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笹川 陽平
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東京財団 [2008年01月21日(Mon)]
11:00 (社)東京都モーターボート競走会 理事会

14:00 東京財団 理事会

15:00 東京財団 加藤会長
メンズ・ファッションと『ちょいワルおやじ』 [2008年01月21日(Mon)]
メンズ・ファッションと『ちょい悪おやじ』


正月2日、倅の一人が伊勢丹のセールに行くという。デパートなどほとんど行く機会がないので、大いに好奇心を刺激され、同行することにした。

伊勢丹のメンズ・ファッションは、他の追随を許さない日本一だそうである。

館内はまるでラッシュアワーの電車の中のようで、人に触れないで歩くことは不可能なほどの大混乱である。客は約8割が20代後半から40代前半くらいの男性である。

化粧品から入浴剤、ジャケット、コート、ネックレスにブレスレットなど、さまざまな身につける装飾品。これを男が買うのかと、しばし驚きの連続であったが、約3割引きの値段のせいか(中には5割引のネクタイもあったが)飛ぶように売れているのである。

二年ほど前、男性のファッション雑誌『LEON』から始まった『ちょい悪おやじ』は、30〜40代、年収1000万円の最も金を使う世代をターゲットに始まったらしい。

「親父、向こうから来る男を見てごらん。鳥打帽に黒のトックリスウェーター、ネックレスに金のブレスレット、レザージャケットに少々くたびれたジーンズ、靴はブーツ。

ああゆう人をちょい悪おやじスタイルというんだよ。別に悪いことをするんではなくて、日頃のスーツにネクタイ姿から解放感を求めているんだ」

なるほど、かつては石津謙介氏のアイビーリーグ・ファッションもあったし、更に昔には弊衣破帽に高下駄もあった。しかし、家庭生活に最も金のかかる30〜40代がおしゃれに金をかけるとは、どうも解せない。

今年の男性のファッションはプレッピーだという。プレップスクール(進学校)のまじめな服装をほんの少し崩して30〜40代の男性が着こなすらしい。

なんで高校生の服装を30〜40代の世代に着させるのか。倅の言うことはよく理解できない。倅の卒業証書が偽物でなければ、アメリカの一流大学の修士である。

しかし、倅の英語力は余り信用していない。一昨年の正月にハワイに家族全員が集合した折、孫にイルカのショウを見せたいとばかりに

「 Where can I see a Iruka(イルカはどこで見られますか?)」と聞いて、
日系人に「イルカいないよ!!」と語呂合わせで笑われた。倅はイルカを英語だと思っていたらしい。

更に醜い話は、レストランで
「前菜は何にしますか」とウェーターに聞かれ、

「プロスティチュート(prostitute)を下さい」

「何ですって!! ここはレストランですよ」とウェーターは笑った。

「だからプロスティチュートを下さい」

そこで英語の喋れない私が割って入った。

「君の食べたいのはメロンの上に生ハムをのせたものだろう。それはプロスチュートというんだよ。プロスティチュートとは“売春婦”のことだ。このやろう!! 本当に大学院を出たのか」
といって大笑いになった。

しかし、日本を代表する外交官が「オットセイ」を英語だと思い色々発音を変えてみたが通じず失笑をかったことは、通訳業界の語り草となっている。あまり倅を軽蔑してはいけないのかも知れない。

せっかく来たのに何も買わないのもどうかと思い、ゴルフ売り場に行って手袋と靴を見たが、割引ゼロとのこと。結局何も買わずに正月のデパート風景を見て帰ってきた。

セールとは、日頃世話になっている消費者に、年に一、二度、感謝の意味で行うものとばかり思っていたが、大いなる誤りであった。

ようするに流行遅れになりそうな商品に限って早めに処分するのがセールであって、決して消費者優先の行事でないことを勉強する機会となった。
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