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笹川 陽平
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10月31日(金) [2008年10月31日(Fri)]

10月31日(金)

 09:00 自宅発 ニューデリーへ

 19:00 ニューデリー ホテル着

 20:00 ササカワ・インド・ハンセン病財団 関係者との夕食会

「ノーベル賞」その3 [2008年10月31日(Fri)]


2度おいしいのはアーモンドグリコだけ?


「ノーベル賞」その3
〜平和賞とグリコは二度おいしい〜


ノーベル平和賞とグリコのアーモンドグリコ・キャラメルには共通点がある。アーモンドグリコは昭和30年に発売され、「1粒で2度おいしい」で爆発的なヒットとなった。

ノルウェーにとっては、一年に一度、ノーベル平和賞の発表でその存在を世界に知られるビック・イベントである。各ノーベル賞の受賞候補者の名前は、事前には絶対に洩れない秘密主義をとっているが、どういうわけか、平和賞だけは受賞者発表の10日ぐらい前になると、毎年決まって「今年の有力候補者」と称して名前が洩れ、新聞報道となる。

しかし、これまで事前に洩れた候補者で受賞した人は全くいない。その上でサプライズの発表となるのである。ノルウェーは事前の洩れと本番の二度、その存在を世界に知らしめることになる。候補者やその関係者は喜んだりがっかりしたり・・・罪作りな話である。

今年度の候補者として、中国で投獄されている著名な市民活動家の胡 佳氏やベトナム統一仏教会のディック・クアン・ド師の名前が挙がった。

慌てた中国政府は10月9日の定例会見で秦剛副報道局長が「胡 佳氏は国家政権転覆扇動罪で実刑判決を受けた犯罪者であり、このような人物が受賞すれば荒々しく中国の内政に干渉することになる」と強い懸念を表明した。

ベトナム政府も同様であった。

選考の仕組みを知っていれば早とちりの恥をかくことはなかったのに、ノルウェーはまんまと二度楽しんだことになる。

秘書に叱られた笹川陽平 [2008年10月30日(Thu)]

「秘書に叱られた笹川陽平」


10月、11月、12月と、海外活動が激しい。

10月25日に中国、フィリピンから帰国し、明日からインド出張。
11月3日成田着で翌日4日にはまた成田発アメリカへ。
11月6日成田着。自宅には帰れず、1時間35分の乗り継ぎ時間でそのまま中国。
帰国は9日となる。

その2日後からブラジル出張、戻って1日空けてマレーシア。12月1日からはネパールへと続く。

30年間世話をしてくれている秘書の星野さんに「もう会長のスケジュール管理は出来ません。お若いといっても70歳。いくら健康を考えてスケジュールを組んでも、ご自身でどんどん引き受けられるのですから・・・」と、なかば呆れられ、匙を投げられた格好になっている。

改めてスケジュール表をじっくり眺めて見た。
これではお叱りを受けても仕方がない。
でも、引き受けた以上、休暇はまとめて“あの世”で戴くとして、ひとっ走りしてきます。

「孝ならんと欲すれば忠ならず、忠ならんと欲すれば孝ならず」
の心境です。


10月30日(木) [2008年10月30日(Thu)]


10名の海上保安官が日本研修のため来日



10月30日(木)

 午前中 書類整理、決裁、内部打合せ

 11:30 執行理事会

 13:00 アジア海上保安機関・若手保安官訪日団

 14:00
  〜  グレイトブリテン・ニッポン・ササカワ財団 審査会
 16:00

 16:00 笹川平和財団・羽生次郎会長

「ノーベル賞」その2 [2008年10月29日(Wed)]


日本人で唯一のノーベル平和賞受賞者(ウィキペディアより転載)


「ノーベル賞」その2
〜ノーベル平和賞と佐藤栄作〜


三、四年前だったか詳しくは覚えてないが、佐藤栄作氏のノーベル平和賞受賞を中傷すべく一部外電が「佐藤栄作のノーベル平和賞受賞は問題だった」との報道を流した。この問題は佐藤栄作氏の名誉のみならず日本の名誉をも損なう問題なので、その経過を知る一人として真実を明らかにしておきたい。

佐藤栄作氏のノーベル平和賞の受賞は1974年である。以下はその時の選考委員の一人であったティム・グレーブ氏から私が直接聞いた話である。

ティム・グレーブ氏はノルウェーの夕刊紙の編集長も務められ、1985年に設立したスカンジナビア・日本・笹川財団(ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・デンマーク・アイスランドが参加)のノルウェー選出の初代理事として交誼を得た。ストックホルムで財団の会議終了後、ホテルのバーで談笑した折、問わず語りに佐藤栄作氏のノーベル賞選考過程を語ってくれた。

佐藤栄作氏の受賞の理由は沖縄の平和裡な返還の功績だけではなく、南東アジアの安定と発展に寄与したことが理由である。沖縄返還だけなら交渉相手のニクソン大統領も受賞者になる。又、キッシンジャーとヴェトナムのレ・ドクト、イスラエルのシモン・ペレスとパレスチナのヤセル・アラファトもその列である。

選考委員会では、例年通り、夏休み前の7月前半に前記の理由で佐藤栄作氏の受賞が決定していた。しかし問題が起ったのは選考委員会の受賞決定後、日本の外務省元高官(名前は秘密)がオスロに乗り込み派手な佐藤栄作売込み工作を展開したことであった。

これはノーベル委員会の最も嫌うところである。キャンペーン(売り込み工作)を行った候補者は排除する内規になっているとのことで、今までにも多くの候補者が脱落したと、一人一人の名前を上げて教えてくれた。選考委員会は元外交官の行動で威厳を傷つけられたと、決定を取り消すか否かの大議論になったという。

