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UNEP笹川環境賞 [2008年05月30日(Fri)]


選考委員会後、受賞者発表の会見を行う(於:日本財団ビル)



「UNEP笹川環境賞」


UNEP(国連環境計画)は1972年、スウェーデン・ストックホルムで設立された。

当時、地球環境問題は一部の識者の間での問題であった。

ストックホルム宣言より10年後の1982年、UNEPナイロビ総会で、環境問題で活躍する世界の有識者を表彰することにより、環境問題を広く世界の人々に知ってもらうため『笹川環境賞』の設置が決定された。

第1回の受賞者は、イタリアのローマクラブ設立者、アウレリオ・ベッチェイ博士であり、アースポリシー研究所のレスター・ブラウン氏も受賞されている。

近年、地球温暖化問題を含め急速に地球環境問題に世界の注目が集まるようになったことには、隔世の感がある。

今回、UNEP笹川環境賞の選考委員会が東京で開催された。選考委員のノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイ女史、日本からは広中和歌子元環境大臣も出席し、慎重な審査の結果、サンラボブ農村エネルギー会社(ラオス)とNGO団体のプラクティカル・アクション(ペルー)の2団体に決定した。

25年経過し、ようやく環境問題が地球温暖化をはじめ世界的イシューになってきた。

この賞も先駆的役割を果したと思うので、来年度からは環境問題をテーマに実際的な活動家を表彰する方向に変更したいと考えている。

数多くある世界の表彰制度の中で『WHO笹川健康賞』が唯一、賞金を受賞者のものではなく活動に使用しなければならない規約となっている。

この『笹川環境賞』も活動に使って頂きたいと願っている。


記者会見の様子は、動画で見ることができます。こちらからどうぞ
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