CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
«1月25日(木) | Main | 「インド、中国出張」»
leprosy.jp
resize.png日本財団はハンセン病の差別撤廃を訴える応援メッセージサイト「THINK NOW ハンセン病」を開設。皆様からのメッセージを随時募集・配信しています。
Google
<< 2019年11月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

笹川 陽平さんの画像
笹川 陽平
プロフィール
ブログ
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
リンク集
http://blog.canpan.info/sasakawa/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/sasakawa/index2_0.xml
「複合災害の恐れ」―災害大国日本― [2018年01月26日(Fri)]
「複合災害の恐れ」
―災害大国日本―


1月22日の大雪(積雪23cm)の日の夕方、赤坂、永田町周辺を通ると、冬用のタイヤやチェーンを用意してなかったのか、緩い坂道を登り切れない車が多く、後続の車が列を作り大混乱していた。

鉄道ダイヤは乱れ、高速道路は3日間も通行止めで、毎度のことながら災害に対する大都市のひ弱さが目につく。加えて翌23日には群馬県・草津白根山の本白根山が噴火、噴石で地元のスキー場で訓練していた自衛隊員1人が死亡、11人が負傷したとのニュースが飛び込んできた。

我国には111の活火山があり、首都直下型地震や南海トラフ大地震がいつ起きてもおかしくない。最近は富士山の噴火を予測する記事さえ、雑誌やWebでしばしば目にする。一連のニュースを見ながら、この国が災害多発国であり、誰もが災害とともに生きていかなければならない宿命にあることをつくづく実感する。

私は昨年11月30日付の産経新聞「正論」で「災害対策の基本は『自助』にあり」と書いた。大災害、時には大規模な複合災害が予測される中、最後に自分を守るのは自分しかいないという心構えの必要性を訴えたつもりだ。

あの大雪の中で大地震が発生したら?
台風通過時に大地震が発生したら?

私は昭和20年3月10日の東京大空襲の生き残りである。10万人余りが死亡、負傷者数十万人、東京中焼け野原で焼失家屋数は不明の生き地獄であった。それを思うと、今から対処する方法を個人個人が考えておく必要を痛感する。

災害対策ではしばしば「帰宅難民」が問題となっているが、複合災害では帰宅などできるわけもなく、会社に泊まるなど「自分で自分を守る」手立てをしっかり考えておくべきだろう。

大規模災害、ましてや複合災害が発生したら、行政の対応はほとんど無力である。個々人のサバイバル意識が高まっているのであれば幸いだが、水や非常食など災害の備えをする家庭が近年、大幅に減っているとの気になる調査結果もある。

「災害は忘れた頃にやってくる」
昔からの格言である。
しかし「備えあれば憂いなし」

今一度、災害対策の原点である「自助」の精神を確認しようではないか。

このエントリーをはてなブックマークに追加
コメントする
コメント
おっしゃる通りかと思います。

かつて、笹川科学財団の研究費をいただき、研究者となったものですが、その後、自然災害に関する研究を続けております。しかし、研究よりも被災地への貢献を優先し、東日本大震災では発生後1年間に20回、熊本地震でも九州北部豪雨災害でも学生を連れて現地のボランティアに行きました。御嶽山の噴火後は3年間40回、浅間山には2年半25回、箱根山にも2年半25回通っていますが、各地には、それぞれに様々な課題もあり、他の地域の教訓とすることも困難であることを実感しています。各火山の噴火前からの調査が必要であると考え、2017年5月から、草津白根山の調査を経費全て持ち出しで続けてきましたが、今回の噴火で、今までにない貴重なデータをまとめることができそうです。こうした活動を地道に続けることは困難で、同様の研究者は必ずしも多くはありません。
そうした活動を知っていただきたくて、投稿させていただきました。多くの方に貢献できる成果を上げていきたいと思っています。
詳しくは、こちらをご覧下さい。
https://www.countdown-x.com/ja/project/K1151642
Posted by: 小寺浩二  at 2018年01月31日(Wed) 16:50

賛成です。私は、熊本地震でお世話になったものです。在宅人工呼吸の子供達の会をお世話さていただいて居ます。日頃から地域と繋がっていないと災害時は、助かりません。自衛隊やDMATが来てくれるまでは、正に地域力しかありません。その数日を生き延びる力を、『自助』の力を各地方に合った形で醸成出来ないか?思案しても『自助』地域の力です。東京は、どうしたら良いのでしょうか?
Posted by: 緒方健一  at 2018年01月26日(Fri) 23:56