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笹川 陽平
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12月18日(金) [2009年12月18日(Fri)]

人民ネットで挨拶 会場には日本語を学ぶ学生の姿も


12月18日(金)

  08:50 自宅発 北京ヘ

  14:00 北京 ホテル着

  15:00 人民日報社ヘ

  16:00 笹川日中友好基金20周年記念ホームページ・オープン・セレモニー
       (人民ネットに掲載) スピーチ

  18:30 社会科学文献出版社・謝寿光社長


「脱たばこ社会」に向けて [2009年12月18日(Fri)]

たばこ1箱1000円を標語に訴えた


「たばこ政策の重要課題〜健康増進と価格政策」

主催:日本医療政策機構


日本政策医療機構は、内閣特別顧問を務められた東京大学の黒川清名誉教授が主宰されております。黒川名誉教授は洞爺湖サミットでグローバル・ヘルスを提言された中心メンバーです。

当日はマスコミはじめ全国の関係者が集まり盛会でした。会議では末尾の大会アピールを採択、財務省に提出されました。

また11月21日の朝日新聞一面の意見広告では2万人以上の署名が集まり、日本禁煙学会の作田学理事長より財務省に提出されました。


スピーチ:「脱たばこ社会」に向けて(要旨)


2009年12月7日
都市センターホテル


たばこ1箱1000円を提唱している笹川陽平です。

ただ今、小宮山洋子代議士からたばこ税の引き上げについてお話がありましたが、要するに来夏、参議院選挙を控えていることから一票が欲しくて大幅増税は見送られたということです。

ここにお集まりの皆さまは、これまでそれぞれの思いを持って禁煙運動を展開されてきたと思います。新参者の私は皆さまとは少し違った切り口からお話をさせていただきたいと思います。

官僚はどのような悪法であっても、法律を順守しなければなりません。その一つにたばこ事業法があります。たばこ事業法がある以上、官僚はたばこ産業の発展のためにたばこ会社、あるいは関連する人たちの面倒をみなければならないのです。

したがってたばこ事業法を廃止しない限り、皆さまの熱い思いを叶えることはできないのです。従いまして、まず第一にたばこ事業法を廃止させることが要点となってきます。

かつて日本の海洋政策は9省庁11部局に跨り管轄されていました。しかし海洋問題は縦割り行政では解決できない問題が多く、私は海洋を総合的に管理できる体制の必要性を訴え、海洋基本法の制定を提案、制定に導きました。

海洋基本法の制定が成功した背景には、北朝鮮工作船を一般公開し、南太平洋に浮かぶ沖ノ鳥島の実態調査。さらには「海に守られた日本から海を守る日本へ」という一つの標語を掲げ、海洋問題を国民的な話題にするよう努めたことにあります。それらによって一年半という短い時間で法律を成立させたことは異例なことでした。

国民に理解される運動にするには標語が必要であり、「たばこ1箱1000円」という標語は破天荒に映るかもしれませんが、大きな刺激となり、これまでの経緯を見る限りにおいては一つの目標になったものと思っています。

日本人は「禁止」という言葉に対し拒絶反応を示すことがあります。もう一つは「増税」という言葉に対しては大きな抵抗感があります。したがって国民運動に禁煙とか増税という言葉はあまり好ましくありません。

そこで私たちは「増税」という言葉を使わないで「価格改正」という言い方に変更してはどうかと思います。また私はこのような問題は国民運動として展開しなければならないと思っています。一部の政治家、あるいはたばこ被害に遭われた人たちだけで運動するというような狭い領域ではなく、もっと広く国民に理解いただくためには極端な話、たばこ会社と手を結んでも良いとも思っています。

例えば、たばこ1箱1000円で価格が3倍になり、たばこ会社も原価は3分の1になるわけで大いに儲かります。税金をいくらにするかはたばこ会社と政治家で決めてもらえばいいことで、対立軸だけでは国民運動にはつながりません。

