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leprosy.jp
resize.png日本財団はハンセン病の差別撤廃を訴える応援メッセージサイト「THINK NOW ハンセン病」を開設。皆様からのメッセージを随時募集・配信しています。
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笹川 陽平
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【私の毎日】6月4日(火) [2019年06月04日(Tue)]
6月4日(火)

7:20 財団着

9:10 ソーシャルイノベーションフォーラム2019のヨコラボ発表会

10:00 辰巳雅世子 笹川平和財団中東イスラムグループ長

10:30 鈴木浩司 日本海事科学振興財団常務理事

11:00 鈴木秀生 外務省国際協力局地球規模課題審議官大使
    
13:00 加藤仁紀 NPOブラジル人労働者支援センター理事長

14:00 スピーチ打合せ
 
14:30 北欧の大学で日本研究を行っている博士課程学生

15:00〜18:00 スカンジナビア・ニッポン ササカワ財団 交流会
     (今年度の日本人と一部北欧の受賞者約40名)

18:000 懇親会
「海底探査の国際コンペ」―日本財団 GEBCOチーム優勝― [2019年06月04日(Tue)]
「海底探査の国際コンペ」
―日本財団 GEBCOチーム優勝―


5月31日、モナコにある海洋博物館にて、「Shell Ocean Discovery XPRIZE」という海底探査技術を競う国際コンペティションの授賞式が開催された。

授賞式では、ファイナリストに残った9チームのうち、日本財団の人材育成事業の卒業生13カ国16名によって構成されるGEBCO‐日本財団チームが優勝し、賞金400万ドルを獲得した。

日本財団は、世界の海底地形図の作成が20世紀を通して100年近くにわたり滞ってきた背景に海底地形図を作成できる専門家が少ない状況があることに着目し、2004年から米国のニューハンプシャー大学でGEBCO(大洋水深総図委員会)と共にこの分野の人材育成を推進してきた。これまでに39カ国90名のフェローを輩出しており、今回のコンペティションに参加したメンバーはその中の一部である。

以上のような経過から日本財団は国際混成チームで参加せざるを得なかった。もちろん日本チーム(Team KUROSHIO)の準優勝も評価に値する結果ではあったが、優勝チームは日本財団が長年にわたって国際的に人材養成を行ってきた中の優秀な卒業生の国際混成チームであった。

しかし、日本の多くのメディアでは不思議なことに、優勝チームがどこかについて触れることがなかったのは画竜点睛を欠いた報道であった。

XPRIZE(エックスプライズ)とは、米国の非営利組織であるXPRIZE財団によって運営され、世界の大きな課題を解決することを目的とした取り組みである。最近では、民間による最初の月面無人探査を競う「Google Lunar XPRIZE」が話題となったが、今回のコンペティションも舞台は月と深海とで異なるものの、同じ「探査」をテーマとした壮大なプログラムであった。

同財団は、深海の探査における技術革新のきっかけを生み出すことを目指して、このコンペティションを開催した。その過程で、海底探査での活用が期待される様々な技術が開発された。日本のチームの結果だけに着目した報道では、本取り組みが世界的視野と未来に向けた展望を持って実施され、多くの成果を生んだことが十分に認識されなかったのではないか。

2016年、同じモナコの海洋博物館で、日本財団は、全世界の海底地形図を2030年までに明らかにするためのプロジェクトThe Nippon Foundation-GEBCO Seabed 2030を発表した。これまで謎に包まれていた世界の海底を全て明らかにするという人類共通の夢に向って、世界と手を携えながら、長期に亘って取り組むプロジェクトである。今回のShell Ocean Discovery XPRIZEで開発された技術や、参加チームに蓄積された知見や経験は、全世界の海底地形図の解明のために、必ず生かされていくものと確信している。日本財団はこの栄誉に満足することなく、今後とも重大な責任を果たしていきたいと、関係者一同喜びと共に気を引き締めているところである。

GEBCO-NF Alumni Team.jpg
優勝した日本財団‐GEBCOチーム
右から5人目がチームの中心となった日本財団の海野光行常務理事

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