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leprosy.jp
resize.png日本財団はハンセン病の差別撤廃を訴える応援メッセージサイト「THINK NOW ハンセン病」を開設。皆様からのメッセージを随時募集・配信しています。
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笹川 陽平
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【私の毎日】9月6日(金) [2019年09月06日(Fri)]
9月6日(金)

7:10 財団着

13:00 海上保安政策課程(修士課程)第4期生9名
    NF−JCGフェロー認定書交付式

15:00 鳥井啓一 日本財団評議員 お見舞い
     
18:00 黒木重昭 週刊読書人社長
「フィリピン出張」 [2019年09月06日(Fri)]
「フィリピン出張」


8日(日曜日)から4日間の予定でフィリピン・マニラに出張いたします。

日本財団と笹川保健財団が主催する「国際ハンセン病回復者会議」に出席。

「国際ハンセン病学会」で基調講演。

また、フィリピンの名門アテネオ大学から授与される名誉学位授与式に出席します。

帰国は11日です。
「アフリカ開発会議」その1―第7回横浜会議― [2019年09月06日(Fri)]
「アフリカ開発会議」その1
―第7回横浜会議―


1993年から日本がアフリカの開発をテーマに主催している「アフリカ開発会議」(Tokyo International Conference on African Development 略してTICAD)の第7回が8月28日〜30日の3日間、横浜で開催された。

安倍首相は前日の8月27日夕方、フランスで開催されたG7から帰国。翌日からTICADの開会式と閉会式でスピーチ。その上で参加42ヶ国の首脳42人と国際機関の代表4人、計46人と会談され、超多忙の中、公式サイドイベントであるササカワ・アフリカ財団やジェトロの会議でも挨拶され、分刻みのスケジュールを完璧に遂行された。

首相を「よいしょ」するつもりはないが、その体力と精神力は第一次安倍内閣当時と現在では雲泥の差がある。首相に対する海外の信頼と評価も極めて高い。日本のメディアは首相の海外での評価をあまり報道しないが、各種世論調査などで首相に対する評価のトップに外交が選ばれている点からも、報道はともかく、国民はこの事実をしっかりと理解していることになる。

大阪でのG20、フランスでのG7、今回のTICAD7に続き、今秋はラグビーのワールドカップ、令和最大の行事である大嘗祭と重要なイベントが続き、世界中から国家元首ら重要な賓客が来日する。小渕恵三元首相が急逝された折は、メディアが首相の健康管理強化をさかんに取り挙げたが、その後は全く話題にもなっていない。

首相の健康管理は日本の政治の安定のためにも再度、真剣に議論される必要がある。土・日もなく、日本人で最も働いているのが首相であり、世界の指導者の中でも、その多忙さは突出している。鈴木善幸元首相はかつて毎週のように習志野カントリーでプレーされたが、特段、メディアの批判もなかった。大きな決断を必要とする首相には、やはり肉体的、精神的安定が欠かせない。

話が少々ずれたが、TICAD初日の全体会合は、国家元首といえどもスピーチ時間はたったの3分、時間がくるとマイクロホンが自動的に停止する仕組になっていた。アフリカのそれぞれの国においては国家元首のスピーチはほぼ無制限であろう。遠く日本まできて3分間では気の毒でもあったが、スピーカーが20人にも上っており、止むを得ない措置であった。現実に国連の諸会議のスピーチも3〜5分間に制限されている。

当日は3分間でスピーチをまとめきれない国家元首も多く、中途半端な形で終わるケースが多数あった。そのたびに議長が「親しい友人である閣下に申し訳ありません。これはシステムの責任です。ご理解下さい」と懸命に弁解する姿がおかしくもあった。

私は民間人でありながら、アフリカでの貧農に対する農業支援活動が評価されたのか、外務省の配慮もあって、各国大統領の間を縫って同じ3分間スピーチをすることができた。以下がその内容である。

DSC_0019.JPG

***************

TICAD7 全体会合

2019年8月28日
於:パシフィコ横浜

議長、ありがとうございます。

皆さま、30年以上にわたり、アフリカの農業発展に取り組んできた私たちの成果を皆さまに共有できることを嬉しく思います。

1986年、ジミー・カーター元アメリカ大統領、ノーベル平和賞受賞者ノーマン・ボーローグ博士と共に、日本財団はササカワ・アフリカ財団を設立しました。皆さまは、「なぜ、農業支援から始めたのか?」と疑問に思われるかもしれません。アフリカでは、約7割の人口が農家です。農業の発展なくして、アフリカの発展はないと確信しました。

そこで、私たちは政府の農業普及員と一緒に仕事をするというモデルを確立しました。このモデルを通じて、アフリカ16カ国で何百万人もの農家に近代的な技術を指導してきました。また、私たちは、アフリカの26大学において農業普及員用の大学カリキュラムを作り、6,500人以上の中堅農業普及員が農業専門の学位を取得しました。

この30年で、アフリカの農業を取り巻く環境は大きく変わりました。今や私たちは、食糧生産に加え、農業バリューチェーンに注力しています。私たちのプロジェクトにおいては、すでに若者が農業バリューチェーンの中で活動しています。彼らは、農作物の収穫後の加工サービスを地元の農家に提供しています。私は、この新たな時代の農業の主役になるのはアフリカの未来を背負う若い世代であると期待しています。

各国の指導者の皆さま、どうか農業に注目してください。農業は、雇用やビジネスチャンスを増やし、アフリカの未来を担う若者にとってビジネスチャンスに溢れた魅力的な職業となるでしょう。 私は、アフリカが農業を通して未来志向で夢と希望に満ちた大陸になることを確信しています。ありがとうございました。




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