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写真:ハンセン病の現場から「アフリカ・ピグミー族」

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外圧 [2006年08月18日(Fri)]
「外圧」



今回のアフリカ訪問中にはモザンビーク大統領と会談


知人に一年間の三分の一も海外で活動して、本当にハンセン病の制圧に役立っているのか、と厳しい質問を受けた。手前味噌ではあるが大いに役立っているのである。

それは私が訪問することはよい意味の「外圧」になるからである。

日本ではさまざまな貿易上の規制が外圧によって緩和された歴史がある。問題によっては日本側から外圧をかけてくれるように要請したことすらある。自主的に解決できない問題は日本だけではない。

ハンセン病は各国の公衆衛生の問題としては、HIVエイズ、マラリヤ、結核に比べ患者数も極端に少ない。いきおい保健省の優先順位も低くなるし、政治指導者の関心も薄いものとなる。


訪問先では記者会見を通じてハンセン病の現状を報告


したがって、マスコミの取扱いも他の病気に比べ遅れをとることになる。

幸いなことに私は長年の海外活動の経験からその国の大統領や首相と会談することができる。発展途上国ではトップの権限が異常に強く、例え保健大臣であってもハンセン病の現状について大統領や首相に説明する機会は少ない。

私が会談することによってトップの政治的コミットメントが新聞、テレビなどマスコミで大きく報道され、保健省をはじめ第一線で働く現場まで活気づくことになる。

重要なことは毎年訪問し、政治的コミットメントを確認することである。私のモットー「忍耐と継続」こそ、難問解決への道と考える。遠く日本からハンセン病制圧のためにきたという「外圧」の効果は大きいものがある。

インドは制圧に成功した。2年半に17回訪問したことになる。若干お手伝いできたと考えている。アンゴラも成功。ブラジルも多分遅くとも来年前半には成功する予定である。残るは、マダガスカルモザンビークタンザニアコンゴ民主共和国ネパールの五カ国である。

よき外圧のために更に活動を強化するつもりだ。


※ アップした雑感は、7月30日から8月10日までハンセン病制圧活動のため、アフリカ3カ国(レソト、アンゴラ、モザンビーク)を訪問した時に感じたこと、気づいたことを書いたのものです。
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