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世界の女性政治家 [2006年11月15日(水)]
「世界の女性政治家」


アメリカの中間選挙では、上院下院とも民主党が過半数を占め大勝した。興味深いのは、既に上院の有力者になっているヒラリー・クリントンと下院議長が噂されているペロシ院内総務のこれからの動向である。

二人は二年後の大統領選挙の民主党の有力候補に浮上した。アメリカ憲政史上初めて、大統領候補に女性が進出する可能性が強くなってきた。

韓国の大統領選挙には、朴槿恵(前ハンナラ党代表)が出馬の意思表明をしており、フランスにおいてもセゴレーヌ・ロワイヤル女史が候補者として有力視されている。女性の政治家の活躍が期待される時代になった。

そこで思いつくまま、現在、過去の大統領、首相を思い出して並べてみた。

<現職>
ドイツ:メルケル首相
フィリピン:アロヨ大統領
フィンランド:タルヤ・ハロネン大統領
ノルウェー:イェンス・ストルテンベルグ首相
ラトビア:ヴァイラ・ヴィチェ・フレイベルガ大統領
リベリア:ジョンソン・サーリーフ大統領

<過去>
インドネシア:メガワティ大統領
フィリピン:アキノ大統領
スリランカ:バンダラナイケ・クマーラトゥンガ大統領
インド:インジラ・ガンジー首相
パキスタン:ブット首相
イギリス:サッチャー首相
ノルウェー:ブルントラント首相
アイスランド:ヴィグディス・フィンボガドッティル大統領
イスラエル:メイヤ首相
バングラディッシュ:ジア首相、ハシナ首相
ニカラグア:ビオレタ・パリオス・デ・チャモロ大統領

女性の大統領、首相の評価は専門家に譲るとしても、随分女性の政治指導者が活躍してきたものだ。

日本での可能性はどうだろう。残念ながら現在のところ、その人の実力や見識で大臣になるのではなく、内閣の色どりや国民の関心を呼ぶ為に就任するケースが多い。

政府の審議会でも女性の必要性から、専門知識もないのに就任したり、一人でいくつもの審議会を兼任している人も多い。要は「国民各層から意見を聞いています」という政府のポーズに利用されているケースが多いようだ。

オランダのユトレヒト大学は、「笹川ヤングリーダー奨学金制度」を設置している名門校である。

大学創設370年余りを経て初めても女性学長が誕生した。就任直後来日され、日本財団でお目にかかった。

「初めての女性学長だそうで、おめでとうございます」とお祝いを述べたところ、すかさず「私は学問的業績と大学運営の指導力が評価されて学長に選任された。たまたま女性であったということです」。

要は女性だから選任されたのではないということで、私は少々恥ずかしい思いをした。この域に日本の女性政治家はいつ頃なれるのだろうか。

「百年河清を待つ」では困るので、婦人参政権運動の指導者であった平塚らいてう女史が宣ったように「元始女性は太陽だった」。

一日も早く太陽のような女性指導者の出現を望みたいものだ。

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