ミャンマー国会議員 超党派で来日
「ミャンマー超党派国会議員初来日」
笹川平和財団と日本ミャンマー協会の協力で、与党USDP総書記のテ・ウー下院議員を団長に、初の超党派議員団の来日が実現した。
H.E. U Htay Oo (テー・ウー) ミャンマー連邦議会 下院議員 USDP総書記
H.E. U Aye Myint (エー・ミィント) ミャンマー連邦議会 下院議員 USDP
U Hkyet Thing Nan (ケッ・ティン・ナン) ミャンマー連邦議会 下院議員 UDPKS
U Khon Maung Thaung (クン・マウン・タウン) ミャンマー連邦議会 下院議員 PNO
U Tin Maung Win (テン・マウン・ウィン) ミャンマー連邦議会 下院議員 USDP
*****************
SPF・日本ミャンマー協会・日ミャンマー友好議員連盟共催レセプション
―挨拶要旨―
2012年6月14日(木)
於:ホテル ニューオータニ
テー・ウー閣下はじめ超党派の議員の先生方、ようこそ日本にお越し下さいました。心から歓迎申し上げ思います。
先般、テイン・セイン大統領閣下が国家元首として28年ぶりの訪日を果たし、長い間の懸案でありましたミャンマーと日本における経済協力関係が正常化致しました。そして今回、テー・ウー総書記閣下にお越しいただき、つい先ほど野田総理大臣との会談を成功裏に終えたと伺いました。これでミャンマーと日本との新たな関係構築が正式に始まったことになり、ご出席の各界の代表の皆さまと共に、心より嬉しく思っております。
ミャンマーと日本との関係、特に外交関係におきましては、難しい時期が長く続いて参りました。しかし、世界で最もミャンマーを愛する我々日本人のミャンマーとの間に正常な関係が再開したという喜びは、この場にこれだけ多くの各界を代表する指導者にお集まりいただいたということで、テー・ウー閣下を始め、来日された国会議員の方々にはご理解いただけるものと思います。
テー・ウー閣下
4日間という大変タイトなスケジュールではございますが、日本の国民、そして本日ご来席の日本を代表する政界、経済界、学界の方々、或いは諸団体の方々が如何にミャンマーを愛し、発展を望んでいるかということを知っていただき、我々日本人は、貴国のために情熱を持って最大限の努力を捧げる用意があるということもご理解いただければと思います。
ミャンマーと日本との関係が正常化し、このようにテー・ウー閣下をはじめとする皆様をお迎えできるようになったのも、日本・ミャンマー協会の渡邉秀央会長が、長い間静かな外交を地道に展開してこられた努力の結果であり、心より御礼申し上げます。
最後になりますが、帰国されましたら是非ともミャンマー・日本間の関係の正常化が政治レベルではなく、各界レベル、最終的には国民と国民のレベルまでに信頼関係が確立されることを強く希望しているとミャンマーの国民の皆さまにお伝えを頂きたいと思います。