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「あらためて たばこ1000円を論ず」―たばこは薬と思え― [2017年11月13日(Mon)]
「あらためて たばこ1000円を論ず」
―たばこは薬と思え―


11月8日付の各紙朝刊によると、2018年度の税制改正を検討している政府は、たばこ税を来年10月から3年かけ1本当たり3円増税する案を軸に与党との調整に入ったと報じている。

消費税率の引き上げが予定される19年は見送り、ことし10月と20、21年の3回に分け1円ずつ引き上げるとなっており、予定通り実施されれば1箱(20本)60円のアップとなる。増税に合わせ同額あるいはそれ以上の小売価格の引き上げが行われることが多く、1本当たり3.5円の増税が実施された2010年は主要銘柄で110〜140円の値上げとなった。

3円の値上げとなれば、今回も100円を超す値上げになると思われ、1箱400円台と、OECD(経済協力開発機構)の中で最も安い日本のたばこ価格はようやく500円時代を迎えることになる。ちなみに世界で最もたばこ代が高いといわれるオセアニア地域では、オーストラリアが1箱2070円、ニュージーランドが1760円(いずれも2014年)などとなっている。ニューヨーク、ロンドンも1箱1000円時代である。

何よりも指摘したいのは、わが国は何故に、たばこの小幅増税を繰り返すのか、ということだ。一度に1000円に値上げすれば税収も増加し、禁煙者も増え、医療費も大幅に抑制できる。

最近では企業の職場禁煙も徹底しており、喫煙者はその都度、喫煙場所に足を運んで喫煙することになるが、この結果、喫煙職員と非喫煙職員の実労働時間、ひいては労働効率にも相当の差が出ているはずである。

禁煙を希望する人が健康保険を使って治療を受ける制度も整備されている。私が知る限り、実際に禁煙を試み失敗した喫煙者も多い。

どうしても禁煙できない方には、たばこを薬と考えれば、例えば朝に1本、午前10時に1本、昼食時に1本、午後3時に1本、夕方から寝るまでに3本と、1日7本もあれば十分で、たばこ1000円になっても金銭的負担はあまり変わらない。現実に、航空機は全面禁煙だが、遠くは12時間以上も禁煙に耐えているではありませんか。

税制調査会はたばこ値上げに反対する理由として、たばこ販売店、葉タバコ農家の保護を“錦の御旗”としてきた。しかし、たばこ販売店は既にコンビニに代わり、最盛期8万戸を数えた葉タバコ農家も現在は1万戸を割っている。税制調査会の論理は既に破たんしていると言っていい。

選挙は終わったばかり。この辺で政治に関わる皆さんに、大胆な発想の転換のもと、来年は明治から150年でもあり、たばこ1000円の実現を節に望みたい。



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コメント
たばこ値上げ1000円に、全面的にさんせいです。
Posted by: 太田資暁  at 2017年11月13日(Mon) 21:56

なんとも許しがたい遅々たる歩み、
こうなったら笹川会長を孤立させてはいけません。
嫌煙派の皆さん、大いに声をあげようではないですか。

葉たばこの生産者の転業保護策を政治家はしっかり考えるべきです。国民の健康維持・向上に真剣に取り組むなら、まず、将来に向けて、たばこの麻薬並みの禁止措置を考えるべきです。

20年後に全面禁止とか、そういう「未来志向」はできないものでしょうか。
Posted by: 吹浦忠正  at 2017年11月13日(Mon) 19:50

ダメダメな意見やね。
あなたの父ちゃんと比べたらダメダメな言動を恥じようよ。

科学的根拠もない憶測で税金上げるのは構わない
でもそれを支持し他に扇動するのは差別と似たこととわかろうよ


道徳を堅持しようとした父ちゃんを見習おうよ
Posted by: 父ちゃんと違って  at 2017年11月13日(Mon) 16:53

たばこ1000円論争という記事から、初めて笹川さんに出会いました。私は喫煙をしない愛煙家です。禁煙がもたらす医療費削減は、ストレスによる医療費の上昇もあるのではないかと思っています。ストレス社会の現代では、副腎皮質から分泌されるストレスホルモンや脳内で分泌が止まる幸福感の分泌物が科学的にも認知されてきました。ニコチンによる軽い意識障害が現実逃避のリフレッシュや、深い呼吸を繰り返すことによる血流の改善があるように思われるからです。頑張るだけが生きることではないのだと、企業戦士たちに息抜きの習慣として定着してきたたばこが無くなれば、たばこのコミュニケーション、お酒のコミュニケーションは、メリハリをつけてより良く生きるための技だとも思えるのです。副流煙で他者に迷惑をかけず、ポイ捨てで街を汚さないモラルさえあれば、嗜好品として、できれば年金の少ないじいちゃんも、こずかいの少ないパパも楽しめる社会であれば、心のゆとりや小さな逃げ場のある、窮屈で生産性を求め、人を使い捨てし、命や心をすり減らす世の中が、もっと、他の気持ちをも汲み取れる、相手を自分と同じくらい大切に思い、扱う公平で思いやりのある社会につながるのではと思えてならないのです。私の祖父はたばこをふかす様がとても似合っていて、煙は嫌いでしたが、祖父のその姿が大好きでした。大きな病気もせず、84歳で亡くなりました。
Posted by: まさもりじいちゃん  at 2017年11月13日(Mon) 14:49

 笹川先生、

 相変わらず、素晴らしいご意見と感銘いたしました。
Posted by: 作田 学  at 2017年11月13日(Mon) 08:28