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日本財団会長 笹川陽平ブログ

写真:ハンセン病の現場から「アフリカ・ピグミー族」

leprosy.jp
resize.png日本財団はハンセン病の差別撤廃を訴える応援メッセージサイト「THINK NOW ハンセン病」を開設。皆様からのメッセージを随時募集・配信しています。
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7月16日(土) [2016年07月16日(Sat)]
7月16日(土)

0:20 羽田発

4:50 タイ・バンコク着

13:15 バンコク発

14:10 ヤンゴン着

20:00 夕食会 於:日本大使公邸
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「ミャンマー出張」 [2016年07月15日(Fri)]
「ミャンマー出張」


13日、カメールーンでのハンセン病制圧活動で、ピグミーが生活するジャングル地帯より無事、帰国しました。

今夜の深夜便で日本を発ち、ミャンマー国民和解日本政府代表として活動してまいります。

帰国は18日です。

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「ローマ教皇とハンセン病発言」その3―国際会議の結論― [2016年07月15日(Fri)]
「ローマ教皇とハンセン病発言」その3
―国際会議の結論―


日本財団とローマ教皇庁との共催による「ハンセン病患者・回復者の尊厳の尊重とホリスティック・ケアに向けて」と題する国際会議は、6月9日〜10日の2日にわたってバチカンで開催され、45ヶ国から約250名の宗教指導者、国連人権理事会諮問委員、国際機関代表、医療関係者、法律家、NGO、そして回復者組織の代表たちが参加した。宗教指導者では、ローマ・カトリック教会、ユダヤ教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教が参加した。またハンセン病回復者は、インド、ブラジル、ガーナ、中国、韓国、フィリピン、コロンビア、日本からの参加があり、バチカンでは初めてのハンセン病に関する国際会議となった。

B会議終了後に参加者が大集合!.jpg
国際色豊かな参加者が集合


各国のハンセン病回復者からは苦難に満ちた人生が語られ、特に長島愛生園から参加された石田雅男さんの「残酷で悲惨な歴史を繰り返してはいけない」と静かに淡々と語る姿に、参加者から大きな拍手が起こった。

A参加者は石田さんの話に聞き入っていました。.jpg
参加者は静かに語りかける石田さんの話に聞き入っていました


2日目の最後に、議論や発言をもとに「結論と提言」が発表された。社会に残る偏見・差別により、いまだにハンセン病患者・回復者とその家族の人権が十分に確保されていないことが指摘され、偏見・差別の解消に向けて宗教界も重要な役割を果たすべきと明記され、偏見・差別を助長するような用語、特に「Leper」の使用は避けるべきとの提言がなされた。

6月12日の日曜日はサン・ピエトロ寺院広場で、「いつくしみの特別聖年」の教皇行事として開催された「病者と障がい者のための聖年」特別ミサが行われた。世界中からおよそ7万人の障害者、医療関係者、福祉関係者、キリスト教信者、一般参加者が集まり、ローマ教皇の話に熱心に耳を傾けていた。このミサでは、私や会議出席者、回復者たちは最上壇の特別席に座らせていただいただき、間近でミサに参加することができた。ミサの中で教皇様から「『病者と障がい者のための聖年』の一環としてローマでこのほど、ハンセン病を患った人々の治療のための国際会議が開かれた。感謝の念をもって開催者と参加者を歓迎し、この病気との闘いにおいて、実り多き取り組みが成されるよう切望する。」とのメッセージがあり、会場から大きな拍手がおこった。

数万人の参加者の中で、私は一人静かに教皇様の言葉を心にきざみ、12億人の信者の最高責任者が従来の発言を訂正し、「レパー」という差別用語ではなく「ハンセン病を患った人々」とおっしゃったそのお言葉に、密かに喜びをかみしめた。


以下はバチカンにおける私のスピーチです。

******************

国際シンポジウム

2016年6月9日
於:バチカン市国

ローマ教皇庁保健従事者評議会がこのシンポジウムを共催してくださることに対し、心から感謝しております。また、よきサマリア人財団、ラウル・フォレロー財団、マルタ騎士団の皆さまのご協力にも感謝申し上げます。

私は、実際にハンセン病を経験した人たちの言葉を聞かずしてこの問題を語ることはできないと思います。しかし、実際に彼らの言葉を聞くことができた人は多くはありません。本日、はるばるご参加くださり、その経験を共有いただける皆さまにも心からの感謝の意を表します。

