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写真:ハンセン病の現場から「アフリカ・ピグミー族」

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琠獨楲瑳 (10/09)
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マリ共和国大統領 [2006年10月31日(Tue)]

ハンセン病回復者コロニーを視察


07:40 朝食打ち合せ会

09:00 アフリカ零細農業振興シンポジウム

09:30 中島 駐セネガル大使

10:00 ラウル フォレロ マリエンヌ(ジ・コロニー)ハンセン病回復者コロニー

11:00 サマンコハンセン病障害者支援センター

12:00〜13:00 マリ農業大臣昼食会

14:00〜15:00 記者会見10社(TV1社)


トゥーレ マリ大統領と


16:30〜17:20 トゥーレ マリ大統領会談

17:30〜19:30 笹川アフリカ協会20周年記念式典 挨拶(於:大統領官邸)

18:20 トゥーレ マリ大統領から勲章を受ける

20:00 笹川アフリカ協会 カントリーディレクター面談

21:00 ホテル発 帰国へ
佐藤ゆかり代議士 [2006年10月31日(Tue)]
「佐藤ゆかり代議士」



講演後の懇談会で


佐藤ゆかり代議士誕生までの話題は、読者諸兄の良く知るところである。

佐藤ゆかり代議士は、笹川平和財団 汎アジア基金の運営委員として活躍いただいている関係で、先日、日本で開催されたスカンジナビア・ニッポンササカワ財団の理事会のプログラムの一環とし、「日本経済の現状について」と題して講演頂いた。

話の中で、岐阜県の選挙区、武部前幹事長、小泉前総理の順で発言が多かったのは、彼女の置かれている現状を考えると仕方のないことであろう。

しかし、論旨が明快で流暢な英語をあやつり、一人一人とアイコンタクトをとりながらの話術は、出席者を十分納得させるものであった。

1/3以上の国会議員が女性であり、女性政治家への評価が厳しい北欧の理事が、新しい女性政治家の登場に「日本の政治家へのイメージが変わった」という人もおり、絶賛に近い評価は、決してお世辞ではなかった。

国際舞台で大いに活躍できる素質がありながら、選挙区でのしがらみに足をとられているのは誠に気の毒である。しかし、政治家は当選して何ぼのものであるところに過酷さがあり、当然としても残念なことである。
パリからアフリカへ [2006年10月30日(Mon)]
10:00 シャルルドゴール着

16:40 シャルルドゴール発 バマコ(マリ共和国)へ

22:00 バマコ ホテル着

22:30 会議打ち合せ
スカンジナビア財団理事会 [2006年10月30日(Mon)]
「スカンジナビア・ニッポン ササカワ財団理事会」



来日したスカンジナビア財団の理事たちと箱根観光


スカンジナビア・ニッポン ササカワ財団理事会が、日本財団の会議室で開催された。

年一回の理事会の開催は参加6カ国の持ち回りであるが、親日家の理事たちの希望で、4年ぶりの日本での開催となった。

設立して21年。スウェーデンデンマークノルウェーフィンランドアイスランドと我国との学術・文化・福祉・青年交流をはじめ、あらゆる分野の交流事業は7000件を超えた。地味な活動ではあるが、各理事の評価は高く、今後も継続することで意見が一致した。


箱根神社をお参り


理事は、日本、スウェーデンが各3名、その他の国は2名となっており、文化大臣や駐日大使経験者が多い。

スウェーデンの理事の一人は、グスタフ16世国王の姉、クリスティーナ王女である。理事会での発言も活発で、全ての行事に参加され、箱根美術館では、案内人よりグスタフ国王が訪問されたとの説明を受け、感慨深げに秋の庭を散策されていた。



王女はスウェーデン赤十字の会長でもあり、東京での夕食会では、高円宮妃殿下、日本赤十字社の近衛社長ご夫妻とも旧交を暖められ、「有意義な訪日であった」との感謝の言葉を頂戴し、大いに恐縮した。
シカゴからパリへ [2006年10月29日(Sun)]
18:00 シカゴ発 シャルルドゴール(パリ)空港へ
シカゴへ [2006年10月28日(Sat)]
12:30 チャールストンホテル発

