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写真:ハンセン病の現場から「アフリカ・ピグミー族」

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東北地方太平洋沖地震応援基金
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笹川 陽平
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琠獨楲瑳 (10/09)
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ジャカルタヘ [2005年11月30日(Wed)]
ジャカルタヘ移動

08:15 クアラルンプール経由、ジャカルタ(インドネシア)へ

19:30 ジャカルタ着
マレーシア皇太子 [2005年11月29日(Tue)]
マレーシア皇太子

10:30 サバ州保健次官 ハンセン病についてブリーフィング

11:20 ハンセン病患者宅訪問

空港近くに住むハラデーさん一家は夫妻と子ども2人の4人家族。
ハンセン病の患者は長女アドリンさん11才と長男アスリザルさん10才の2人。


アドリンさん(右)とアスリザルさん(左)と一緒に


病気の早期発見のため身体に障害もなく、順調に回復していた。
早期発見の重要性を再認識する。

12:30 皮膚病の専門医であるムニアニデーさんはマレーシア生まれのインド人4代目

インドに一度も行ったことがないと言う。「インドネシアからの不法入国が多くて困る。送還しても2、3日後には偽造パスポートで平気で入国してくる」と嘆く。

しかし、インド人には医者が多く、アメリカ、イギリス、オーストラリアではインド系医師が特に多く、世界の医療はインド人によって支えられていると胸を張っていた。

13:30 76才の女性患者宅へ

左手の小指に少し障害があるが、ほとんどわからない。ハンセン病は貧困問題と関連して話題になるが、この家には長男(土木業)の車のベンツがあり、裕福な家庭でも発症していることがわかる。

14:30 コタキナバル(注)のエリア・ヘルス オフィス訪問

スー・チェンリー先生じは聡明な感じの女性で50万人の住民への医療サービスについてブリーフィングを受ける。

(注)コタキナバルはボルネオ島の最北端、赤道のすぐ北に位置している東マレーシアの北東部にあたるサバ州の州都

17:15 API(Asian Public Intellectuals)で基調講演なさるナズリン皇太子を出迎える

皇太子は、オックスフォード大学とハーバード大学で学位を取得。マレーシアを代表する知識人の一人である。

18:00 APIワークショップ開会式

マレーシア、フィリピン、インドネシア、タイ、日本の関係者100人が参加
知行合一 [2005年11月29日(Tue)]
「知行合一」

API(Asian Public Intellectuals)ワークショップ 挨拶
原文英語以下要旨を掲載



この12月には、マレーシアで、東アジアサミットが行われる予定になっていることは皆様ご承知のとおりです。その際、新しい地域的共同体の実現に向けた議論がなされることと思います。アジアには、現在テロや鳥インフルエンザのような喫緊の問題を筆頭に貧困、環境破壊、移民労働者、民族対立、宗教対立など、社会や人々の生活を脅かす、国境を越える共通の課題が数多くあり、そしてそれが今の世界を取り巻くグローバリゼーションの流れと複雑に絡み合っています。

アジアには様々な政府間の地域的つながりや国際機関が存在しています。しかし、それらのメカニズムが、それぞれの国の国益、法律、官僚制度など様々な理由から、地域の問題解決にあたって必ずしも万能ではないということが明らかになっています。

アジアの人々がアジアの隣人について知らないことが多すぎるというのが、問題への対応を難しくさせているということも否めない事実です。これまで私達は、隣人についての知識を西欧が蓄積した知識や研究成果を第一の情報源として、実際隣国で何が起こっているか、その地へ赴いて直接知識を得ることに貪欲ではありませんでした。

APIフェローシップは、まず、私たちが、隣人を良く知り、西欧経由でない知識や情報を自分達のものとすることを目的としています。そして、アジアの社会や人々の生活を脅かす様々な共通の問題を、「民」の立場にたって考え、「公」の心をもって解決の方法を模索し、独自にあるいは政府機関などの活動を補完しながら実践への道を開くということをもう一つの目的としています。

ですから、私は、このAPIコミュニティに参加している人々は、立場は違え、「公」の心を持つパブリック・インテレクチュアルとして、アジアの隣人をよく知り、アジア社会の公益を常に考え、自らが蓄積した知識や経験を実践につなげることでより良い変化をもたらす人々であって欲しいと考えています。