まずはじめに、ローマ・カトリック教会がハンセン病に苦しむ人々のために果たしてきた役割について言及したいと思います。

これまで、多くの教会の方々がハンセン病患者の救済のために尽くしてこられました。その中には、19世紀に宣教師としてハワイ・モロカイ島に渡り、ハンセン病患者に奉仕された聖ダミアン神父や、その活動を評価され、ノーベル平和賞を受けられたマザーテレサもいらっしゃいます。

私自身は、マザーテレサにお会いする機会に恵まれたことがあります。私がインドでハンセン病患者のためのホームを訪ねたとき、マザーは自ら私を案内してくださいました。患者のため、神に祈りを捧げる彼女と共に祈ったことは、忘れられない思い出です。

二人で記念撮影.png
マザーテレサと筆者


私が旅してきた場所では、多くのハンセン病回復者の方々が、教会から受けた献身的なケアに心からの感謝の気持ちをお持ちでした。

私が会長を務める日本財団と、関連団体の笹川記念保健協力財団は、世界各地で行っている様々な人道的支援に加え、1960年代からハンセン病の制圧活動に取り組んできました。

1983年、私の父である笹川良一が教皇ヨハネ・パウロ2世聖下自らの執務室に招き入れてくださる栄誉をいただいた時、私も付き添いました。この謁見において、教皇は父を抱き締め、父のハンセン病制圧に向けた取り組みに深く感謝してくださり、引き続き努力するよう激励してくださいました。

法王と抱擁.png
ヨハネ・パウロ2世聖下と父


その後、1990年代に日本財団はハンセン病治療薬を世界中に無償配布することを決め、WHOや多くの方々のご尽力により、患者数の大幅減少を達成しました。

2003年に再び教皇ヨハネ・パウロ2世聖下に謁見する機会をいただいた私は、世界各国を回り、薬が届いていることを確認したこと、ハンセン病の患者数が大きく減ってきていることをご報告することができました。

薬によってハンセン病の患者数は減りました。このように医療面で改善が見られた一方、社会的な問題は変わりませんでした。多くの人々が、ハンセン病の差別とスティグマに苦しみ続けていたのです。

言い換えると、ハンセン病の回復者は、病気は治っているにもかかわらず、「ハンセン病元患者」としての烙印を押されたままでした。彼らは差別され、家族の元に戻れず、仕事への復帰もかなわず、患者だったときと変わらずにハンセン病療養所やコロニーで暮らす以外の術をもっていませんでした。

これは医療では解決できない、意識の問題です。

社会の意識の問題は、社会の中に根強く残ってしまっている、ハンセン病に対する差別的な意識のことです。それは、ハンセン病が未だに、遺伝病だとか神のたたりであるという誤った誤解に基づいていることが多くあります。

この誤解を解くため、日本財団では、社会の人々にハンセン病に関する正しい理解をもってもらうための活動を行っています。例えば、1月の世界ハンセン病の日に合わせ、2006年から毎年、社会からハンセン病の差別をなくすためのグローバル・アピールを発信しています。これは私たちが力を入れる啓発活動のひとつで、医学界やビジネス界、学術界など、様々な分野を牽引するリーダーの方々と共に行うことで、広く一般に届けようとしています。

2009年には、この活動に対し、ローマ教皇庁保健従事者評議会にご協力をいただきましたことに、あらためて感謝申し上げます。その時私たちは、世界の宗教指導者の方々と共に「ハンセン病における差別をなくし、癒しを開始しよう」というメッセージを発信しました。

このような活動は、ハンセン病についての誤解を正し、社会の人々にハンセン病についてもっと知ってもらうことを目指しています。私は、このことがハンセン病の差別とスティグマのない世界の実現への一歩となると信じています。

しかし、意識の問題にはもう1つあります。それは、ハンセン病を経験した人たち自身の意識の問題です。

私は、彼ら自身の多くもまた同様に、病気に対する誤解を持っていることに気づきました。彼らは、長い間差別を受けて暮らしてきたことで、社会に復帰することをあきらめてしまっていました。そして、さらなる差別への恐れから、自ら社会から隔絶して生きることを選択していました。彼らは、自分たちに人権があることにすら気づいていませんでした。

宗教指導者の方々は、多くの人の心や意識に触れる活動をされています。彼らの言葉は私たちに、思いやりの心を教え、勇気を与え、苦しみを癒し、そして私たち皆を一つにしてくださいます。

