世界海事大学の笹川フェローもたくさん駆けつけてくれた
―大統領、閣僚との会談―
「ミャンマー訪問」その8
新首都ネピドーは実質2日間の滞在であったが、ティン・セイン大統領との会談、政権基盤である与党USDP(連邦団結発展党)のテー・ウー総書記及び中央委員5名と会談、ワナ・マウン・ルイン外務大臣とは2014年のミャンマー・アセアンサミットへ向けての人材養成支援について、アウン・チー労働・社会福祉大臣とは障害者の組織化と国際障害者芸術祭の開催について、テイン・テー辺境国境大臣とは辺境地域での小学校建設の拡充について、チョウ・ミンUSDP中央委員(前保健大臣)とは伝統医療薬品の配布事業について会談。ソー・テイン工業大臣、ミャ・エイ教育大臣はティン・セイン大統領との会談に同席され面識を得た。
ヤンゴン市長とは旧知の間柄で、単なる表敬訪問。
スーチー女史との会談は、既に12月27日、28日のブログにアップしたので割愛。
今回は大野修一国際担当の発案で、今まで日本財団、笹川平和財団などが援助した奨学生や協力者がはじめて一同に会した。
国連平和大学奨学生、世界海事大学奨学生、障害者、学校建設、伝統医薬品配布、公務員研修、ハンセン病等々の当事者や協力者約100名が出席して下さり、久し振りの顔合わせに賑やかで楽しい会となり、今後、連携を強化してネットワークを構築することになった。
ミャンマーの参加者のほとんどが赤ワインを飲み、日本人関係者はビールと、珍しい色分けとなった。ワインはミャンマー製だが、雰囲気も良かったせいか合格点であった。中国で赤ワインが健康に良いとの情報は知られているが、ミャンマーまで情報が流れているとは・・・。フランスのセールスプロモーションは秀逸。にもかかわらず、近年、多くの国々でワイン生産が始まり、高級品を除き、フランスワインの販路が急速に衰えていることは皮肉である。
ミャンマー人は手に手に赤ワイン
要人面談にキャンセルのない珍しい出張でもあった。