日本では、「知行合一」という言葉があります。これは、知識は、実践的に使われてこそ意味を成すというものです。APIフェローに期待されているのは、パブリック・インテレクチュアルとして、獲得した知識や考えをパブリックに供することです。つまりその知識や考えを、実際の社会変革のために実践的に使う道を開くことが重要です。

それには、パブリック・インテレクチュアル自身が先頭に立って活動を行うという方法もありましょうし、その知識や考えを公にし、組織や人を動かしてゆくという方法もあるでしょう。いずれにせよ、パブリック・インテレクチュアルには、「変化を作り出す人Change Agent」となることが求められているのです。

これまでの5年間に150名のAPIフェローが誕生しました。その中には、APIフェローシップで隣国に行ったことによる知識や経験などを糧に、社会に変化をもたらす活動をしている人たちがいます。現在タイの南部では大きな宗教対立の問題が起きています。

その問題への解決策を模索する委員会がタクシン首相によって設置されましたが、その副委員長はAPIの顧問であるプラウェイ・ワシ先生ですし、事務局長はスリチャイ先生、そしてそのメンバーには、1期生でパスカット寺の僧侶であるプラ・パイサンと、同じく社会活動家のピボップ・ドンチャイ氏など、APIの関係者が多数参画しておられます。この人々は、APIによって得られた知識と経験を共有し、地域の「公益」のために協働を実践されています。

他にも、APIフェローの1人1人の活動には顕著なものがあり、私も皆様からいただく報告書や新聞報道、作品などを通じて、その社会的な貢献を知り、大きな成果に喜んでおります。しかし、1人1人のパブリック・インテレクチュアルの活動にはおのずと限界があります。APIコミュニティは、社会をよりよくするという共通の目的意識とコミットメントをもつ、パブリック・インテレクチュアルの国境を越えた集まりです。

今150人を超えたそのメンバーは、様々な国、文化、専門性、世代を超えて「lifetime commitment」をもってコミュニティに参加しています。このコミュニティのもつ集合的な力には、大きなポテンシャルがあります。新しい考えや理論を生み出すフェローがいる一方で、実践を得意とするフェローもおり、それを社会に発信し、人々の支持を得る活動を助けるメディアやアーツの専門家もいるこの複合的はユニークなコミュニティは、同じ目的のためにcollective forceとして、地域の問題について、考え、発信し、実践する大きな影響力ある集団となることができます。このAPIコミュニティは、その参加者の多様性ゆえに、think-tankともなり同時にdo-tankともなりえるのです。

このユニークなパブリック・インテレクチュアルのコミュニティをどのように発展させてゆくかが、これからの私達の課題です。どのようにすれば、このAPIコミュニティが、そのもてる潜在的な力を十分に発揮し、よりよい社会の構築のための地から強い組織となれるのかをぜひ皆さんに真剣に考えていただくことをお願いいたします。

「知行合一」をわれわれのモットーとして、アジア社会のよりよい未来を築くためにAPIコミュニティをさらに発展させていこうではありませんか。
12日間の海外活動へ [2005年11月28日(Mon)]
11月28日から12月9日まで、12日間の海外活動

09:00 日本財団着 
打ち合わせ、稟議等決裁、書類整理など

11:00 財団発  マレーシア、インドネシア、インドへ

19:00 マレーシア・コタキナバル(注)着

(注)コタキナバルはボルネオ島の最北端、赤道のすぐ北に位置している東マレーシアの北東部にあたるサバ州の州都
犯罪被害者を支援 [2005年11月27日(Sun)]
「犯罪被害者基本法制定記念全国大会」出席 於:丸ビルホール
(主催:犯罪被害者自助グループネットワーク、全国被害者支援ネットワーク)13:30〜17:40

犯罪の加害者の人権にウエイトおいていた日本では、犯罪被害者や遺族は法制度による支援が受けられず、長い間孤立し苦しんできた。関係者の努力によって悲願の「犯罪被害者等基本法」が施行された。