19:30 シカゴ着
米日財団理事会 [2006年10月27日(Fri)]

米日財団朝食会議


08:00 米日財団 朝食会議

09:00〜17:30 米日財団 理事会

18:00〜21:30 米日財団主催 夕食会
国際海事大学連合 基調講演 [2006年10月27日(Fri)]
10月15日16日に国連海事大学連合(IAMU)総会出席のため中国大連を訪問。10月16日、大連海事大学で開催された同総会で基調講演した内容を掲載します。

◇       ◇       ◇       ◇


「新しい海事社会への改革に向けて」(IAMUが取り組む課題)

国際海事大学連合名誉会長
日本財団会長
笹川陽平

2006年10月16日
於:大連海事大学

<抄訳、原文英語>

いつの時代をとっても人類の生活と海は密接に関係してきました。20世紀後半に入って全地球規模で発展した海上輸送は、世界規模の物流の中心となり、私たちの生活や国の発展を支え続けています。

世界貿易の90%は海を通じて行われていることを鑑みると、海運が世界経済を牽引している重要な要素であると言えます。

しかし一方において、海上輸送の拡大、港湾設備の拡充、そして新規航路の開発に伴い、海難事故や船からの油流出、海洋投棄、さらには港湾、航路の整備などによる海洋・沿岸域への汚染、人間の健康や海洋生態系への悪影響など様々な問題が起きています。

増え続ける汚染物は海の腎機能をはるかに超えるものとなっています。人類の自由な利用を制限なく受け入れてくれると思われていた海は、その包容力には限りがあり、実は脆弱であったのです。

そして、人間による不注意な開発、利用活動が、海に依存する私たちの生存基盤を脅かしているのです。



これらの海の危機に対処するために、海を利用し、海に作用を与えるだけの活動から、「海を守り、海の変化に人類が適切に対応する活動」に変えていかなければなりません。

特にこの点は、人類の海の活動において大きな部分を占める海事社会・海事活動において、自らの活動を点検し、必要な改革を行っていくことが大きな課題となっています。

これまで、海事社会は、国際海事機関(IMO)を中心に各国が国際協調・国際協力の枠組みの下で、国際的に統一されたルール作りと活動を行ってきました。このことは海洋安全や海洋環境保護の分野でそれなりの成果をあげてきました。

しかしながら、従来の個別対処的なパッチワークのような手法では解決困難な問題が新たに浮上してきました。

例えば、船舶の解撤問題から浮かび上がった環境被害と船舶のライフサイクルを通じた管理の未整備、マラッカ海峡のような重要な国際海域の海難事故や海賊・テロによる環境被害や輸送障害などは、まだ十分な対策が採られていない問題分野です。

そして、皆さんのテーマでもある、「船員」を中心とした国際海運の安全管理体制の構築も対応が遅れている分野のひとつです。

これらの問題の解決には、従来慣れ親しんだ手法や既成の秩序・概念に基づいた取り組みでは不十分です。

私は、昨年6月に国際海事機関(IMO)の招待で各国代表の前で講演する機会を設けていただき、「持続可能な海事活動」というコンセプトを提唱いたしました。

このコンセプトは、海洋と人類の共生を図ることを可能にするための新しいコンセプトです。経済のグローバル化の進展とともに、海事活動の国際化・多国籍化が急速に進行しています。

その中でこの共生を実現するため、また、海の新たな問題を解決するためには、個々の政府による対処を基本としてきた「これまでの海事社会の仕組みを改革する必要がある」との思いを込めて提案したものです。

