日本音楽財団 [2008年04月14日(Mon)]
Posted by
笹川 陽平
at 20:14 |
私の毎日 |
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マーシャル諸島共和国大統領 [2008年04月14日(Mon)]
トメイン大統領(写真右)と面談 「マーシャル諸島共和国大統領」 太平洋の真中に浮かぶマーシャル諸島共和国のリトクワ・トメイン大統領が国賓として来日され、面談の機会を得た。
マーシャル諸島共和国の人口は52,700人。とりたてて特産物はなく、水産物とコプラ製品が主な輸出品目で2,100万ドル程度。
1954年、日本のマグロ漁船『第五福竜丸』が被曝したビキニ環礁もこの国の領土である。
マーシャルは1998年、台湾との外交関係を樹立。リトクワ・トメイン大統領は立候補にあたり、台湾との国交断絶、中国との外交関係樹立を公約としたが、大統領当選後、台湾との交流を再評価して国交継続を宣言した。
台湾と中国との狭間にゆれる国でもある。
太平洋島嶼国との関係は、20年前、笹川平和財団の中に太平洋島嶼国基金を設置し、さまざまな協力を行ってきた。小渕総理時代に太平洋島嶼国との国際会議を進言し、実現したこともある。
やり手政治家というより、物腰やわらかく静かな性格のようで、淡々と日本との関係を説明された上、我々の永年の協力に謝意を述べられた。
学生の日本での教育、海洋に関する漁業海底資源、環境問題などでの協力関係をより確立するため、笹川平和財団の羽生副会長の訪問を決定した。
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