昨年と比べ今年はマスコミでの取り上げ方にも変化が見られ、「禁煙ファシズム」あるいは「庶民のささやかな楽しみを奪う」というような報道が減り、健康問題を中心にした議論が多くなってきたことはよい兆候です。

しかし、いまだ両論併記するマスコミが多く、これは世界の中でも日本だけの島国の考え方です。そのような意味からも、私は国民運動として展開させるためには、日本禁煙学会の作田学理事長やたばこ問題情報センターの渡辺文学代表をはじめ、ここにお集まりのご皆さまが中核となり国民運動に展開できるよう、メディアは勿論のこと、政治家に理解されるような運動に広げていく必要があると思います。

作田理事長を中心に朝日新聞に掲載された意見広告がありますが、ここでは「タバコは体に良くない。それは誰もが知っている。しかし簡単には止められない。それは本人が一番知っている。タバコが1箱1000円になれば、9割以上がタバコを止めるという報告もある」と訴えています。

このように柔らかな手法で包み込んで、結果的に1箱1000円になれば止める人が多数出てくるわけで、マイルドセブンではありませんが、マイルドな運動を展開する必要があります。

インターネットを通じ「私も禁煙運動に賛成です。私はどのように運動に参加できるのでしょうか」というような声を多く頂戴しています。作田理事長は「たばこ1箱1000円」というバッチを作って運動を始めようとしています。目指す先は脱たばこ社会ですが、禁煙とか増税というよりも、たばこ1箱1000円と言った方が柔らかな感じがします。

エイズ撲滅キャンペーンではレッドリボンを、北朝鮮拉致被害者を救う運動にはブルーのバッチを付けて国民が応援しています。運動を展開するにも資金が必要になりますので、皆さまにもバッチを購入いただき、大きな運動に発展するよう応援していただきたいと思います。

物事の闘いには戦略が必要になります。戦略とは目指すところのことです。私たちが目指すところはたばこ1箱1000円なのです。そこへ行くプロセスが戦術です。ときに戦略も戦術も同じように捉えられがちになりますが、これは大きな間違いです。健康に悪いから禁煙をしましょうとか、何となくたばこを値上げしましょうでは戦略なき戦術なのです。

小宮山代議士が言われたように、1箱1000円を目標に今年はそのための第一歩を踏み出せたのです。私たちの目指す先は1箱1000円であり、そのためのプロセスとして皆さまがインターネットを使い情報発信し、またバッチを買って配り、胸に付ける人が多くなれば、国会議員も無視できなくなるでしょう。

現在、喫煙者は肩身の狭い思いをしてたばこを吸っておられます。たばこ1箱1000円になれば、1本50円のたばこを吸い、命を縮めながら国家のために奉仕する崇高な精神の持ち主だということで尊敬の目で見られるようになります(大笑い)。

私はそのようなユーモアと余裕のある闘いにしたいと思います。喫煙者も惰性で吸うのではなく、朝食後の1本、10時の1本、昼食後の一本、3時の1本、夕食後の2本と、1日6本を味わって吸っていただきたいものです。

1箱1000円という大きな目標を掲げ、私は良いスタートが切れたと思います。これが500円や700円ではマスコミは取り上げなかったと思います。

戦略なき戦術はあり得ません。たばこ1箱1000円をめざして、新たな国民運動として皆さまの運動が一段も二段も飛躍することを期待いたしますとともに、私も微力ながら働かせていただくことをお約束いたします。

2009年11月21日 朝日新聞朝刊 一面意見広告
日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会、日本看護師協会他、多くの団体が参加した。



2009年12月7日 
日本医療政策機構「タバコ政策の重要課題 ―健康増進と価格政策」会議
〜たばこ価格政策に対する提言(大会アピール)〜


1.たばこを1箱1000円とする。

2.たばこ事業法を廃止し、健康増進目的の法律を新たに創設する。

3.たばこ税をがん対策などの医療費、喫煙対策、農業転作支援やタバコ小売店の転業資金などに充当する。
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