マータイ ノーベル平和賞受賞者 [2008年05月26日(Mon)]
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笹川 陽平
at 22:28 |
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床屋の嘆き その1 [2008年05月26日(Mon)]
「床屋の嘆き」その1 行き付けの床屋は、最近急に嘆き節が多くなった。
実直な親父は、老妻と一人息子との3人で床屋を営んでいる。
「めっきり客が減ったので、そろそろ店を閉めようか」と、老妻と話しているという。この保健所管内の床屋は70軒ほどあるが、「毎月1軒は店を閉めている」と嘆く。
「何でそんなに客が減ったの」との問いに 「だって、笹川さんのところは4人、笹川さんのお兄さんのところは5人と、9人もの上得意がゼロになって、代わりは笹川さん一人が客になっただけですよ」
「まるで客が減ったのは私のせいみたいだね。この世田谷の松原界隈は若い人に人気で、人口は増えているでしょう」 「それはそうですが、お客は50歳以上の人ばかりで、子供はほとんど来ませんから」
「どうして?」 「母親が美容院に連れて行って、自分の好きな髪形にカットさせるんです」
「スポーツ少年はくるでしょう?」 「最近、性能の良いバリカン(髪の毛を切る道具)が7〜8000円で売られていて、丸坊主は母親がしてしまうんですよ。だから店には来ません」
「それではなぜ若い男性はこないの?」 「若い男性も美容院に行って、若いねえちゃんに髪の毛をさわってもらった方がいいらしいですよ」
「なるほど」 「床屋(理髪業)と美容院の区別がつかなくなってきたんですよ」
床屋の嘆きを聞いて家に帰ったところ、長男が大阪から孫を連れて遊びに来ていた。
「床屋と美容院の違いは何だろうね」 「調べて返事するよ」
それが以下の通りである。
「美容」とは、パーマネント・ウェーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすることをいう。 「理容」とは、頭髪の刈込、顔そり等の方法により、容姿を整えることをいう。
書かれていることだけに業務を限定すると、床屋さんではパーマはかけられないし、美容室では髭剃りが出来ないことになる。
なお、顔剃りは美容師の業務にも明記されているが、元来、女性の化粧ののりを良くするためにうぶ毛を剃るためのものであって、男の髭剃りを目的にしたものではないと思うが・・・。
法律上の記述が曖昧なため、お互いに相手の業務範囲に入り込み始めたようだ。
床屋の親父曰 「いずれ近い将来は、床屋と美容室は一つになるのでしょう」
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笹川 陽平
at 08:08 |
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