日本財団は全国被害者支援ネットワークが1998年に8組織でスタートした時から支援を開始。8年間の協力の結果、現在38都道府県、40の加盟団体にまで発展。

法律も重要だが、基本的には被害者の「心」のケアが最も大切である。被害者や遺族の「嘆き、悲しみ、怒り」にどのように対処するかが問題である。

日本にはそのようなカウンセラーが不足しており、日本財団の協力はその組織の維持は勿論のこと、カウンセラーを始め専門家の養成も大切な仕事となってきた。

多摩大からの贈り物 [2005年11月25日(Fri)]
多摩大学学生が感想文を送ってくれる

多摩大学 大槻 博 教授が東京財団 日下公人会長が主催する「日下塾」で私が11月5日南京大学での講演録(掲載日は11月9日)を入手され、学生達に朗読させ、感想文を書かせた。1年生127人、2年生144人、全ての感想文を送ってくださった。

真面目に感想文を書いた学生には期末テストに加点すると教授の一言が効いたのか、私の想像以上に日中問題に的確な反応をしていた。立派なものである。

私は人生の終着点を間近にして、次代を担う若者に期待するところ大であり、繰り言ばかり言う人たちよりも若者の可能性に賭けたい。

日本財団は、現在世界規模で各種の人材養成プログラムを実施中である。

17:00 松本健一先生「評伝 北一輝全5巻」(岩波書店)で毎日出版文化賞 受賞 贈呈式レセプション 出席
イラク人来日 [2005年11月24日(Thu)]
イラク人来日

自衛隊がイラク・サマーワに派遣されて、はや2年近くになる。
曽野綾子前日本財団会長の発案東京財団の日下公人会長の協力を得て、実施しているサマーワの有力者を日本に招待するプログラムも今回で4回目となった。

自衛隊の現地での活動を円滑に、また安全に行うために、サマーワの人々に理解と協力を得たいと、民間の立場からささやかな活動を行っている。今回の来日者は、男性2人、女性4人、計6人。女性はいづれも教師で1人は真っ黒の衣装に黒い手袋。

一同「自衛隊の活動に心から感謝しており、病院や学校の修復、道路建設、屋外広場の整備、特にハメイサとワルサの上水道の整備と能力強化にはサマーワ全ての人々が喜んでいる。毎日、献身的に汗を流している自衛隊は、アメリカ、イギリス、オーストラリアの軍隊と異なり、我々の真の友人だ。特に子ども達と自衛隊員との交流は本当にありがたいことだ」とのこと。

日本へ招待されたことによるお世辞を割り引いたとしても自衛隊の評価は誠に高い。かつてPKOを展開したカンボジアでも自衛隊の評価は高く、建設した道路はいまだにカンボジア人の感謝されている。

サマーワはシーア派の人たちであり、スンニ派の「フセイン(元イラク大統領)」は殺人者、戦争犯罪人として、許せないと雄弁を振るう。

ならば「フセイン」を倒したアメリカは友軍でしょう、と嫌な質問をしたら、女性たちは少し困った顔をしたが、男性の技師は「フセインとアメリカは一体である。だから両方とも許せない」と説明。

確かにイラン・イラク戦争ではアメリカはフセインを支援した。
それにしてもアメリカに対する憎悪の激しさは半端ではなかった。

13:00〜14:00 冬期特別手当(賞与)評価会議

15:00〜16:30 サマーワのイラク人と面談

18:00 スカンジナビア・ニッポン・ササカワ財団 ハンベリウス前理事長(スウェーデン科学アカデミー総裁)夫妻 夕食会

君が代が歌えない [2005年11月24日(Thu)]
「君が代が歌えない」

平成17年度全国吟剣詩舞道大会(主催:財団法人 日本吟剣詩舞振興会
2005年11月13日 於:日本武道館
来賓挨拶 笹川陽平

お招きに預かりまして、お祝いのご挨拶ができますことを、まことに光栄に存じております。本日は、すばらしい大会を拝見させていただいております。

先ほど、皆様方が国歌斉唱をなさいました。私はさまざまな大会でご挨拶をする機会がございますが、本日は近年まれなくらい素晴らしい朗々とした国歌斉唱でございました。この武道館では、夏には全国から剣道をたしなむ子供たちと父兄で、この会場が一杯になります。