しかし激論の末「選考委員会は誰からも影響を受けず佐藤栄作を選出していたということで委員会の威厳は保たれており、その後の日本人元外交官の行為は非難されるべきではあるが、佐藤栄作の受賞決定を取り消すほどのことではない」とティム・グレーブ氏は主張し、異論はあったものの受賞が決定したという。

巷間伝えられているように元外交官氏の努力があって受賞したのではなく、逆に佐藤栄作氏は大いなる迷惑を被ったのであり、佐藤栄作氏は実力でノーベル平和賞に輝いたのである。

10月28日(火) [2008年10月28日(Tue)]

10月28日(火)

 08:00
  〜 「語り場」日本財団職員との対話
 10:00

 10:00 米日財団・詫摩武雄理事 

 10:30 世界平和研究所・小島弘参与

 11:45 英国皇太子・コーンウォール公爵夫人・訪日記念レセプション
     於:英国大使公邸

 13:00 野村證券・古賀信行会長

 13:30 日本ゲートボール連合・遠藤容弘専務

 13:45 ブルーシー・アンド・グリーンランド財団・築山陞顧問

 14:30 国土交通省・宿利正史国土交通審議官

 15:00 海洋政策研究財団・工藤栄介常務理事

 15:30 海上保安庁・岩崎貞二長官 

 16:00
  〜 「語り場」日本財団職員との対話
 18:45
     この間、17時に小野清子前参議院議員

10月27日(月) [2008年10月27日(Mon)]

10月27日(月)

 11:00 B&G財団・広渡英治専務理事

 13:00 海洋政策研究財団・秋山昌廣会長

 13:30 剱持昭司・日本財団監事

 14:00 観光庁・本保芳明長官

 15:00
  〜  笹川イスラム中東基金・設立準備委員会
 17:00

 17:40 小野清子氏「旭日大綬章」を祝う会 於:グランドアークホテル

 18:00 日中平和条約30周年記念レセプション 於:ニューオータニ

 19:00 チェコ共和国ナショナルデー 於:チェコ大使館

「ノーベル賞」その1 [2008年10月27日(Mon)]


筆者(左)とアハティサーリ元フィンランド大統領(右)


「ノーベル賞」その1
〜ノーベル平和賞〜


ご存知の通り、今年のノーベル平和賞はフィンランドのアハティサーリ元大統領が受賞された。

平和構築の専門家としての実績も多く、コソボ、ナミビア紛争の解決。インドネシアのアチェの紛争解決には日本政府も関与したが失敗し、アハティサーリ元大統領の努力で解決したことは、「平和構築の仕事〜フィンランド前大統領アハティサーリとアチェ平和交渉〜」(カトゥリ・メリカリオ著/明石書店)の本に詳しい。

ともすれば議論の多いノーベル平和賞ではあるが、今年は万人の認める決定であった。

10月15日(水)、私の提唱した中近東の諸問題解決のための「プラットフォーム」設立にハッサン王子(ヨルダン)が同意され、第1回の国際諮問委員会には、ご多忙の中、アハティサ−リ元大統領もメンバーの1人として出席して下さった。

アハティサーリ元大統領の立派な体格の中に秘められた平和への闘志は、ともすれば近づきにくい印象を与えそうだが、お会いしてみると極めてフランクに感情を表現され、率直なお人柄が紛争解決への信頼醸成に大いに役立っていることを実感させられた。

初対面にもかかわらず不躾な質問をしてみた。

「『平和構築の仕事』の本を読むと非常に短気でおられるようだが、平和構築には忍耐が必要だと思う。問題解決の『手法』として時々意識的に短気になられるのか?」

「わはははぁ」と破顔一笑。

「いや、いつも交渉に時間の無駄がないよう、紛争の当事者に交渉の結論を出すための期限を事前に設定するようにしている。交渉に直接関係ないことで時間の無駄をしたくないので厳しくいってある。だって無駄な時間をかけるくらいなら、私は妻と一緒にいたほうが楽しいからね」とニコッとされた。

アハティサーリ元大統領は現実主義者である。私の夢はイスラエル・パレスチナ問題に、是非、彼の経験を生かして頂きたいと願っている。

ご多忙の中、フィンランド外務省の「フィンランド・ピースプロセス」の専門家であるランタカリ大使や関係者を引率、ご出席下さったのはその意志ありと判断した。

「訂正」 [2008年10月27日(Mon)]

「訂正」


10月15日付「世界日報」と題する記事に世界日報社の岩田均取締役広報局長より一部事実誤認の指摘があり、下記の通り訂正依頼がありましたので、全文掲載させていただきます。

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笹川様のブログ2008年10月15日付け「世界日報」を拝見致しました。海外記事が充実しているなど弊紙を高く評価して頂いた内容に感謝申し上げます。ただ、一点、誤解を招きかねない表現がございましたので、恐縮ですが、ご指摘をさせていただきたくお便りをした次第です。

当欄で笹川様が冒頭、「この新聞は統一教会が発行している新聞である。」とお書きになっていますが、世界日報は株式会社世界日報社が発行する日刊紙であり、宗教法人の統一教会とは全く別法人であります。

あたかも統一教会が発行する機関紙(同教会の機関紙は「中和新聞」とのことです)と誤解されかねますので、今後この点はご留意いただきますとともに「訂正」して下さるようお願い申し上げます。今後とも弊紙は社会の公器として読者の皆様の付託に応えてまいる所存です。

平成20年10月20日

                                  (株)世界日報社
                                  取締役広報局長 岩田 均

10月25日(土) [2008年10月25日(Sat)]

10月25日(土)

 06:00 ホテル発 帰国へ

 14:30 成田着 日本財団へ直行

 15:30 日本財団
      決裁、書類整理

 18:30 自宅着
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