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「名刺文化とNPO法人」 [2011年05月19日(Thu)]


「寄付文化のあり方とその問題点」その1
―名刺文化とNPO法人―




ここ10年ほどでNPO法人(特定非営利活動法人)が雨後の竹の子のように増加した。今や4万を超えるNPO法人が存在する。皮肉な見方をすると、これは日本の名刺文化とも関わりがあるようだ。

定年退職後、同窓会をはじめ人に会うのに名刺がない。あっても肩書きのない名刺は恰好悪いと、簡単に認可されるNPO法人の肩書きを付け、もっともらしい活動を開始したという方々の名刺をたくさん頂戴した。又、世のため人のためへの活動は今風に「恰好がよい」と、本来の肩書きの名刺とNPO法人の名刺、2枚下さる方もいた。

おしかりを承知の上で申せば、玉石混淆(ぎょくせきこんこう)というより石の方がはるかに多いというのが実感である。なかにはNPO法人を隠れ蓑に風俗の経営者がいたとの報道もあった。

内閣府によると、2010年度に法人認証取り消しの団体は全国で184法人。約6700の法人を管轄する東京都は40団体を取り消した。いずれの法人もNPO法で定められた事業報告、決裁報告を3年間以上提出しなかったのが理由である。

これは氷山の一角である。東京都では一つの法人を取り消すためには実態調査などで1年半もかかるという。そのため担当者が何人いても処理できるものではなく、ほとんど野放しに近いというのが現状である。

これでは真摯に日夜活動をしている多くのNPO法人にとっては迷惑以外の何ものでもない。胡散くさい法人が存在することは、NPO法人のイメージを損なう恐れもあるからである。

提出書類が期限内に未提出の法人は、警告書を1回だけ出し、その上で自動的に取り消しにすべきである。比較的簡単に認証されるNPO法人であれば、取り消しも厳重に行うのが筋である。

最近では、企業が社会的貢献活動(CSR)の一環として、広くNPOへの支援や共同作業を模索する動きが活発化している。しかし、どのようなNPOが信頼できるのか、どのNPOなら協力しても大丈夫か、企業側も確信が持てない。

日本財団では社会福祉法人、NPO法人に対し、延べ58,000件の支援実績がある。そこで、社会福祉法人を含めた8,000を超えるNPOの情報開示度をランク付けし、5段階評価にして公益コミュニティサイト(CANPAN)で公開している。ご興味のある方は参考にしていただきたい。

ともあれ、休眠NPO法人の監視の強化と認証取り消し処理を徹底されることを、強く、行政当局に望みたい。
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コメント
会長のご意見はごもっともです
ランク付けは私たち活動しているNPOにとってもありがたいです

ランク上がるように頑張っていきますびっくり

Posted by: 森 康祐  at 2011年05月19日(Thu) 10:13

いつもブログを楽しく読ませていただいています。NPO法人に関しては、私もかねてより、同じ疑問を持っていましたので、まさに我が意を得たりという感じです。NPO法人の格付けは大事ですよね。
Posted by: 國重惇史  at 2011年05月19日(Thu) 09:16