笹川スポーツ財団「感謝の集い」 [2012年04月07日(Sat)]
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笹川スポーツ財団「感謝の集い」 ―笹川挨拶― 2012年3月14日(水) 於:アークヒルズクラブ「クラブルーム」 日本財団の笹川でございます。 本来ならばJOCの竹田会長がご挨拶をされるのが筋でございますが、どうも日本ではお金の出し手が偉いようで、私をヨイショすると少し余計にお金が出るのではないかということで真っ先にご指名下さったのだと思います(大笑)。しかし、日本財団というのは大変下剋上の世界で、私は名ばかりの会長でございますので、ご期待に添えないことを大変申し訳なく思っております(笑)。 私は男なのに産むことに興味を持っておりまして沢山の財団を作って参りましたが、全く面倒見が悪く申し訳なく思っております。しかし笹川スポーツ財団は、竹田会長や小野会長をはじめとする本日お集まりの皆様方に本当に素晴らしいご指導を頂いております。小さな財団ですが、全ての国民が健康な生活を送るために生涯スポーツを推進していこうということでスタートを切りましたが、当時はこれほどの高齢化社会を迎えるとは考えてもみませんでした。 スポーツ関連でいうと、他にブルーシー・アンド・グリーンランド財団という組織もあります。設立当時はボートレースの景気が良く、1,700億円をかけて全国約500ヵ所に体育館やプールのある海洋センターを作りました。この度、海洋センター出身のカヌーの選手がロンドンオリンピックに出場するそうです。ブルーシー・アンド・グリーンランド財団はドイツのオリンピック委員会の専務理事を務めておられたアーベルベック氏の指導を受け、地方におけるスポーツ振興の重要さ、特にコミュニティの健康増進という面での運動に注目して活動してきました。 笹川スポーツ財団は、今や小野会長のリーダーシップの下、スポーツを科学的に考え研究するシンクタンクを目指して行くという方針が一つの柱になったそうですが、これは大変有意義なことだと私は思っております。ご承知のとおり、笹川スポーツ財団が出している「スポーツ白書」は地味な仕事ではありますがそれなりの評価を受けており、その時期になると新聞紙上に国民の運動に対する状況が発表されます。これを継続していることは非常に大きな意味があるわけでございまして、今現在だけでなく、将来に引き継がれる貴重なデータとして重要な仕事をして頂いていると感じています。これも全てご列席の皆様の力添えのお陰でございます。 話はさておき、ロンドンオリンピックも始まりますし、またその後のオリンピック招致もございます。特に東日本大震災以来、スポーツの力というものが国民レベルにまで認識されてきたのは素晴らしいことだと思うのですが、残念ながら他の候補地に比べると、招致に対する国民の関心は相当低いわけでございますので、私達はささやかな組織ではありますが、総力を結集して全国的に国民の関心を高める活動を盛り上げていきたいと思います。 この度の震災で日本人の絆、あるいは心が一つになったと言いますが、このオリンピックの招致も日本国民が心を一つにするという熱意のバックグランドがあって初めて竹田会長もご活躍が出来るわけでございますので、どうかご列席の皆様共々、日本へのオリンピック招致が成功するよう協力しようではありませんか。 本日は20周年という大きな節目にお招きいただきましてありがとうございます。どうぞ皆様方のお知恵を笹川スポーツ財団にお寄せ頂きまして、この財団が日本のスポーツ界にとりませてかけがえのないユニークな財団に育つことを願っております。ご出席の皆様のご協力を切にお願い申し上げます。 |










