CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
«【私の毎日】6月16日(日)タイ・チェンマイ | Main | 【私の毎日】6月17日(月)»
leprosy.jp
resize.png日本財団はハンセン病の差別撤廃を訴える応援メッセージサイト「THINK NOW ハンセン病」を開設。皆様からのメッセージを随時募集・配信しています。
Google
<< 2019年07月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
プロフィール

笹川 陽平さんの画像
笹川 陽平
プロフィール
ブログ
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
リンク集
http://blog.canpan.info/sasakawa/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/sasakawa/index2_0.xml
「知日派の養成」―アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター― [2019年06月17日(Mon)]
「知日派の養成」
―アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター―


日本財団がさまざまな人材養成を行っていることは、読者諸兄にはご理解いただいていることと思う。

日本の存在が諸外国で高い評価を得ながら、今なお日本からの情報発信と知日派の人材養成はお粗末極まりない状況である。私は今、世界的な知日派養成の事業をどのように組み立てるか、悩んでいるところであるが、このヒントは、横浜にある「アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター」(IUC)ではないかと考えている。この組織は長く日本研究の専門家の卵を養成してきた実績もあり、日本財団は毎年約20名の奨学生の日本滞在費用を負担している。

6月6日の夕刻、東京湾の屋形船で、卒業生17名が参加し、懇親会が和やかな雰囲気の中で行われた。乗船前にいただいた各自の手紙に目を通すと、全ての奨学生の日本語能力が飛躍的に上達し、文献の読解力も大きく向上したと書いている。各奨学生の努力はもちろんのこと、優秀な教師陣の皆さんの努力も忘れてはならない。

unnamed.jpg
屋形船上で記念撮影


帰国後は、それぞれが博士論文の作成に格闘すると、希望にあふれた夢を語ってくれた。

手紙.jpg


以下に卒業奨学生を紹介します。

スザンナ・ドゥーア     デューク大学大学院博士課程 
              近代日本仏教
チェン・ジャン       コロンビア大学大学院博士課程 
              明治時代の美術と視覚文化
リン・ケイ         デューク大学大学院修士課程 
              大衆文化史
ウェスリー・サンピアス   イリノイ大学アーバナ・シャンペイン校修士課程 
              近代日本史
ウネー・ソー        スタンフォード大学大学院博士課程 
              日本語言語学
ファトゥマ・ムハメッド   ワシントン大学大学院修士課程 
              戦後の日本文学と大衆文化
カイ・ワッソン       カリフォルニア大学サンタバーバラ校大学院博士課程 
              人類学
アドラ・リンカーン     イリノイ大学アーバナ・シャンペイン校修士課程
              専門職のための翻訳
モウシ・チョウ       ハイデルベルグ大学大学院博士課程 
              植物学史
アーロン・スティール    ワシントン大学大学院修士課程 
              日本語言語学
アンソニー・ストット    シカゴ大学大学院博士課程
              戦後の日米文学と文化
ジェ・ゲン         ハーバード大学大学院博士課程 
              近代日本文学
タミ・ヒオキ        スタンフォード大学大学院修士課程
              日本と日本史
ラムジー・イズマイル    カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院博士課程
              心理・医療人類学
クリストファー・ソウ    ケンブリッジ大学大学院博士課程
              社会学(現代日本)
キャーステン・スーファート 南カリフォルニア大学大学院博士課程
              映画・メディア学
シャノン・ウェルチ     カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院博士課程
              日本・ブラジル・アメリカ文学
アダム・レイノルズ     カリフォルニア大学アーバイン校大学院博士課程
              日本文学と文化(能と狂言)

**********


アメリカ・カナダ大学連合日本研究センターは、主に北米の大学生・大学院生などを対象に、中・上級日本語の集中教育を行う日本語教育・研究機関である。1961年設立のスタンフォード・センターを前身として、アメリカおよびカナダの10大学によって1963年に設立された。1987年、横浜市の誘致を受け東京から市内に移転し、1991年以降、みなとみらい21地区のコンベンション施設『パシフィコ横浜』の5階に本拠を置く。

現在、加盟大学は14校。2,000名を超える卒業生は、日本関係のあらゆる分野で、研究者や政府関係者あるいは実業家として、北米のみならず世界中で活躍している。アメリカ・カナダ大学連合日本研究センターは、学術、専門の分野においても対応できる高度の日本語を短期間で習得できる機関として、日本研究の専門家や日本関係の実務家を目指す学生に高い評価を得ている。

加盟大学 14校
ブリガムヤング大学  コロンビア大学  ハーバード大学  プリンストン大学  スタンフォード大学 ブリティッシュコロンビア大学
カリフォルニア大学 バークレー校  カリフォルニア大学 ロサンゼルス校  シカゴ大学 ハワイ大学  ミシガン大学  南カリフォルニア大学
ワシントン大学  イェール大学

準加盟大学
イリノイ大学 アーバナシャンペイン校  ワシントン大学セントルイス
このエントリーをはてなブックマークに追加
コメントする
コメント
日米戦争が終わって20年足らずで、私はフルブライト留学生として、経済学の基礎をを学びました。親米でなく知米派となりました。笹川先生の記事にとても共感いたします。  浜田宏一
Posted by: Koichi Hamada  at 2019年06月18日(Tue) 10:47

笹川陽平先生

日本がアメリカに闘っていた時から20年足らずに、私はフルブライト留学生でアメリカから招聘され、それが経済学取得の基礎となりました。それで、私は親米派ではなくても知米派になりました。
先生のブログ大変共感いたします。  浜田

Posted by: Koichi Hamada  at 2019年06月18日(Tue) 10:32

こういう日本研究センターが横浜にあるのをうかつにも知りませんでした。京都の国際日本文化研究センターに長年関係してきたものとしてもっと知りたいと思いました。
Posted by: 金子務  at 2019年06月17日(Mon) 10:21