• もっと見る
« 2012年06月 | Main | 2012年08月»
leprosy.jp
resize.png日本財団はハンセン病の差別撤廃を訴える応援メッセージサイト「THINK NOW ハンセン病」を開設。皆様からのメッセージを随時募集・配信しています。
Google
<< 2012年07月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
プロフィール

笹川 陽平さんの画像
笹川 陽平
プロフィール
ブログ
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
リンク集
https://blog.canpan.info/sasakawa/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/sasakawa/index2_0.xml

7月31日(火) [2012年07月31日(Tue)]

7月31日(火)

7:30 朝食

8:30 在タイ国大使館岡田隆公使

10:00 The Nations インタビュー

The Nations インタビュー.JPG


11:00 ヘラルド・トリビューン インタビュー

12:00 共同通信

13:00 日経新聞

15:00 朝日新聞

17:00 読売新聞

18:30 在タイ日系メディアとの夕食懇親会

7月30日(月) [2012年07月30日(Mon)]

7月30日(月)

7:30 朝食

10:00 記者会見 16社 25人

記者会見.jpg

11:00 個別インタビュー ロイター、MRTV3, MRTV4,Myanmar Times, Myanmar Post

記者会見2.jpg


13:00 ロス・ダンクリー氏と昼食

14:00 ホテル発

14:40 空港着

17:20 ヤンゴン発

19:00 バンコク着

20:00 スリン・ピッスワンASEAN事務局長との夕食会


スリンさん.jpg

「ロシアの空港風景」 [2012年07月30日(Mon)]

大混雑の空港.jpg
大混雑のロシアの空港


「ロシアの空港風景」


久しぶりのロシア訪問で、モスクワの飛行場が二ヶ所になっているのを初めて知った。

日本から到着したのはドモデドヴォ空港で、そこから乗り継ぎのためのシェレメテボ空港への車の移動は渋滞で3時間近くもかかり、少々驚かされた。

かつて薄暗く陰気だった空港は、西洋並の垢ぬけた近代的な空港に変身していた。搭乗手続きに手間取っている間、ベンチに腰掛け、行き交う旅行客をぼんやりと眺めていた。スーツケースを引きずりながら歩く人、大きな荷物を担いで子供の手を引いている人、固く手をつないで歩く若いカップル。その中でスタイル抜群で大胆な超ミニスカートの女性が通り過ぎるとついついその姿を追ってしまい、自分の習性に苦笑いせざるを得なかった。

表面的には近代化された空港ではあるが、車いすの利用者は皆無で、まだまだソフト面のサービスは遅れているようであった。

途上国の空港では中身を盗まれないように荷物に薄いビニールを巻きつけるサービスがある。モスクワ空港ではこのサービスが大繁盛で、長い列を作っているのは異様な光景であった。

ビニールのサービス1.jpg
ビニール包装のサービス

ビニールのサービス(行列).jpg
ビニール包装を待つ長い行列


大した金目のものが入っているように見えない荷物を一人で3〜4個も巻いている人がいる。ロシアの教師の初任給が12,000ルーブル(約30,000円)、消防士は約20,000ルブール(約50,000円)と聞いている。ビニール巻き付けの料金は1個300ルーブル(約750円)もするのだから4個で1,200ルーブル(約3,000円)。相当高額なサービスである。

このサービスを受けるということは、荷物をチェックインしてから到着地で受け取るまでに盗難の可能性大ということだろう。

かつてのイギリスのヒースロー空港はよく盗難事故があった。現在、アメリカでは、たとえ盗難の恐れがあっても、セキュリティーの関係で鍵はかけられないことになっている。アメリカ発、途上国行きの便で、到着地での盗難はないのだろうか。

ロシアの例を見るまでもなく、途上国の到着地で中身が盗難にあうことはよくあることだが、私は未だにそのような経験にあったがことがない。幸運なことなのかも知れない。

7月29日(日) [2012年07月29日(Sun)]

7月29日(日)

7:30 朝食

9:00 障害者支援組織/ニュー・ワールドへの180万ドル贈呈式典

2012072903.jpg


2012072904.jpg


2012072902.jpg


10:00 NDF(National Democratic Force, 国民民主勢力)本部にてキン・マウン・スエ議長らと会談

12:15 ミャンマー医師会

13:00 ニューワールド、ミャンマー医師会メンバーとの昼食会

17:00 The Voice Weekly インタビュー

18:30 日本財団関係グループ夕食会

2012072901.jpg

7月28日(土) [2012年07月28日(Sat)]

7月28日(土)

6:30 朝食

15:00 アウンサン・スー・チー女史

スーチーさんと3.jpg
アウンサン・スー・チー女史

スーチーさん、会談は45分に及んだ.jpg
会談は45分に及んた

ネピドーにあるスーチーさん宅前.jpg
ネピドーにあるスーチーさん宅前

スーチーさん宅前を別段気にせずに通り過ぎる村人たち.jpg
スーチーさん宅前を平然と通り過ぎる村人たち


16:00 ネピドーからヤンゴンへ陸路で出発

22:00 ヤンゴン・ホテル着(移動時間6時間)

