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「社会貢献者表彰式典」―挨 拶― [2019年08月23日(Fri)]
「社会貢献者表彰式典」
―挨 拶―


2019年7月22日
於:帝国ホテル

本日は長年のご労苦、ご努力、ご活動が評価をされ、表彰を受けられた皆様方、そして表彰を受けられた方をサポートして下さった、多くの皆様に心から御礼と感謝を申し上げます。

毎回私はこの会に出席して考えさせられることがあります。政府や行政は、どのようにして国民生活をより安定し、質の高い社会を創っていくかが仕事です。しかし、この複雑多様な成熟した民主主義国家日本を支えるには、皆様方のご活動こそも大切です。

戦後74年です。私は6歳の時に東京で被災をしました。10万8千人の人がたった2時間半の爆撃で死亡しました。私の街は全員墨田川へ第二次避難所として逃げることになっておりましたが、私は水が怖かったので、町内会から外れ上野の方へ逃げ、私と母親の二人は助かりました。そういう経験も踏んできたわけですが、その後、これだけの経済成長を果たした日本は、世界の賞賛の的であることは、私は一年間のほぼ4割は世界中を旅しておりますが、どこに行っても日本の国をモデルにしたいと言われます。

私たち日本は、戦後本当に平和な国になり、生活レベルも飛躍的に向上しました。国民の努力と共に国に対する権利の主張が強く後押ししたことも事実です。しかし権利の裏には義務があります。私たち日本人は、この義務の部分を忘れて権利のみを主張をしてきましたから、日本の財政は1千百兆円という膨大な借財を抱えるに至ったわけです。

私たちは権利の主張だけではなく、国民一人ひとりができる範囲の義務を履行しなければ、これからの少子高齢化の時代を過ごすことはできません。そして皆様方こそ率先して国民の義務の分野で素晴らしい活躍をしていただいているわけです。

誰から頼まれたわけではない。自分たちの良心、そして人生って何だろう。何か世の中の役に立ちたいとの自発的な気持ちで、それぞれの地域で有意義な活動をされています。このようなことがここにお集まりの皆さんだけではなく、日本国民全てが権利と同時に義務、皆が皆を支える、そういう日本人としての伝統ある価値観を共有できれば、日本は世界からさらに尊敬される国になることは間違いありません。

ここにお集りの皆様、皆様方は決して義務を履行しようというような気持ではなく、自然の発露でなさってこられ、本当に真に尊敬に値する皆様方です。まだまだ私たちはやらなくてはならないことが沢山あるわけで、皆様方のリーダーシップで自らのお仕事だけでなくて、多くの方に呼び掛けていただき、国民の多くがこのような気持ちになって世界の模範的な平和国家日本が完成するよう、益々のご努力をお願いしたいと思います。

安倍昭恵会長を中心にして、内館牧子先生の先ほどの審査の講評もありましたが、本当に真剣な議論の中で皆様方が選ばれたわけです。どうぞ誇りを持って更により良い日本の社会を創るため、そして健全な若者がこれからの日本国を背負っていけるように、皆様方のご協力ご指導をお願い申し上げます。

本当に本日はおめでとうございました。

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コメント
よく言われますように1千百兆円の借金とは具体的に「誰が誰から借りているのか?」もうひとつは基本的な貸借対照表の問題で、貸し方、借り方の双方を見る必要があります。

よくスウェーデンなど北欧の国が福祉国家だと言われますが、例えば国民皆保険にしても、日本のように保険証1枚でいきなりどこの病院にも行けるという性質のものでないことは知られています。
その証拠にそれらの国は日本と比べて、年間の平均入院日数、通院日数ともに極端に少ないことが統計でも明らかで、平均的な老人ホームでのケアは日本の方がはるかに優れていると一般紙でも報じられています。

だから日本人は気軽に病院をアテにし過ぎるとか、丁寧なケアが福祉施設の低賃金、過酷労働を招いているとの視点に立ち過ぎれば、抜本的改革が求められ混乱します。

つまり人口が日本の10倍以上である中国が日本と同等の福祉策を実践すれば、単純に日本の10倍以上の財源を投じることになります。

G7の中で一番福祉が充実しているとされるフランスで、なぜ過激デモが起こるのかは、その実態を朝日新聞や毎日新聞でも伝えているのであり、はて?同じ日本人で同じ新聞を読んでいても「読み方」や「読んでいる記事」が異なるのかな、と不思議に思うことがありますね。
Posted by: 愛  at 2019年08月24日(Sat) 01:43

空襲の時、わが郷里、墨田区に逃げないで助かって良かったです。

幼少期より、地元では、9/1と3/10には震災と戦災で亡くなられた方々をお祀りする東京都慰霊堂にお参りするのが習わしでした。堂内に飾られている空襲後の写真を見ていると子供心に怖くてなりませんでした。

現在、慰霊堂には「夢供養」をするコーナーがあります。鎮魂のため「被災者の代わりに、あなたが自分の夢を叶えてください」と、ひとりひとりが自分の夢を書いて納めるのです。

掲げられた夢を眺めてると、自分のため(権利を重視)の夢もあれば、世のため(義務を重視)の夢もあります。しかし、慰霊堂に身を置くと、今生かされている有難さや不思議さを感じる方が多いのでしょう。世のための夢が多いような気がします。(私の祖父も震災時にこの場所に逃げ込みそうになりましたが、混雑で断念したおかえげで生き伸びました)

いよいよ私も人生の後半戦に入りました。笹川さんのスピーチを胸に刻み、人に言われずとも自分なりの義務を見つけて、少しでもお返ししていきます。
Posted by: 久米信行  at 2019年08月23日(Fri) 23:15