昨年、教皇フランシスコ聖下がバチカンで、ブラジルから訪れたハンセン病回復者の人々に謁見してくださいました。彼らはそれがいかに意義深く、報われる思いがしたかを語ってくれました。

本日は、教皇庁の格別のご配慮で、ローマ・カトリック教会を始め、様々な宗教に関わる方々がお越しくださっています。

私たちは、ハンセン病当事者に対する包括的なケアに関して議論し、ハンセン病の社会的差別をなくす必要性を共有するために集まりました。

そして本日ここに集まった回復者の皆さんはすでに自分たちの立場を社会に訴えるために力強く立ち上がった勇気ある人たちです。また、彼らは他の人たちを先導しようとしている指導者の皆さんです。

彼らと共に力を合わせることで、私たちはハンセン病患者や回復者の苦しみを軽減することができるでしょう。共に活動することで、私たちは、彼らが自らの尊厳を回復するお手伝いができるでしょう。

最後に、ハンセン病を克服した私の友人の言葉をご紹介したいと思います。彼は少年時代にハンセン病を患ったことでこの病気に苦しめられることになりました。その後、70年以上もの間ハンセン病療養所で暮らしています。現在89歳となった彼は、その経験を語る活動をしています。

彼はよく私に言うのです。

「自分はひどい差別を受けてきたが、私を差別した人たちを赦したいと思う。彼らを赦すことで、自分の人生は豊かなものになる。」

私は彼の言葉を聞いて、人間とはこんなにも強く、寛容になれるものかと思いました。勇気を振り絞り、差別に立ち向かい、自らの置かれた状況を変えるために立ち上がった多くの人たちがいます。彼はその一人です。

実際に差別にさらされ、苦しみを味わった患者や回復者の方たち自身が発する声は力強く響きます。彼らの声に耳を傾けることで、私たちは、何をなすべきかが見えてくるのではないでしょうか。

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7月14日(木) [2016年07月14日(Thu)]
7月14日(木)

7:20 財団着

8:30 「難病の子どもプロジェクト」事業打合せ

9:30 スピーチ打合せ

11:00 今井章子 前東京財団常務理事

13:00 「アールブリュット」事業打合せ

13:30 「ソーシャルイノベーションフォーラム」打合せ

14:00 森重俊也 国土交通審議官

15:00 工藤泰三 日本船主協会会長

15:30 Alma Karabegノルウェー青年商工会議所

16:30 スピーチ打合せ
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7月13日(水) [2016年07月13日(Wed)]
7月13日(水)

8:30 パリより、成田着

10:10 財団着
    書類整理、打合せ

13:20 宮本正顕 笹川アフリカ協会常務理事

14:00 今井尚哉 総理秘書官

15:30 小泉進次郎 衆議院議員
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「ローマ教皇とハンセン病発言」その2―教皇に直訴― [2016年07月13日(Wed)]
「ローマ教皇とハンセン病発言」その2
―教皇に直訴―


4ヶ月の準備期間しかなかったが、バチカンでのハンセン病国際シンポジウム開催には、田南立也常務理事を中心に、ハンセン病担当チームの大車輪の活躍があり、見事成功裏に終了した。

前教皇でいらっしゃったパウロ二世教皇様には、1983年と2002年、二度に亘り謁見の機会をいただき、ハンセン病の実態を説明させていただいた。今回の国際会議中、先に記述したようなハンセン病を悪い例えとしてご使用されないよう直接ご説明の機会を得たく折衝したが、残念ながら実現しなかった。しかし教皇庁は、6月8日水曜日に行われるサン・ピエトロ広場での一般公開ミサへ、私に特別に最前列の席を用意してくださった。

朝10時からのミサのために8時には現場に行き、暑さと強い日射しに悩まされながら、ジャケットを頭に被り、ミサの始まりを待った。教皇様はいつものように真っ白い衣を纏ってお出ましになられた。儀式は思いのほか短時間で終わり、その後、数万人の信者の中を特製の車に乗られにこやかに手を振られ、祝福を送られた。信仰心厚い信者たちは熱狂し、盛んにカメラを向けていた。かつて教皇様が襲撃されたこともあり、多くの鋭い目の私服警備員が警護に当たっていた。