7月27日(金) [2012年07月27日(Fri)]

7月27日(金)

7:30 朝食

8:50 アウン・ミン(Aung Min)鉄道大臣

2012072705.jpg


10:00 アウン・チー(Aung Kyi)社会福祉・労働大臣(筆者右が大臣。障害者団体MILIも同席)

2012072704.jpg


12:00 チョー・ミン(Kyaw Myint)USDP執行委員、前保健大臣

2012072701.jpg


13:00 関係者との昼食

14:20 ペ・テン・キン(Pe Thet Khin)保健大臣

2012072702.jpg


17:00 ワナ・マウン・ルウィン(Wanna Maung Lwin)外務大臣

19:00 テー・ウー(Htay Oo)USDP総書記との夕食会

産経新聞『正論』「漂着物処理に自衛隊を派遣せよ」 [2012年07月27日(Fri)]

a0c09_103_9a83bfd5f4ed67e6b7b585a8dd090a0d[1].jpg


「漂着物処理に自衛隊を派遣せよ」
―産経新聞『正論』―


東日本大震災の漂流物が、一部、アメリカ沿岸に到着し始めた。住民の一部に福島原発事故の放射線物質を含む漂流物があるのではとの誤解もあるようで、日本の早急な対応が必要である。

そこで、下記のような論を緊急に投稿しました。
読者のご批判を賜りたい。

2012年7月26日
産経新聞 東京朝刊


東日本大震災から1年4カ月。大津波で太平洋に流出したがれきが米国やカナダの西海岸に本格的に漂着し始めている。漂着物はたどり着いた国が処分するのが原則で、国際法上、日本に回収義務はない。しかし、大震災で日本は、米国の「トモダチ作戦」をはじめ世界各国から多大な人的・物的支援を受けた。今度は日本が行動で「感謝」を示すときである。

 ≪目に見える行動こそ必要≫
 それには自衛隊の派遣に勝る策はない。東北の被災地と同様、漂着地で自衛隊と米軍がともに汗を流す姿が再現されれば、日本の誠意は米国民に伝わり、大災害における両国の末永い協力関係も確立する。その際は、われわれ日本財団もNPO(民間非営利団体)やボランティアを現地に派遣して全面的に協力する用意がある。

 東日本大震災では岩手、宮城、福島3県だけで2000万トンに上るがれきが発生し、うち約500万トンが津波で太平洋に流出した。内閣官房総合海洋政策本部のシミュレーションによると、このうち7割は近海に堆積、残る150万トンも偏西風に乗って漂流する間に大半が海中に沈むが、最終的に4万1300トンがアラスカ州からカリフォルニア州にかけた北米大陸の西海岸に漂着する。

 ピークは今秋から来春。既に今年春ごろから漂着が始まり、表面に書かれた学校名を手掛かりにバスケットボールが被災地の中学校に送り届けられるなど心温まる話題もあるが、アラスカ沖やオレゴン州にはイカ釣り漁船や長さ20メートルもの浮桟橋が漂着し、海上交通の危険だけでなく、生活環境や野生生物の生息地の破壊なども懸念されている。

 漁船は米沿岸警備隊が撃沈し、浮桟橋の処理にはオレゴン州が9万ドル(約720万円)を支出、米海洋大気局(NOAA)は今月、アラスカ、ワシントン、オレゴン、カリフォルニア、ハワイの5州に清掃費名目で計25万ドル(約2000万円)を拠出すると発表した。しかし、各州に対策費の備えはなく、米議会からは「日本に費用分担を求めるべきだ」といった声も出始めた。

 ≪まず首相が意思表示を≫
 日本政府にも回収費用の一部負担を検討する動きがあるようだが、賛成しかねる。1991年の湾岸戦争で日本は130億ドルもの巨費を拠出しながら、国民の納得も外国の評価も得られなかった。理解と協力を得るには、目に見える具体的な行動こそ重要である。

 海外の災害では99年のトルコ北西部地震、2001年のインド西部地震、10年のパキスタン洪水などでも自衛隊が派遣されている。根拠となる「国際緊急援助隊の派遣に関する法律」は、対象を「海外の地域、特に開発途上にある海外の地域」「大規模な災害」とするとともに「(当該国の)政府又は国際機関の要請」を派遣の前提としている。

 「米国が対象地域に含まれるか」「がれきの漂着が大規模災害に当たるか」「米国政府が果たして派遣を要請するか」といった疑問もあるようだが、法律が合わないのなら新たにルールを作れば済む。広範かつ長期にわたる膨大ながれきの漂着は、大災害以外の何ものでもなく、手を取り合って処理に当たれば、間違いなく日米両国民の信頼は強化される。まずは野田佳彦首相が自衛隊派遣の必要性と派遣に向けた明確な意思を表明すべきである。

