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leprosy.jp
resize.png日本財団はハンセン病の差別撤廃を訴える応援メッセージサイト「THINK NOW ハンセン病」を開設。皆様からのメッセージを随時募集・配信しています。
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笹川 陽平
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5月5日(火) [2009年05月05日(Tue)]

IMLI Award 受賞


5月5日(火)

 10:00 ロイズリスト紙・インタビュー

 11:00 フィナンシャルタイムス・インタビュー

 13:00 国際海事機関(IMO)・ミトロポロス事務局長主催 昼食会

 15:00 国際海事法研究所(IMLI)・20周年記念式典 於:IMO会議場

 16:10 講演「新しい海洋秩序の構築に向けた人材育成」

 16:45 レセプション

 19:00 関係者 夕食会

西アジア北アフリカ(WANA)地域フォーラム開会式 [2009年05月05日(Tue)]


西アジア北アフリカ(WANA)地域フォーラム開会式
スピーチ要旨(原文 英語)


2009年4月19日
ヨルダン王国アンマン


本日、西アジア北アフリカ地域フォーラム開会式にてご挨拶できることは大変光栄です。まず、ヨルダン王子ハッサン・ビン・タラル殿下、マルッティ・アハティサーリ前フィンランド大統領、そして国際諮問委員会メンバーの方々に対して、WANAフォーラムのビジョンを策定するために、その英知と経験を分かち合ってくださいましたことを、心よりお礼を申し上げます。

チェコ共和国のハベル元大統領と私が10年以上前に始めました年次会議であるフォーラム2000会議を通じて、ハッサン王子と私は、近しくさせて頂いて参りました。フォーラム2000会議には、人類が直面する最も緊急な課題について対話するために、世界中の卓越した指導者たちがプラハに集結します。参加者は、政界、ビジネス界、学会、メディア界、宗教界、市民社会など、多岐にわたる分野の方々です。

この会議上、ハッサン王子は常に、世界が直面する課題について深い関心を示されて参りました。殿下は、その豊富な知識やご経験から、人類の未来への指針を与えて下さいました。この10年にわたる殿下との親交は、私にとりまして大変名誉なことであり、また同時に、深く啓発・触発されてまいりました。

WANA地域のために、フォーラム2000と似た新しいプラットフォームを創設するという考えは、ハッサン王子と私が会話を重ねながら育んだものであり、ついに実現した今共に喜んでおります。殿下と同様、私も今日の世界が直面する数多くの問題に取り組んでおります。日本財団では様々な分野のプログラムを支援しており、その活動を通じて私も力を尽くしております。

私たちは、生産性向上のためにアフリカで農業に携わる人々と協働しています。
私たちは、アジアの障害者を支援しています。
私たちは、社会の偏見や差別と闘うハンセン病回復者を支援しています。
私たちは、世界の多くの国々で、未来のリーダー育成のための市民社会・教育プログラム強化を目的とした草の根活動を支援しています。

日本財団は、様々な地域において、様々なレベルで活動を展開しています。しかし、その活動の根底に常にあるのは、人に対する尊敬の念です。

私たちは、多様性を受け入れる世界を構築したいと願います。
私たちは、すべての人々が平等に参加できる社会の発展を目指します。
私たちは、人々の生活の質を向上させるために、人間の基本的ニーズ(ベーシック・ヒューマン・ニーズ)の充足に向けて努力しています。

お集まりの皆様、WANA地域は、あまりにも長い間その紛争によって注目を浴びてまいりました。これほどの紛争を重ねてきた地域における、人々間の協力を推進するのは、容易なことではありません。

しかし、一国家や一団体だけでは効果的に対処できない問題、たとえば環境、健康、人間の安全保障や発展に関連する問題などが、多く存在します。共通の目標に向かって協働する方策を見つけようとしなければ、そのような問題に打ち勝つことはできないでしょう。こうした問題は、緊急かつ持続的な対応が必要となります。殿下と同様、私たちは、当座しのぎの対応策では不十分だと考えます。

必要なのは、共通の長期ビジョンです。地域が直面する社会・経済・環境問題を人々が協議できる新しい枠組みが早急に必要です。つまり、実際的な協力と共に、地域のアイデンティティの形成につながる枠組みが求められているのです。さらに、フォーラムを通じて、WANA地域の声が、より広く世界に発信されるのも可能となるでしょう。

WANA地域は、その豊富な資源から、私たちすべてにとって重要です。その資源とは、エネルギーだけではなく、豊かな文化や伝統、美しい景観と環境、そして何よりもそこに住む人々すべてです。

歴史を通して、WANA地域は日本や他のアジア諸国に大きな影響を及ぼしてきました。私たちの地域は、あなた方から多くを学んできました。

今日こうして皆様が一堂に会する場で、私たちがお返しとして、皆様方に提供できる何かがあればとても幸いです。世界の様々な場所での経験から私たちが学んできた何か。ASEAN諸国での地域協力推進の取り組み、東アジア共同体発展の取り組みから学んだ何かです。

私たちは、数多くの課題を共有しています。知識、英知、経験を共有し、こうした境界を越えた問題に共に取り組むのは重要なことです。

今日は、重要な新しいイニシアティブのスタートを記念する日です。このフォーラムが何を達成できるかはまだ明確ではありません。多くの方向に進化することでしょう。しかし明白なのは、私たちが共通の目標を見出し、長期ビジョンを育み、やがてはこうした志の数々が現実となるように、共有の強い意識を持って今日ここに集まったことです。
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