アフリカに寒波襲来 [2006年08月17日(Thu)]
「アフリカに寒波襲来」 とてもアフリカの空港とは思えない 日本を出る時、知人にこの暑いのにアフリカとはご苦労さんと冷やかされた。若気の至りでインドのニューデリーでは冬は凍死も出るし、アフリカだって朝夕は寒い時もあるよ、と知ったか振りをしたのがいけなかった。 このことが頭の隅に残っていたのか、せっかく職員が現地情報の書類を作成したてくれたのに目を通さなかった。 アフリカ出張の同行者は、ウインド・ブレーカーやマフラーを持参しているのに私は機内用の薄手のセーター一枚のみ。夏姿であった。南アフリカもレソトも25年振りの大雪と寒波であった。 ホテルの部屋の中まで寒いのである。靴下を履いてパジャマ2組を重ねて着て寝た。日頃、海外旅行の準備は良い方と自負していただけにお恥ずかしいことになってしまった。 レソトでのダム視察には窮余の一策。ズボンの下にパジャマをはいて出かけた。途中、トイレに入った折、すっかりこのことを忘れていた。何故なのか。どうしたのか。問題解決にしばし時間を要した。 そういえば、曽野綾子前会長はイスラエルかアフリカ旅行の折、寒さ対策で男物の股引をはいたと聞いたことがある。私の悪い癖はどうでもよい、つまらないことだけは記憶力が良いことだ。 同行者にズボンの下から何か出ていましたよ、と注意され年甲斐もなく急に恥ずかしくなった。 ※ アップした雑感は、7月30日から8月10日までハンセン病制圧活動のため、アフリカ3カ国(レソト、アンゴラ、モザンビーク)を訪問した時に感じたこと、気づいたことを書いたのものです。 |