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笹川陽平ブログ(日本財団会長)

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「ちょっといい話」その83―国連総会議長― [2017年07月14日(Fri)]
「ちょっといい話」その83
―国連総会議長―


海洋問題の深刻さは、静かに、しかし急速に進んでいる。

海洋汚染や酸性化に伴う植物性プランクトンの激減は日本沿岸でも深刻で、30年後には貝類や甲殻類(蝦、蟹など)はいなくなるだろうと推測されている。地球の7割を占める海洋。その三分の二はどの国にも属さない公海であり、現在でも何のルールも存在しないといっても過言ではない。

日本財団は、30年前より発展途上国を中心に海洋の人材養成に尽力してきた。既に140カ国1,200人以の優秀な人材が、持続可能な海洋環境の保全のために活動を続けている。

先般、島嶼国のフィジーとスウェーデンが中心となって、ニューヨークの国連本部で海洋に関するさまざまな会議やイベントが開催された。海洋立国日本がその役割に参画できなかったことは誠に残念であったが、今後は日本の積極的平和外交の中に海洋問題を取り上げてもらいたいものである。

今回の国際海洋記念(6月7日)イベントに、なぜフィジーが中心的な役割を果たしたのか。勿論、島嶼国として海洋は深刻な問題ではあるが、それだけでは小国フィジーが国連を動かすことは出来ない。スウェーデンの協力も大であったが、現在の国連総会議長はフィジーのピーター・トムソン氏で、彼の議長としての努力が大いに助力になったようである。

挨拶したところ、「私は笹川さんのことはよく知っています。昔、駐日大使館に勤務していました。フィジーが台風により大きな被害を受けた時、貴男の父上の良一さんがわざわざ大使館にお見舞いに来てくださり、小切手を頂戴したあの恩義は忘れられません」と語り、「私は亡くなられたカミセセマラ元大統領とは三度ほどゴルフをした間柄で、先般ハンセン病制圧活動でフィジーを訪れた折、カミセセマラ元大統領の娘さんが現大統領の夫人になられており、面会しました。」

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フィジーのピーター・トムソン国連総会議長(中)とパラオのレメンゲサウ大統領(右)


パーティーでの簡単な会話だったが、旧知の友人にあったような雰囲気で、改めて父・笹川良一の陰徳と人脈の大切さを教えられた思いであった。
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コメント
国連で小国の声が無視されるのも事実ですが、UNCLOSは独立したばかりの小島嶼国マルタのパルド大使の演説を一つのきっかけに議論が開始し、また海洋法の海底実施協定はフィジーが単独提案国でした。しかし、小国が国連で影響を持てるケースは背後に大国が控えている場合かもしれません。ここら辺はこの同志社大学坂元茂樹教授のご指導をいただきつつ、研究しブログに書いていきます。
Posted by: 早川理恵子  at 2017年07月17日(Mon) 08:46