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サンピエトロ寺院の前はミサ参列者で溢れかえっていました


車から降りられた教皇様は我々の席に近づき、順番に挨拶を受けられた。私は教皇様の目を見ながら通訳(イタリア語)を通じて、ハンセン病を悪い例え話にご使用にならないよう直訴したところ、苦笑いしながら事前に用意したお願いする文書をお受け取り下さった。

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車から降りられた教皇は、熱狂的な信者のもとへ

ローマ教皇に「ハンセン病」を差別的な比喩として使わないでいただきたいと申し入れる.jpg
事前に用意したお願いする文書をお受け取り下さった


参列者は思い思いのプレゼントを用意しており、中にはサッカーボールを手渡した信者もいたので直訴も珍しいことではないと思ったが、苦言を申し上げる人は、多分、珍しいことであったと思う。

世界中で、今なお多くのハンセン病患者・回復者とその家族が日常的に厳しい偏見と差別に苦しんでいる現状を考えた時、誠に失礼とは重々承知しながらも、直訴せざるを得ない心境であった。

バチカンとの国際会議の成果は、次回報告します。

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7月12日(火) [2016年07月12日(Tue)]
7月12日(火)

6:30 カメルーンより、フランス・パリ着(空港待機約7時間半)

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パリの空港にて
ここまで戻ってホッ
ラーメンがうまい!


14:00 パリ発、成田空港へ
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7月11日(月) [2016年07月11日(Mon)]
7月11日(月)

7:00 朝食

10:00 フォウダ(Dr. Andre Mama Fouda)保健大臣らと面談

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左から保健大臣、筆者、ハマド閣外大臣(公衆衛生担当)、バプティステWHO代表


12:00 記者会見

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記者会見

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保健大臣も出席


12:40 カメルーンTV、カメルーンRTV インタビュー

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カメルーンテレビのインタビューを受ける


13:30 関係者と昼食

18:00 ホテル発

18:30 空港着(空港待機約5時間)

23:30 ヤウンデ発、パリへ
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「ローマ教皇とハンセン病発言」その1―バチカン・日本財団で国際会議― [2016年07月11日(Mon)]
「ローマ教皇とハンセン病発言」その1
―バチカン・日本財団で国際会議―


フランシスコ・ローマ教皇は、長いバチカンの歴史の中で南米より選ばれた初めての教皇で、バチカン改革に積極的に努力されており、気さくなお人柄は信徒から絶大な信頼を得ているという。

アメリカとキューバの仲裁や、かつてはイスラエル・パレスチナ問題解決にも積極的な役割を果たしてこられたことは記憶に新しい。

ただ、私の終生の闘いであるハンセン病制圧問題については、どういう訳か「ハンセン病」が悪い例え話に活用されているので、誠に恐懼(きょうく―恐れかしこまること)に耐えないが、日々偏見や差別に苦しむ患者・回復者とその家族を思うと、一言申し上げない訳にはいかなかった。

過去三回の失言に対して二度書簡で抗議させて頂いた。この経緯は2013年6月26日「出世主義はハンセン病」(ローマ法王の発言)、2014年8月4日「ローマ法王は失言がお好き?」、2016年2月8日「ちょっといい話」(バチカンからの返書)に記述した。

一度目の失言は、バチカンにおける聖職者の過度の出世主義を批判する「出世主義はハンセン病」との発言。二度目は「ご機嫌取りは教皇制度のハンセン病」。三度目は「小児性愛はカトリック教会に伝染しているハンセン病だ」というもので、教皇様がハンセン病を悪いものを示す形容詞としてお使いにならないように、謹んでお願い申し上げた。

代理の方からの丁重な返書を拝受したが、教皇様は私の書簡を読んでおられないと直感して作戦を変更。バチカンと日本財団共催で、ハンセン病の国際会議をバチカンで開催することを提案した。今年の1月、バチカン側は積極的な反応を示し、6月9日〜10日、ローマ、バチカン市国のローマ教皇庁付属の会議場での開催が決定した。

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バチカン市国内のシンポジウム会場


以下、次号・・・


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7月10日(日) [2016年07月10日(Sun)]
7月10日(日)

@アボン・バン地区の首長が身につけるという衣装をプレゼントされました!.jpg
アボン・バン地区の首長が身につけるという衣装をプレゼントされました!


8:00 ベルトゥア発(車移動約4時間半)

12:30 ヤウンデ着

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大都会のヤウンデに戻ってきました


13:00 関係者との昼食

19:30 関係者との夕食
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