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終末医療 末期がんのためのピ−ス・ハウス [2007年03月28日(Wed)]

「終末医療 末期がんのためのピ−ス・ハウス病院」



国内初の独立型ホスピスとして当時は注目を浴びた


今から13年前、神奈川県中井町にある平塚富士見カントリークラブの隣接地に、末期がん患者をお世話する『ピース・ハウス』が完成した。

聖路加国際病院の日野原重明先生の指導のもと、「末期がん患者が病院の一室で、技術偏重の中、スパゲッティ状態にされたままで人生の最期を迎えるのは如何なものか。

“人生、終わりよければ全てよし”。

死ぬまでの限られた時間を家族やボランティアに支えられながら、精神的に充実した日々を過ごす」ため、遠く富士山や駿河湾を望む景勝地に『ピース・ハウス』は建設された。

この度、自宅療養者やデイ・ケアのための付属施設が完成したので、久し振りに訪問した。


このたび竣工されたデイ・ケアセンター



22床のベットは満員で、医師、看護師は勿論のこと、日野原先生を慕うボランティア100人が協力して、一日一日を大切にされている患者のお世話をしていた。

庭には美しい花壇に四季折々の花が植えられ、遠く富士山を眺めながら、ボランティアの作るクッキーと紅茶で談笑できる環境は、日本唯一のものである。

日本的な義理固さからか、残念なことに、ほとんど回復の見込みがなくても病院との縁がきれず、病院で終末を迎える人が多い。今の時代、病院に遠慮することはない。

読者の関係者で末期がんの方がいらっしゃったら、遠慮なくピース・ハウスに連絡して下さい。

必ずや喜んでいただけるものと確信します。

入院費用は健康保険が適用されます。
詳しくは「ピースハウス病院入院費用」をご覧下さい。

無料のお部屋もあります。

住所:神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1000-1
ピースハウス病院 デイ・ケアセンター
Tel:0465−81−8900
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コメント
笹川さん、
 日本財団のお陰で、人生を最後まで「生きる」選択肢ができたのだと、思います。
 笹川さんに紹介してくださったのは日野原重明先生でした。毎年、週末をかけて行なわれるナースと医師、その他医療従事者のチームプレーでの「看取り」の研修の通訳をお手伝いをしています。
Posted by: 原 不二子  at 2007年03月30日(Fri) 10:28

 昨年、蒲田に住んでる知り合いのお婆さんが、ホスピスで亡くなりました。
膀胱ガンだったのですが、発見したときにはもう末期だったとの事です。
 そのお婆さんは、寝たきりのお爺さんと二人暮らしで、ずっとお爺さんの身の回りの世話をしてきたので、本人も身内の方も病院の集中治療室でお爺さんと離れ亡くなるよりも、最後まで「一つ屋根の下」で、会いたい時に会えるようにと、本来はお爺さんは入れないのに、ホスピスの粋な計らいで(同室とまではいかなかったようですが…)、最後を迎えられたとの事でした。

 医学は進歩しているとは言っても、やはり限界もある。
治療すれば治る病気や怪我の方には「頑張れ!頑張れ!」で良いが、治る見込みの無い方に「頑張れ!」と言う事は、非常に酷である場合もあると思う。
笹川さんの記事を読み、自分にとってどのような終わり方が幸せか?という事を、改めて考えてみました。
Posted by: 神竜  at 2007年03月29日(Thu) 02:36