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4月8日(水) [2009年04月08日(Wed)]


日中医学協会・安達理事長と対談「日中医学」


4月8日(水)

 10:30 日本財団・茂田宏特別顧問

 14:00 競艇振興会・伊東高廣常勤理事

 15:30 「日中医学」対談 日中医学協会・安達勇理事長

 18:30 PHP・安藤卓第一出版局取締役局長

「ロチェスター工科大学・笹川奨学生」 [2009年04月08日(Wed)]


ロチェスター工科大学・卒業式(2007年5月)


「ロチェスター工科大学・笹川奨学生」


春爛漫の中、アメリカから嬉しい便りが届いた。

世界一の聾者の理工系大学として有名な、ニューヨークにあるロチェスター工科大学より、笹川奨学金を授与される7名の学生から、喜びの手紙と写真が送られてきた。障害を持ちながらも最高学府で学ぼうとする彼らの強い意志と真摯な態度には、いつも感動させられる。

日の当たらない人々に手を差し伸べるのが私たちの仕事のモットーであるが、多忙な毎日の中で、このような小さな出来事こそ、私たちを奮い立たせる特効薬である。

休日、庭の桜花を愛でながら、酒に耽り、彼らの写真と手紙を何べんも見比べながら、彼らの将来に幸あれと一人悦に浸る。

日本にも20万人を超える聾者がいる。世界全体にどれくらいの聾者がおられるか知らないが、願いは、選ばれた奨学生が、学業終了後、それぞれの出身国で聾者の社会的地位の向上のため、指導者として活躍してくれることである。

日本財団の国際グループには、昨年9月から、ロチェスター工科大学マスターコースを卒業した吉田稔が勤務している。高い能力と向上心を持った吉田は、短期間のうちに職員にとけ込み、東南アジアの聾者教育の充実と人材育成のプログラムの実施に懸命である。

聾者教育に心血を注ぐ国際グループ・チームリーダーの石井靖乃から過去の奨学生のデータが届いた。文化系のギャローデット大学(ワシントンDC)での奨学生は、45ヶ国、156人が既に社会で活躍している。ロチェスター工科大学は、18ヶ国29名である。

下記簡単に、本年度のロチェスター工科大学の笹川奨学生を紹介する。

名前:国名:専攻科目:将来の希望
Julius Mushi:タンザニア:国際学:国際経営学のMBAを取得
Juan Gamundi:ホンジュラス:応用コンピューター科学:母国で技術関連職に就職
Gergely Horvath:ハンガリー:工学:工学の修士号を取得
Peter Csiszar:カナダ:生物工学:生物工学分野において就職
Philip Akurigo:ガーナ:刑事司法・公共政策:障害者に特化した人権擁護家になること
Pratik Kuruvilla:インド:応用コンピューター科学:IT分野において就職
Dorothy Miteva:ブルガリア:マーケティング・広報:コミュニケーション学の修士号を取得


Julius Mushiさん(左)・Gergely Horvathさん(右)



Peter Csiszarさん(左)・Philip Akurigoさん(右)



Pratik Kuruvillaさん(左)・Dorothy Mitevaさん(右)


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