 ≪災害相互協力は日米同盟の柱≫
 沿岸海域での危険な大型漂流物の処理から、陸に打ち上げられたがれきの回収・分別まで幅広い作業が予想され、大型重機や焼却炉なども必要となる。世界最先端の災害技術を持つ自衛隊に期待される役割は大きい。そこに日本のNPOやボランティアが参加して直接、がれきの回収処理に当たれば、漂着物に対して米国民が持つ放射能汚染の恐怖も緩和される。漂着物は福島原発事故の発生前に大津波で洋上に運ばれた家屋などの木材がれきで、もともと放射能汚染の可能性はない。理屈より行動で示すことが、何よりも安心感の共有につながる。

 われわれは東日本大震災の被災地で活動する約700のNPOを支援する一方、学生ボランティア多数を被災地に派遣し、米国を含む多くの外国人学生も参加した。自衛隊派遣が実現すれば、蓄積したノウハウを活用してボランティアの参加を支援したいと考える。

 各種世論調査によると、「トモダチ作戦」の後、日本人の対米好感度は85%と高い数字を記録、「日本を信頼できる」とする米国人も70%と、引き続き高い数字を保っている。半面、集団的自衛権の解釈や難航する米海兵隊の普天間飛行場の移設問題などで日本とのパートナー関係の先行きを不安視する向きも少なくない。

 大災害は今後も起きる。手厚い災害相互協力は日米同盟の柱ともなる。ともに汗を流せば「信頼の絆」も強まる。仮に米側の事情で実現しなくとも、わが国が明確な意思表示をすることで、その心意気は伝わる。政府の迅速な決断を期待してやまない。(ささかわ ようへい)



7月26日(木) [2012年07月26日(Thu)]

7月26日(木)

7:00 朝食

8:00 Myint Hlaing(ミン・ライン)農業大臣

10:00 テイン・セイン大統領

大統領.jpg
テイン・セイン大統領

大統領官邸内の護衛.jpg
厳重な大統領官邸内の護衛


12:00 フラ・ミン国防大臣

13:00 関係者と昼食

18:30 テー・ウーUSDP総書記との夕食会

7月25日(水) [2012年07月25日(Wed)]

7月25日(水)

6:00 ホテル発

6:30 ヤンゴン空港着

7:15 ヤンゴン発

8:00 首都ネピドー着

9:00 ソー・ティン(Soe Thein)工業大臣

12:00 関係者との昼食

13:00 イエ・トゥ(Ye Htut)情報省局長 図書100冊寄贈

25日100図書寄贈式.jpg
図書寄贈式


14:00 幸運の象徴である白像に再会

昨年12月に見た白像の親子.jpg
昨年12月に会った白像の親子と再会


かなりいたずらっ子になっていました.jpg
かなりいたずらっ子になっていました


16:00 テイン・テー(Thein Htay)国境地域・産業開発大臣

開発大臣と.jpg
テイン・テー産業開発大臣


18:00 ティン・ニュン元伝統医療局長らとの夕食

「ロシアの仏教国」―カルムイク自治共和国― [2012年07月25日(Wed)]

「ロシアの仏教国」
―カルムイク自治共和国―


カルムイク自治共和国はロシア連邦内唯一の仏教国である。カスピ海の北西に位置し、人口は約30万人。地名の「カルムイク」はモンゴル系民族の名称で、ロシア連邦内に約16万人がおり、そのうち14万6000人がここに住む。

首都エリスタはカルムイク語で「砂のある土地」を意味するそうだ。ヴォルガ河がカスピ海に注ぐアストラハンからエリスタまでは車で約5時間の距離。目的地ゲオルギエフスクのテルスキ・ハンセン病療養所を訪問する途中、ここで昼食をとることになった。

チベット仏教ということで大いに期待していたが、ロシア風の建物が並ぶ街を行きかう人々の服装はロシア人と変わりはなく、仏教国の雰囲気はまったくなかった。唯一ひときわ目立ったのは釈迦牟尼寺で、いつ建設されたかは不明だが、比較的新しい寺のように見えた。敷地も広く、垣根には朝顔の蔓がしっかりと巻きつき、可憐な花を咲かせていた。

釈迦牟尼寺1.jpg
釈迦牟尼寺

釈迦牟尼寺2.jpg
釈迦牟尼寺前に立つ筆者


明らかにモンゴル系の顔立ちの老若男女が厳かに手を合わせて祈っている姿は、日本の寺院での参拝客の態度とは異なり、信心の深さを強く印象付けるものであった。

本堂の大きな釈迦牟尼像の脇には活仏ダライ・ラマ師が訪問された時の大きな写真が飾られていた。師とは今年の8月、インドでお目にかかる予定であり、大いに楽しみにしている。いつも私の手を握りながら話される師は、次回も同じように接してくださるのだろうか。恐縮なことである。
| 次へ