ハンセン病制圧活動記 (51)
小野田寛郎さん [2006年07月14日（Fri）]
|
「小野田寛郎」さん  小野田自然塾にある「不撓不屈」の文字が彫られた石碑 「小野田さん」とはルバング島の小野田さんである。 今年84才。1年の半分をブラジルの牧場で過ごし、半分を日本で講演や、子供の教育のために設立された、財団法人 小野田自然塾の理事長として活躍されている。  自然塾の仲間と一緒に 背筋をピンと伸ばした姿は誠に美しく、子供達が日本人として逞しく育って欲しいと、福島県の山中で実地指導を続けておられる。 誠に尊敬に値する人物である。 かつて、「知行合一」という言葉が持て囃されたことがある。簡単に言えば、「知識を持つものは行動しろ」ということである。 ところが現代は、口先だけで行動の伴わない人達が多い。「口舌の徒」の大量生産時代だ。  自然を体験させる環境は抜群 近年、政治家や官僚、教育等に対するさまざまな批判が、酒席や会合で賑やかである。｢口舌の徒｣である。 しかしよく考えるまでもなく、そういう日本の社会を作ったのは我々の責任である。全て他人の責任にする風潮はほめられたものではない。 ※ ７月７日、小野田自然塾を訪問しました。 |