の教育のために、手話できちっと教育が出来る先生の養成をしないで次代を担う日本の若者をどうやって育てるのでしょうか。

このような問題も含め、新しい日本を作るためには、そして障がい者が社会の中で生き生きと生活できる環境を作るためには、法律制定も大事ですが、2020年のパラリンピックを契機として、国民一人ひとりがインクルーシブな社会を作っていくために今から動かなければ遅いのです。

今回、平井知事を中心に知事の皆様が立ち上がってくださったことは本当に力強いことです。どうか一つお集まりの皆様方と共に、パラリンピックのレガシーとして、まず手話を言語として認めていただき、2020年以降、「障がい者」「健常者」そういう言葉もない、全て日本国民として平等な生活が出来る、そういう国にしようではありませんか。

ありがとうございました。


8月28日(日) [2016年08月28日(Sun)]
8月28日(日)

7:00 朝食

9:30 ホテル発

12:40 TICAD分科会「各テーマセッションからの報告」にて発表

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分科会で発表

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14:00 関係者との昼食

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会場周辺をぶらり


18:30 ホテル発

19:20 空港着(空港待機約3時間半)

23:00 ナイロビ発、ドバイへ

8月27日(土) [2016年08月27日(Sat)]
8月27日(土)

6:00 朝食

6:40 ホテル発

7:00 第6回アフリカ開発会議(TICAD)会場到着

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ナイロビの中心地のTICAD会場に到着


9:00 TICADオープニングセッション

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TICADオープニング会場


10:30 イブラヒム・ケイタ マリ大統領

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ケイタ大統領


12:00 ササカワ・アフリカ協会(SAA)展示ブース

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SAAの展示ブースにて


14:00 SAA30周年記念イベント(スピーチ)

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SAA30周年記念式典でのスピーチ

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14:30 SAAとアフリカ開発銀行との署名式

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SAAとアフリカ開発銀行との署名式


14:40 安倍総理挨拶

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左から、オニャンゴSAA会長、安倍総理
アデシナ・アフリカ開発銀行総裁、ソグロ元ベニン大統領、筆者

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無事に30周年式典が終わり、ホッと一息のSAAメンバーと


16:30 朝日新聞インタビュー

19:00 日本政府主催レセプション

20:00 関係者との夕食
8月26日(金) [2016年08月26日(Fri)]
8月26日(金)

7:00 朝食

12:30 関係者との昼食

14:00 世界海事大学(WMU)フェローとの面談

@ 500キロ離れたところからわざわざ駆けつけてくれたWMUフェローたちと.JPG
500キロ離れたところから駆けつけてくれたWMUフェローたち


15:30 アミン(Salim Amin)氏によるインタビュー

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インタビュー

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長身のアミン氏と並んだら・・・


16:00 ムティガ(Murithi Mutiga)氏によるインタビュー

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若手ジャーナリスト(Nation Media Group受賞者)のムティガ氏と


18:00 リゴベルト(Rigobert Minami Bihozo)氏

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第2回SYLFF賞受賞者 リゴベルト氏


18:30 ササカワ・アフリカ協会夕食会

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ササカワ・アフリカ協会夕食会にて
各国のカントリーディレクターと

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元ベニン大統領、ササカワ・アフリカ協会のソグロ理事と
「少年剣道大会」 [2016年08月26日(Fri)]
「少年剣道大会」


全日本剣道道場連盟主催で、毎年全国各地で勝ち抜いた少年少女剣士約2,000名が武道の聖地・日本武道館に集結し、大会を行っている。日本財団はこの大会を支援している関係で挨拶の機会をいただいた。

全国にある剣道場は町の中にあるところも多いが、個人の敷地の中で剣道を趣味とした父親が子供や孫の心身の鍛錬のために作り、広く町の子供達に開放された道場も多い。礼に始まり、礼に終わる少年少女が剣道衣に面をつけて「しない」を持った姿はすがすがしい。近年、少女の選手が増加しているのもすばらしいことである。

ご臨席を賜った名誉総裁の三笠宮瑤子女王殿下は、原稿なしでスピーチをされる。剣道五段の腕前であるが、五段のテストは厳しく、二度失敗の上三度目に合格したと、自らのスピーチで述べられていた。

日本剣道連盟の福本修二専務理事は、剣道はオリンピック種目には入らないと断言されていた。柔道や空手などの日本古来の心身鍛錬の武道が、オリンピック種目になってから単なるスポーツとしての勝負にこだわり、美しさを失ってしまったという。けだし名言であり、私も支持したい。

ただ一つ残念なことは、この大会で数回注意したのだが、選手たちが国家「君が代」が歌えないというか、声が出ないのである。世界中、国歌斉唱は老若男女、子供たちまで大きな声を出して歌う。先般、森喜朗オリンピック組織委員長が選手壮行会で「声を出して歌いなさい」と苦言を述べられたが、正論であろう。

以下はショートスピーチです。

**************


2016年7月26日
於:日本武道館


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私は毎年、この大会に来ることを楽しみにしています。今日の皆さん方の輝いた目、そして鍛えられた体、皆さん方の素晴らしい鍛錬の成果をここに見せて頂き、私は皆さん方に負けないように頑張れという激励をもらえるような気がするのです。あとで鏡を見て下さい。皆さん方は本当に素晴らしい顔をしています。「僕ってこんなにいい男なのか」「私はこんなに輝いているのか」と必ず思うはずです。

日々の訓練は大変だと思いますが、我慢して粘り強く続けるということはとても大切なことです。少し難しい言葉ですが「記憶の美化作用」という言葉があります。辛く、厳しい訓練に耐え抜いたことが、大人になると楽しい思い出に変わるのです。人は武道を通じて心と体を鍛えることができます。武道は素晴らしいものです。その中でも特に、剣道は世界一だと思います。皆さん、よくぞ剣道を選んで下さいました。剣道をやることを誇りに思ってください。この憧れの武道館に座った感じはいかがでしょうか。きっと大人になった時に「あぁ、あそこに座ったな」と懐かしい良い思い出に変わることでしょう。皆さんには我慢して、剣道を一生懸命続けて頂きたいと思います。

多くのご両親をはじめ、先生、ご出席の皆様方、どうか我が子、我が教え子だけでなく、剣道の素晴らしさを周りの方々にも伝え、広めて頂けると大変有難いです。

心身ともに健全に、こんなに素晴らしい子供たちが育っていることは、道場主、あるいは道場の運営に日夜尽力して下さっている関係者のおかげで感謝申し上げますと同時に、これからも宜しくお願いいたします。そして、1年間手塩に掛けてこの大会を作り上げて下さった道場連盟の関係者の皆様にも厚く御礼を申し上げます。

今日は大いに日頃の鍛錬を発揮して頂きたいと思います。
今日ここに来られた皆さん、おめでとう!

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連盟の弁論大会最優秀賞者に対し、記念品の胴を贈呈


8月25日(木) [2016年08月25日(Thu)]
8月25日(木)

7:30 ロンドン着(空港待機約2時間45分)

空港でもエスカレーターは使わず階段を使います.JPG
空港でもエスカレーターは使わず歩け、歩け!


10:15 ロンドン発

20:25 ケニア・ナイロビ着

22:00 ホテル着
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