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resize.png日本財団はハンセン病の差別撤廃を訴える応援メッセージサイト「THINK NOW ハンセン病」を開設。皆様からのメッセージを随時募集・配信しています。
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読売新聞社長 [2007年11月22日(Thu)]

10:00 国土交通省 春成海事局長

11:00 海洋政策研究財団 寺島常務理事

13:00 笹川アフリカ協会 宮本事務局長

16:30 読売新聞グループ本社 内山社長

コンゴ民主共和国より帰国 [2007年11月22日(Thu)]


ピグミー族のハンセン病患者の症状を確認





「コンゴ民主共和国より帰国」


先週の木曜日夜、帰国した。
10月は18日間、11月も11日間の海外活動となった。

山のような書類の整理、懸案事項の打合せ等で帰国報告が遅れてしまった。

現地滞在中の日程(11月5日〜15日)については先週金曜日にアップしてあるので、ご興味のむきはどうぞ。

コンゴ民主共和国は、外務省より『避難勧告と渡航延期』が出ていたが、現地WHO(世界保健機関)事務所、コンゴ保健省との打合せの結果の渡航であった。

現地日本大使館の指示に従い、滞在中の日程と人名を届けに行った。

あいにく大使は不在であったが、部屋の窓の内側には防弾ガラスの衝立があった。2006年10月29日の大統領選挙による混乱の時は、大使館近くにも被弾したらしい。「ようやく首都・キンシャサは平穏になった」と、係官が説明してくれた。

しかし、外出は車以外危険なので、キンシャサでの3日間は車でホテルと会談場所を移動するだけで、唯一、近くのコンゴ川を見ただけであった。

ウガンダルワンダなどと国境を接する地域では、今も16,000人のPKO部隊が展開しており、滞在中のキンシャサのホテルでは、迷彩服のベルギー人兵士が3カ月の任務を終え帰国するため、ロビーに集まっていた。

コンゴは衛生状態極めて悪く、肺ペスト、ペスト、骨髄膜炎、眠り病、マラリヤ、結核、E型肝炎と、病気の宝庫?で、アフリカに詳しい西洋人にピグミー・キャンプまで入ったというと、半ば感心、半ば驚きの表情をする、猖獗(しょうけつ)を極める国である。


ピグミー族が生活するコンゴの最深部



コンゴ最深部の密林で生活するピグミー族のキャンプ訪問は、なかなかスリリングな旅となった。

首相命令で保健大臣が同行となり、彼らの説明によると「大統領並みの警護体制」の支援を得てではあるが、ピグミー族のキャンプでハンセン病制圧活動の目的の一部を果たすことができた。

今は、無事帰国してほっとしたところである。

明日から、フィリピンのルソン島タバオで開催される公的知識人会議に出席する。
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