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leprosy.jp
resize.png日本財団はハンセン病の差別撤廃を訴える応援メッセージサイト「THINK NOW ハンセン病」を開設。皆様からのメッセージを随時募集・配信しています。
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笹川 陽平
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【私の毎日】9月9日(月)マニラ [2019年09月09日(Mon)]
9月9日(月)

7:00 朝食

8:30 世界ハンセン病回復者会議
    (Global Forum of People’s Organizations on Hansen’s Disease)講演
 
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世界ハンセン病回復者会議の出席者全員との記念写真!

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世界ハンセン病回復者会議で講演

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世界23カ国60人の回復者団体の代表が出席

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シェアお願いします!?
旧知のウダイ・タカール氏と(インド・ハンセン病回復者協会のアドバイザー)


12:00 和田義郎 国際協力機構(JICA)フィリピン事務所長との昼食会

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左からJICAの朝川氏・齋藤医師・和田所長、筆者
マニラ日本人会診療所の菊地医師、日本大使館の岡田氏、日本財団田南顧問


15:00 フランシスコ・デュケ(Dr. Francisco T. Duque)保健大臣

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デュケ保健大臣


18:00 IPSニュースインタビュー

19:00 日本財団主催夕食会

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夕食会で乾杯の挨拶
(左はフォーラムの司会を務めてくれたフィリピンの回復者組織CLAPのジェニファーさん)

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各国のハンセン病回復者組織のリーダーたちと乾杯!

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筆者の似顔絵がプレゼントされた

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似顔絵を描いてくださったロペスさん(フィリピンの回復者)


「アフリカ開発会議」その2―ササカワ・アフリカ財団― [2019年09月09日(Mon)]
「アフリカ開発会議」その2
―ササカワ・アフリカ財団―


ササカワ・アフリカ財団(SAA)は1984年、エチオピアで発生した大飢饉の支援物資提供を契機に、「魚を与えるよりその釣り方を教えよう」との思いから、亡父・笹川良一の呼びかけに応じて下さったアメリカのジミー・カーター元大統領、ノーベル平和賞受賞者の農学者・ノーマン・ボーログ博士の三人で活動を開始した。

1985年、上記三人に私も同行。6日間でスーダン、タンザニア、ザンビア、ガーナを廻る強行軍で各大統領と会談し、貧農に対する食料増産方法指導が始まった。

アメリカによるリビアのカダフィ暗殺の為のピンポイント爆撃の直後であった。ロンドンからスーダンへの地中海横断では、安全を考慮して機体番号を変更する騒ぎもあった。以来、アフリカで30年間に亘り農業指導を続けている団体はササカワ・アフリカ財団だけである。その間、アフリカ16カ国で活動。農業指導普及員は26大学で6,500人以上を養成、農業部門の学位を取得した。

開会式、首相主催の晩餐会に出席。
下記の通り、各国首脳とも精力的に会談した。

アビー・アハメド・アリ エチオピア連邦民主共和国首相  
ヨウェリ・ムセベニ ウガンダ共和国大統領
アザリ・アスマニ コモロ連合大統領 
ナナ・アド・ダンクワ・アクフォ=アド ガーナ共和国大統領
バグシュ マラウィ共和国産業貿易観光大臣 
イブラヒム・ブバカール・ケイタ マリ共和国大統領
ジュリウス・マーダ・ビオ シエラレオネ大統領
ロック・マルク・クリスチャン・カボレ ブルキナファソ大統領
マレイアーネ モンザンビーク経済・財務大臣
ジョアキン・アルベルト・シサノ モザンビーク元大統領
アキンウミ・アデシナ アフリカ開発銀行総裁
石井菜穂子 地球環境ファシリティCEO


ササカワ・アフリカ財団の公式サイドイベントのシンポジウムは、「アフリカ農業と未来―若者の力と農業ビジネス」を表題に活発な会議となった。ご多忙の中、安倍首相、アデジナ・アフリカ銀行総裁も出席して下さり、記念スピーチをされた。

