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「日本紹介図書100冊 翻訳シリーズ中国版」その1 [2010年10月20日(Wed)]

日本理解の促進のため日本の情報を海外に発信


「日本紹介図書100冊 翻訳シリーズ中国版」その1


国際社会における日本の情報発信は、英語放送は勿論のこと、あらゆる面で遅れをとっており、中国、韓国に比べても日本の存在感はいよいよ希薄になりつつある。

しかし、批判ばかりしていても何の改善にもつながらない。日本財団では百の議論も必要だが一つの実行こそ価値あるものと考え、小さな一歩を踏み出した。

すでに発表したことではあるが、近代日本を知る英文図書100冊を各界の有識者に選考していただき、絶版図書の再版や海外の出版社発行の入手も含め、当初選考の100冊を揃えることができた。

海外の大学図書館や公立図書館からの要望は予想以上に好評で、すでに472件の注文をいただき、更に期待に沿うべく努力中である。

隣国・中国には既に237万冊の日本語図書を寄贈しており、日中友好30年についても、政治経済・文化・民間交流について「中日関係史 1978-2008」の中国語版を出版した。日中間のノドのトゲである歴史認識についても、民間の立場で「国境を超える歴史認識」を出版している。国家間で行なおうとすれば、国家のしばりの中で、学者の学問的良識が極度に制限を受けることは日中の歴史問題で明らかな通りであり、学問的良識のもとに行える民間セクターの大切な仕事だと心得ている。

中国でも近代日本を知る図書100冊の選定を行い、中国語での翻訳出版を開始した。出版には版権交渉、契約、訳者の人選、校正、編集、出版、広報と、一連の複雑な作業を抱え、手間のかかる事業である。

しかし、さすが中国。日本語から中国語への翻訳はレベルの高い翻訳者が多数存在する。日本の支援は中国語版の翻訳まで。社会科学院文献出版社、北京大学出版社、南京大学出版社など、有力出版社7社の協力で昨年スタートし、既に8冊が翻訳され書店に並び始める。

中国側委員の選定した図書は下記の通り21冊。

中国側推薦図書
<出版済み>
1『日本文化の歴史』 尾藤正英・岩波新書
2『戦後マンガ50年史』 竹内長武・筑摩書房(ちくまライブラリー101)
3『戦後日本の大衆文化』 鵜飼正樹、永井良和、藤本憲一編・昭和堂
4『ホーンブック地方自治』 礒崎初仁、金井利之、伊藤正次・北樹出版
5『富士山と日本人』 青弓社編集部 編・青弓社
6『ケータイ小説的。“再ヤンキー化”時代の少女たち』 速水健朗・原書房
7『日本経済史1600−2000 歴史に読む現代』 浜野潔他・慶応義塾大学出版会
8『日本文化における時間と空間』  加藤周一・岩波書店

<出版作業中>
9『国債の歴史』 富田俊基・東洋経済新報社
10『近代都市公園史の研究―欧化の系譜』 白幡洋三郎・思文閣出版 
11『政策型思考と政治』 松下圭一・東京大学出版会
12『安全保障学入門 新訂第四版』 防衛大学校安全保障学研究会編・亜紀書房
13『反古典の政治経済学 上・下』 村上泰亮・中央公論社
14『入札改革 談合社会を変える』 武藤博己・岩波新書
15『日本の官僚人事システム』 稲継裕昭・東洋経済新報社
16『日本アニメーションの力 : 85年の歴史を貫く2つの軸』 津堅信之・NTT出版
17『日本文化論 : 美意識と歴史的風景』 奈良本辰也・角川書店
18『和食と日本文化 : 日本料理の社会史』 原田信男・小学館
19『ゼミナール国際経済入門』 伊藤 元重・日本経済新聞社
20『大学の誕生』 天野郁夫・中央公論社
21『茶道の歴史』 桑田忠親・講談社

日本側委員の選定した図書は22冊で、残りは未定である。

日本側推薦図書
1『新装版 合本 公害原論』 宇井純・亜紀書房
2『日米通貨交渉 20年目の真実』 滝田洋一・日本経済新聞社
3『外交の力』 田中均・日本経済新聞社
4『思考の整理学』 外山滋比古・ちくま文庫
5『高齢者は暮らしていけない』 結城康博・嘉山隆司・岩波書店
6『皇室制度を考える』 園部逸夫・中央公論新社
7『憲法入門』 長谷部恭男・羽鳥書店
8『戦後日本外交史』 五百旗頭真編・新版、有斐閣
9『知識人(20世紀の日本・11)』 坂本多加雄・読売新聞社
10『靖国戦後秘史-A戦犯を合祀した男』 毎日新聞「靖国」取材班・毎日新聞社
11『日本社会の歴史』 網野善彦・(上・中・下)岩波新書
12『カムイ伝講義』 田中優子・小学館
13『ナマコの眼』 鶴見良行・筑摩書房
14『琉球王国』 赤嶺守・講談社選書メチエ
15『満州国の首都計画』 越澤明・(ちくま学芸文庫)筑摩書房
16『財政学』 神野直彦・(増補版)有斐閣
17『国債の歴史』 富田俊基・東洋経済新報社
18『地方分権改革』 西尾勝・東京大学出版会
19『租税論の展開と日本の税制』 宮島洋・日本評論社
20『現代税制改革史―終戦からバブル崩壊まで』 石弘光・東洋経済新報社

ご興味の向きは、笹川日中友好基金
http://www.spf.org/sjcff/j/index.htmlまでアクセスして下さい。



(次回10月22日は、「日本紹介図書100冊・翻訳シリーズ中国版その2」です)
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コメント
素晴らしい事業、感動です。奈良本辰也先生の書が、多くの中国人に読まれることを願っています。また、「茶道の歴史」も多くの中国人に読んでもらいたいと思います。
Posted by: 角保恵喜  at 2010年10月20日(Wed) 21:24

こういう話こそ、大いに中国語でネット発信すべきですね。
Posted by: 吹浦忠正  at 2010年10月20日(Wed) 11:01