しかし、いつも国歌斉唱は来賓席だけです。子供たちが歌えない。その子供たちの母親も歌えない。きちんとしたことを教えていかなければならないと、その度に思います。外国に行っても国歌が歌えないというのは日本人だけでございます。

本日の素晴らしい国歌斉唱、女性は和服姿、そして男性もりりしい羽織袴姿で、日本人の心を歌い、日本人の心を舞っていらっしゃる皆様方こそが、これからの日本の、そして日本人の中核としてあるべき姿ですし、皆様のご指導を我々は仰がなければならない、そういう時代だと思っております。

先ほど河田和良会長(日本吟剣詩舞振興会)からお話がございましたが、私の父も母も、この財団法人日本吟剣詩舞振興会の創設と、その発展に心血を注いできました。今日、この盛会を天上から拝見させていただき、仏もさぞ満足であろうと思います。

これは河田和良会長を中心に、常任理事の先生方、そして全国の吟剣詩舞を愛好する皆様方の大きな広がりと団結の中で発展してきたものでございます。さらなる皆様方のご活躍と、お働きをお願いしたいと思います。

また、皆様方の心の中に、世のため人のために協力をしたいという願いを強くお持ちになっていることを、私は良く知っております。高松宮妃殿下の癌基金にも浄財を提供されているということを伺っております。

また、私の父、良一の生涯の仕事でございました「世界からハンセン病を根絶する仕事」、そして、その差別を受けている子供たちに対しましても、皆様方から貴重な浄財を私自身いただいております。この機会に皆様方に厚く御礼を申し上げます。

私は、世界で約1400万人のハンセン病患者を病から解放いたしましたが、なお世界では社会的な差別のもとに結婚することも職を得ることも、ましてや学校に行くこともかなわない子供たちが数多くいらっしゃいます。そういう方々のために、皆様方からの浄財をつかわせていただいております。大変ありがたいことだと思っております。

今後も全国吟剣詩舞道大会がさらに発展されることを願いながら、財団法人日本吟剣詩舞振興会を通じて本当の日本人の心を日本中に広げていただきたいと思います。本日はまことに、おめでとうございます。

(財)日本吟剣詩舞振興会は、会員数約300万人の組織です。

福祉車両15000台へ [2005年11月22日(Tue)]
「福祉車両15000台へ」

日本財団は福祉車両の全国配備を重点施策の一つとして努力してきた。社会福祉法人やNPO団体などに対して、今年度は2084台を支援決定。



ちなみに福祉車両とは、訪問入浴車、介護支援車、車いす対応車、送迎車、送迎バス、保育所バス等を言う。

08:00〜10:00 「語り場」 日本財団職員との対話

10:00〜11:00 日本財団執行理事会

13:30 マレーシア、インドネシア、インド出張打ち合わせ

16:00〜18:00 「語り場」 日本財団職員との対話
プライベート・ジェット機論争 [2005年11月22日(Tue)]
プライベート・ジェット機論争

昨日は某一流週刊誌からフジモリ元ペルー大統領がチリへ向かった際のジェット機が日本財団の所有ではないか、との問い合わせの経過については、既に記した通りである。

日本財団及び関連財団は海外活動が多く、如何に航空運賃のコストを下げるかが大きなテーマである。

航空機の乗り継ぎ問題、安全性、定時性など、検討の上、より安いチケット購入のため努力しているところである。

既に割引航空券の購入は実施している。このような組織にジェット機を保有しているのではないか、との問い合わせに率直なところ唖然とした。

財団の女子職員の中には
「タイガーウッズ(プロゴルファー)がプライベートジェットで宮崎に来たのは当然としても、16歳のミシェル・ウィー(女子プロゴルファー)でもプライベートジェットで高知に直接乗り込んできた。日本財団がプライベートジェットを持つのは当然よ」
とやや的外れの意見。

笹川陽平ブログを読んで「あの海外出張のスケジュールを見れば、当然日本財団がジェット機を所有していると思われても仕方ない」と男子職員がしたり顔で言ったので大笑いとなった。

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