7月22日(金) [2011年07月22日(Fri)]
7月22日(金)
バンギ(中央アフリカ)発、パリ経由
13:40 成田着
15:30 自宅着
|
Posted by
笹川 陽平
at 16:16 |
私の毎日 |
この記事のURL |
コメント(0)
「モンゴルの変わった習慣」その1 [2011年07月22日(Fri)]
遊牧の民、子供達に託す親の思いは? ウェブより転載 「モンゴルの変わった習慣」その1
それぞれの国には長い文化・伝統があり、日本を中心に考えるとおかしなことになる。
例えば、韓国では女性は立て膝で食事をし、食器を手にすることは食べ物を独占する意味があり、嫌われる。食器も箸も金属製なのは、古来、毒殺を恐れて銀食器を使用した名残りである。
民族学者・柳田邦男の「用の美」、即ち、生活用品の中に美を感じる文化は日本独特の世界に誇るべきもので、日本食をユネスコの世界無形文化遺産に登録しようとする運動も、是非成功してほしいものだ。
前置きが長くなったが、モンゴルは気候の厳しい国で冬は零下30度にもなり、放牧中の山羊や羊が大量に死ぬことも珍しくない。したがって、神を尊敬し、悪魔を恐れる風習は今なお色濃く残っており、特に子供と悪魔の関係はユニークで、可愛いい我が児が悪魔にさらわれない(死亡しない)ようにするために、わざと醜い名前をつける習慣がある。
「バースト(ウンコ)」、「フンビシ(人でなし)」、「テルビシ(あっちじゃない)」、「エネビシ(これじゃない)」、「ネルグイ(名無し)」、等々、中には「悪い犬」もある。
日本でも一時話題になった「悪魔」なる名前は、さすがのモンゴルにも無いらしい。「悪魔」が「悪魔」なる名前の子供を見つければ、真っ先に連れて行くに違いないからだ。
子供の褒め方にしても「まあ!! 不細工な子供ね」とか、「汚い子供ね」と褒めなければいけない。「まあ!! 可愛いい!」は悪魔にさらわれる(死亡する)と、お母さん方は本気で信じているらしい。
そういえば小乗仏教の国であるタイ、ミャンマー、スリランカなどでは、子供の頭には仏さまが宿るといわれ、日本のように子供の頭を可愛いいと言って撫でることはできない。
異文化交流は、まずその国の生活習慣を知ることが大切である。
|