この新しい海事社会の仕組みには、海事社会の非政府組織の取組みがIMOや政府の取組みと両輪をなす、新たな仕組みの国際協力が必要です。

海洋環境と海事活動の調和、既存の秩序・手法では対処できない諸問題は、海事社会及び海事活動をトータルに俯瞰する必要があります。

私たちは、多様な利害関係者がそれぞれの立場から海洋と人類の共生に責任を持って取り組まなければなりません。

また、海と人類の係わり合いの重要な問題に答えるために、「責任ある海事活動」はいかにあるべきかを根底に、総合的、分野横断的に検討しなければなりません。

そして、時間が掛かろうとも、様々な課題があろうとも、この難問に対処できるように訓練された人材を育成することが「新しい海事社会への改革」に向けた一歩になると考えます。

海に係る分野の人材育成で、船員の育成は重要な課題です。しなしながら、船員の育成においては、様々な問題があります。これらの問題は皆様方が取り組まなければなりません。

「船員の貢献がなければ、世界の半分は凍結し、残りの半分は飢えるであろう。」これは海事社会の中でも、その最前線に置かれている船員の役割の重要性を表現した言葉です。

しかし、昨今の国際貿易の飛躍的拡大を背景として、LNG船のような高度な技術をふんだんに取り入れた新造船舶の増大は、船員と安全運航管理要員の質の向上を国際的な課題として浮上させています。


総会には20カ国30校が出席


各国の文化・社会に根ざした個々別々の教育制度の下で育成された船員が、世界的規模で混乗する中で、国際的に統一された方法で安全運航を求められる時代です。

まちまちな各国の船員教育を高いレベルで均質化すること、さらに最新の情報通信技術を船舶の安全管理に取り入れ、それを使いこなせる人材を育成することは喫緊の課題となってきました。

IAMUは、この様な海事社会の課題に取り組むために、必要な海事高等教育の質的向上とカリキュラムの均質化を図り、国際的視野から世界の海上交通の安全性を高めることを目的に設立されました。

LNG船員対策、海事英語研究などの学術的分析・研究成果、また、IAMUの全世界にわたるネットワークのなかでの多様かつ斬新な教育活動は、今や世界から評価され、IMOからNGOステイタスの承認を得るまでになりました。

質の高い優秀な人材育成や船員の国際基準実現のイニシアチブを担う役割を世界から期待されるに至っています。

しかしながら、IAMUはその世界の期待に応え、その評価に値する結果を出すために、見直すべき自らの問題、乗り越えなければならない課題もあるのではないでしょうか。

IMOの報告によると、80%以上の海難事故の原因は、ヒューマンエラーといわれています。昨今の世界的な船員不足の状況から、促成栽培のように船を動かすのに不足している知識、技術の習得を優先し、またそうするあまり、船員としての誇りやシーマンシップが欠けたバランスの崩れた育成になっていないでしょうか。

この点でIAMUの研究テーマは果たしてバランスが取れているのでしょうか。さらに、海事社会を牽引する存在としての船員の価値を、広く海の世界に生かす努力が必要ではないでしょうか。

また、皆さんの大学のほとんどは、国立であります。このことは、皆さんが本質的に各国家の法律、試験・資格制度に縛り付けられていることを意味します。それゆえに、グローバル化が進行する国際海事社会の問題に機敏に対応することを困難にしてはいないでしょうか。

海事大学は、各国の大学であると同時に、国家の範囲を越えて国際化した海事社会の人材育成を担当する重要な役割を期待されています。皆さんは、そのような海事社会の有力な組織としての役割と責任を果たすことが期待されているのです。

私は船舶の安全航行には、技術や知識は当然のことながら、船員としての誇りや哲学があってはじめてバランスがとれた質の高い人材が養成できると考えます。

さらに、海事社会の発展を持続的に支え続ける船員の育成、活用には、従来の船員教育という産業人材教育の枠を超えて、海洋環境、海事行政・政策、国際関係法、安全管理などを視野に入れた海に関わる複合的かつ専門的な教育の組織的な展開もまた、これからの「新しい海事社会への改革」に向けたカギとなっていくはずです。

