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「日本は油断をするな」―日韓紛争― [2019年08月26日(Mon)]
「日本は油断をするな」
―日韓紛争―


日韓紛争が拡大する中、韓国の大統領府は22日、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄する方針を発表した。小泉純一郎元首相に「人生には“のぼり坂”、“くだり坂”、“まさか”の3つの坂がある」の名言があるが、この「まさか」である。

日米間3カ国の連携を重視してきた米国のポンペオ国務長官が直ちに失望と遺憾の意を表明したのも当然で、私自身、韓国の方針にあきれ、文在寅大統領が国のリーダーとして国家の安全をどこまで考えているのか、正直、驚いている。

同時にともすれば「事態の静観」を決め込む多くの日本人の姿勢にも危うさを覚えている。以下はGSOMIAの破棄が決定される前の文章だが、筆者の率直な思いとして、そのまま掲載させていただく。

――――― ――――― ―――――

米国の政治学者サミュエル・ハンティントンの「文明の衝突」にもあるように、日本は世界の中でも独自の文明を持つ。聖書には「はじめに言葉(ロゴス)あり」とあるが、日本は島国であるが故に異文化交流が遅れ、急速にグローバリゼーションが進む中、言葉の少なさが、先進国としての弱点になっている。

グローバリゼーションの時代には、繰り返し、繰り返し、言葉で説明していかないと世界の理解は得られないからだ。静観や「沈黙は金」といった考えは、日本国内では大人の態度として通用しても国際社会では通らない。

50年前、ハワイでの国際会議で韓国人が主催する夕食会に出席した際、韓国人関係者が会議とは関係ない日本海の呼称について「日本海ではなく東海(トンヘ)である」とスピーチし驚いた記憶がある。今やアメリカの地図も「日本海―東海」と併記されるケースが増えた。一昨年、日米韓が行った図上作戦の地図が「東海」となっていたため、笹川平和財団がアメリカ側にクレームをつけると、韓国はうるさいから円満に作業を進めるために配慮したと弁明したと聞く。

アメリカの専門家にして然りである。嘘も百篇言えば真実になると言う。韓国の“告げ口外交”は民間にも徹底している。慰安婦像を世界中に設置するため、官民一体となって積極的に活動している。アメリカに進出している日本企業は韓国企業よりはるかに多いアメリカ人を雇用しているが、残念ながら外交案件に関しては政府の専管事項とばかり無関心である。

今や慰安婦問題は台湾やフィリピンにも拡大する気配を見せている。韓国通の産経新聞 ・黒田勝弘氏は韓国の歴史認識を「現在から過去を振り返って、こうあってほしかったと願うことを歴史としてきた民族だ」と喝破されたことがある。大人の対応として静観する姿勢は最早、通用しない。

政府に任せるだけでなく、国民がこぞって韓国の非を世界に訴えないと、現在の日韓紛争に関しても、韓国に同情する声が出てくる可能性だってある。来年はオリンピックが開催される。韓国からは、福島産の食材を拒否する声が出ているとも聞く。賛否は別にして、事情を知らない多くの国々が耳を傾けるかもしれない。

韓国は多くの種目の国際委員会に役員を送り込んでいる。空手をまねた「テコンドー」はオリンピックの正式種目である。韓国は剣道も韓国から始まったといって憚からない。こうした国を相手にするには、それ相当の対応が必要である。「大人の対応」「沈黙は金」は日本の常識であり得ても世界の非常識でしかなく、何の解決にもならない。

国際海事機関(IMO)も国際海洋法裁判所も国際選挙で韓国人が最高責任者に当選している。かつては世界保健機関(WHO)もそうだった。アメリカ議会への影響力も率直に言って日本は韓国、台湾に及ばない。

国際社会は「正しいことが正しく評価されるとは限らない世界」である。面倒でも官民挙げて日本の正当性を主張し続ける努力が必要である。誤解を恐れずに言えば、今回の紛争も「非は韓国にある」と、ゆめゆめ油断してはならないのである。


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コメント
御意、戦前に満州国で生活していた頃、朝鮮族の生活習性が思い出される。人さらいは平気、さらった子供売買や盗みの罪意識はない、己の非は泣き喚いて誤魔化す狼種族でした。満人が呆れ顔して朝鮮族は【泣き女】が素性だと幼少の私に教えてくれた。今も韓国に「泣き女」が存在しているのだろうか。韓国大統領の白衣民族衣装をTV見して満州国朝鮮族の葬送時の「泣き女「」を想いだした。
Posted by: chuan shang  at 2019年08月27日(Tue) 12:22

まず日本が島国ゆえにグローバリゼーションが遅れたというよりも、日本以外のG7、欧米、またはEUは「キリスト教同盟連合国」の意味合いもあり、当然抜本的思考が日本と異なるのは仕方がありません。
これらキリスト教国家は、例えば「同性愛は罪である」といった歴史を持ち、その価値観との戦いで「同性婚も認める」と覆し、それに反発する勢力があるといった状況であるのに、あたかも同性婚を認めない日本が遅れているかのように勘違いしている方々がいますね。
ちなみにドイツで同性婚が認められましたがメルケル首相は反対票を投じたことはご存じの通りです(これを言うと話をそらす同性婚推進の日本人が多い)

また軍事に関して元外務省で防衛大教授も経験された馬渕睦夫さんによれば、防衛大と自衛隊は「東京裁判史観」つまり「東京裁判は正しい」と教育しているそうです。
私は「当事者が当事者を裁く裁判などない」と思っていますが。

ただ日米同盟として歩んでいくからには、奥底ではともかく「東京裁判は無効だ」との意識では現同盟国として具合が悪いのも事実なのでしょうね。

少なくとも安全保障に関する事項は日米韓で歩調を合わせる必要に疑問がない。
ゆえに今回ばかりは、立憲民主党も懸念を表明しています。
すると立憲民主の支持者に「失望した」という人が出てくる。
ただそれらの人は左派の中でも少数派であることが救いではありますが。
Posted by: 愛  at 2019年08月27日(Tue) 03:09

全く同感です。
Posted by: 藤井宏昭  at 2019年08月26日(Mon) 10:38