サイドイベントthe Japan times.jpg


上記の写真は、私たちササカワ・アフリカ財団公式サイドイベントのフォトセッションで、8月29日、ジャパンタムスがトップページで報道してくれた。しかし、記事内容は別物のご愛嬌であった。

首相左側はアデシナ・アフリカ開発銀行総裁、右側はルース・オニヤンゴ・ササカワ・アフリカ財団会長と私。

以下はササカワ・アフリカ財団主催の開会式での私のスピーチです。

***************

TICAD7公式サイドイベント
SAAシンポジウム: 「アフリカ農業と未来―若者の力と農業ビジネス」

アフリカ開発銀行アキンウミ・アデシナ総裁、皆さま、本日はTICAD7公式サイドイベントであるササカワ・アフリカ財団のシンポジウムに皆さまをお迎えできますこと大変嬉しく思います。まず、本日この場にご参加いただいたパートナーの皆さまには、これまでの多大なご協力に感謝申し上げます。本日は、私たち日本財団とササカワ・アフリカ財団による農業分野における能力開発事業の成果を皆さまに共有できることを嬉しく思います。

1986年、ササカワ・アフリカ財団は、ジミー・カーター元アメリカ大統領、ノーベル平和賞受賞者ノーマン・ボーローグ博士、そして私の父である日本財団の笹川良一と共に設立されました。皆さまは、「なぜ、農業支援から始めたのか?」と疑問に思われるかもしれません。

30年前、多くの国際的な援助機関やアフリカ各国政府を含む多くの組織は、アフリカの工業化に注力していました。しかし、私たちは違いました。私たちは設立以来、一貫して農業のポテンシャルを信じ、小規模農家への農業技術普及に焦点をあて活動を行ってきました。アフリカでは、約7割の人口が農家です。国民の半数以上である農家の人たちが自ら食糧を作る技術を取得し成長すれば、食料問題を解決できるだけでなく、国民の生活水準の向上もできると考えました。これが私たちの原点です。農家による農業の発展によって、アフリカは成長する、私たちはそう信じたのです。

では、私たちが彼らにリーチするためには最も効果的な方法は何でしょう?私たちの答えは、各国の公務員等である農業普及員を活用することです。なぜなら一度、普及員が訓練を受ければ、彼らが小規模農家に適切な農業技術を広めてくれるからです。このモデルによって、30年間で、私たちは適切な技術と農業の成功事例をアフリカ16カ国数百万人の小規模農家に示してきました。私たちは、アフリカ26大学において農業普及員用の大学カリキュラムを作り、6,500人以上の中堅農業普及員が農業専門の学位を取得しました。その後、彼らは畑を廻り、より高度な技術を農家に指導しています。SAAは農業普及員を最大限に活用することで、数百万人規模の農家の生活を改善することができました。

時代と共にアフリカの農業をとりまく環境は大きく変わっています。私たちも食糧生産に加え、今では所得創出により大きな力をいれています。そのために、小規模農家が「食べるために作る」から「売るために作る」というマインドにシフトすることを指導できる農業普及員の育成に焦点をあてています。

この新たな時代の農業の主役になるのがアフリカの若い世代だと期待しています。私たちの活動現場においても、各地で若者が、小型の農業機械を使った有料の脱穀サービスや精米サービスを立ち上げ成功しています。さらに、若者が使うソーシャルメディアは多くの農家を結び付け、農業技術に関する情報を共有したり、成功事例から学んだりする場となっています。農業は、魅力的なキャリアの選択肢でビジネスチャンスに溢れていると捉えられなければなりません。アフリカの発展のためのエールとして、もっと多くのチャンスが与えられるべきであると考えています。

最後になりますが、今朝、SAAはJICAと農業普及のためのパートナーシップ覚書を締結いたしました。JICAという高名な組織とのパートナーシップに見合うように、さらに精力的に活動したいと勇気付けられました。また、今回のシンポジウム開催にあたりご後援くださったアフリカ開発銀行の皆さまにも改めて御礼申し上げます。

アフリカの発展のために、本日お集まりの皆さまの引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。アフリカが農業を通して未来志向で夢と希望に満ちた大陸になることを確信しています。ありがとうございました。

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