皆さんが現実に身を置く国家単位の空間から、国の拘束を超越でき、国際横断的な活動ができる空間を、新たに創造し提供できるのがIAMUです。そして、ここにこそIAMUの存在意義があります。

海に呼ばれ、海に結ばれた皆さんの持つ「海への絶ち難い情熱」と「世界最高の海事の知」そして「平和な生活を支えるための使命感」を結集し、国家の枠を超えたグローバルな海事社会の変化に対応し、貢献できる人材を育成する努力を積み重ねてくださることを期待します。

「新しい海事社会への改革」の第一歩は人材養成です。私は、IMOや政府の取組みと共に、海事教育訓練の当事者である各国の海事大学が協力し、世界的ネットワークによる自発的かつ創造的な枠組み構築を行うのに最適なのはIAMUだと考えています。

従来からの手法や、既成概念にとらわれずに「新しい海事活動」のあり方、それにふさわしい人材育成は何かを考えて取組み、その成果を海事社会に積極的に提供することがIAMUならできるはずです。そのための前向きで積極的な活動に対して、日本財団は支援を惜しみません。
米国へ [2006年10月26日(Thu)]
08:40 自宅発 アメリカへ

09:00 シカゴ着

15:00 ノースカロライナ州 チャールストン着
不動の姿勢 [2006年10月26日(Thu)]
「不動の姿勢」



学生達の見事な教練を見学


中国大連海事大学で、第7回国際海事大学連合(IAMU)の総会(20カ国、30校参加)が開催された。

前夜、英語による基調講演の内容の手直しと練習でほとんど徹夜作業となり、朝食抜きで慌ただしく出かけることになってしまった。

徹夜仕事は、若い時の中国問題研究会(麻雀)から、あまり苦とは思わないが、今回はほんの少し参った。

朝8時30分より、大学のグラウンドというより競技場といった方がぴったりのアンツーカーと芝の上で繰り広げる学生達の教練を見学した。

主賓の私は観客席の最前列で、進行する学生の集団が通過するたびに彼らの敬礼を受けるため、直立不動の姿勢をとらなければならない。


不動の姿勢は睡眠不足に堪える


この日、大連は思ったより暖かく、陽射もあり、睡眠不足から不動の姿勢が揺れるのである。どういうわけか、転落防止のバーは膝の高さしかない。

万一落ちれば、下はコンクリートである。睡眠不足は平衡感覚を喪失するのか、前に落ちそうになる。ほんの少し、片足を後ろに引き、心持ち頭を後ろに下げて胸を張り、亡くなった橋本龍太郎元総理のように、そっくり返るような姿勢をとってみたが駄目なのである。

重心を後ろに置いているつもりなのだが、前に落ちそうになるのである。幸い、事なきを得たが、この歳になって奇妙な体験をした。

昨年、タンザニア国の独立記念日での国軍の行進と比較するのは、タンザニアの名誉のために誠に失礼ではあるが、正直なところ、大連海事大学の学生の行進は見事であった。


中学生から軍事教練を行っている


聞くところによると、中国では中学校以上で軍事教練があり、行進の練習をたびたび行っている。

中国の海事、海運に対する意気込みは凄まじく、大連海事大学には毎年5000万ドル(約60億円)の予算がつく。「2008年の創立100周年には是非出席してください。大学の環境は一変していますよ」と、既に買収を完了した大学キャンパス用の広大な予定地を指さしながら、王学長は上手な日本語で説明してくれた。

中国では7校の海事大学を中心に、毎年1万2,000人以上が船に職を求めるという。現在、高級船員13万5,000人、一般船員40万人である。“海洋国家?”日本の高級船員2,373人、一般船員635人、日本国船籍99隻。

日本にはまだ海洋基本法すらない。

※ アップした雑感は、10月15日から16日にまで、「第7回国際海事大学連合総会」出席のために中国大連を訪問した時に感じたこと、気づいたことを書いたのものです。
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