12月1日(月) [2008年12月01日(Mon)]
シンガポール空港内で飛行機待ち 12月1日(月)
11:00 成田発
17:00 シンガポール着
19:00 関係者と夕食・空港内ホテル泊
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Posted by
笹川 陽平
at 18:00 |
私の毎日 |
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本が出版されました [2008年12月01日(Mon)]
「本が出版されました」
早や師走、一年の早さにただただ驚きです。
ゆっくり一日、紅葉を楽しみたいとの願いも、海外活動の為に実現しませんでした。個人的には、夏からいきなり師走を迎えたような気がします。
お蔭様で、皆様のご支援で元気に働いております。
過去の活動の一部が本になりました。表題「人間として生きてほしいから」は出版社のご意向で、個人的にはおもはゆく、恥ずかしくもあります。
ご笑覧くだされば幸甚です
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ネパールでハンセン病制圧活動 [2008年12月01日(Mon)]
「ネパールでハンセン病制圧活動」
今朝から8日間、ハンセン病制圧活動でネパールに入る。
通常バンコク経由だが飛行場が混乱しているので、シンガポール経由。 少し遠回りとなる。
今回訪問する地域はインドとの国境地域で、今まで治安が悪く活動不能であった。若干、政治も落ち着いたようなので、WHO(世界保健機関)のアレキサンダー博士と共に精力的に活動する予定である。彼は東チモールでは銃弾を浴びた経験もあり、騒乱の折は重傷者の救援に大活躍した、グルジア出身の偉丈夫である。
ムンバイ事件もあり、情報収集と慎重な行動に終始するつもりだ。
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コスタリカとアリアス大統領 [2008年12月01日(Mon)]
「コスタリカとアリアス大統領」
コスタリカは、1986年、アルベルト・モニヘ大統領が永世非武装中立宣言を発表した、世界の独立国で唯一軍隊のない国として有名である。
現アリアス大統領は、中米和平合意成立の功績で、1987年、ノーベル平和賞を受賞した。確か大統領退任後(大統領退任が1990年ですから91年か92年)にどなたかの紹介でご夫妻で事務所においで頂いたのが交際のはじまりで、以来、ハンセン病制圧のグローバルアピールへの署名やプラハでのハベル大統領の国際会議にも出席を頂いている。
3Cは日本人男性の憧れといわれている。コスタリカ、コロンビア、チリの女性は小柄ながら前も後ろも出るところが出ていて、プロポーションが良いのである。
アリアス大統領のご令室・マルガリータはセクシーで大きなはっきりした瞳に少し厚い唇。「天は二物を与えず」はウソだと思わせるほどの知識人であり、絶世の美女であった。初めてお会いしたときは、背筋を伸ばして両膝頭をくっつけ足を斜めに揃えるモデルのような座り方で、失礼ながら、大統領よりご令室の方へ視線が向いたのを記憶している。
今回、同行の国際部・斉藤栄にコスタリカの代表的美人を紹介できると楽しみにしていたところ、とっくの昔に別れたと、現地でお世話になった通訳の五十嵐彩子さんに教えられた。当時「アリアス大統領の後継者として大統領に立候補か」とさえいわれた才媛は、何かの理由で離婚、その後社交界にも出ていないとのことである。五十嵐彩子さんがいなければ大統領に「奥様は?」と聞いたに相違いなく、あやうく恥をかくところであった。
2006年再選のアリアス大統領は、自ら我々を接見室から執務室に招き入れた。旧交をあたためたところで「ノーベル平和賞の賞金で設立したアリアス財団の活動を見て欲しい」と自らビデオを操作し、大統領の席を私にすすめ、同行の広報担当・富永夏子には、私の後の大きな大統領執務机の椅子をすすめた。後で「大統領の椅子に座ってテレビを見た人は彼女がはじめてだろう」と大笑いとなった。
大統領の椅子に座ってテレビを見ている富永夏子
近年、アリアス大統領は環境問題でも注目を集め、環境先進国として国際社会に貢献することを目標に「自然との共生イニシアチブ」を掲げ、2021年までに温室効果ガス総排出量をゼロにするという目標を掲げている。コスタリカは「生物の楽園」ともいわれ、森林保護政策も積極的に行っており、海外からの観光客も増加している。
しかし、2007年6月、台湾と断交し中国と国交を樹立。中南米の台湾外交の有力国の一画が崩れた。「台湾からの資金提供額が少なくなったから」とラジオで明言したともいわれている。
ペルーでのエイペック開催を直前に、胡錦涛国家主席はキューバからコスタリカ訪問を経てペルーに入る。最近のコスタリカと中国の蜜月関係を象徴するように、大統領執務室に飾られた数十枚の写真の中で一枚だけ、執務机に胡錦涛国家主席とのツーショットが飾られていた。
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