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インドのハンセン病のコロニーを視察(その1) [2005年03月20日(Sun)]

二日間の「ハンセン病にかかわる人権と差別」の会議が終了し、私はハンセン病のコロニーなどを視察しました。
コロニーは、プーネから車で30分ほどの郊外へ行き、国道からひどい泥道を数百メートル入ったところにありました。
入り口で女性4人が、綺麗な民族衣装で私を出迎えてくれました。
彼女達はそれぞれ銀のプレートに銀の小皿を乗せています。なんでそんな物を持っているのか、と思いながら挨拶をしようとしたところ、いきなり先頭の女性が私の口を開けました。そして大きなスプーンで小皿からザラメの砂糖をすくいあげ、私の口に投げ入れました。
驚きと同時に、口一杯の砂糖を吐き出すことも出来ず困惑していると、出迎えの人々は一斉に私を見て笑い出しました。
本当に珍しい歓迎を受けました。

このコロニーには小学校もあり、児童20人ほどが平屋の教室で出迎えてくれました。きっと特別な時に着るのであろう、ピンク、黄色、緑など色とりどりの服をきて、子供達が、かわいい振り付けと共に歌を披露してくれました。
お礼に用意していたキャンディーをプレゼントすると、みんな口を揃えて「サンキュー」と元気よく言ってくれたのです。
(その2に続きます)

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