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全国モーターボート施行者協議会総会 [2008年03月27日(Thu)]
※2月19日に全国モーターボート施行者協議会総会で挨拶をした内容を掲載いたします。

全国モーターボート施行者協議会・総会
 

2008年2月19日 午後3時
於:メルパルク東京「孔雀」


ご紹介を受けました日本財団の笹川です。

日頃、皆様方には一方ならぬお世話になっております。

日本財団の仕事が最近、皆様方の自治体でも大いに活発にご活用いただくようになってきたことは、私たち関係財団としては大変嬉しいことです。

私たちは、今までの政策を大きく変えました。今までは安心、安全の街づくりの中で障害者施設、あるいは老人ホームを郊外型の施設として作ってきました。

しかし、よく考えてみると、街中には健常者しか住んでいないという非常に変則的な状況が発生し、子ども達にとっても、社会を構成する人間が分からなくなってきています。

そのような意味で、大きな施設をつくるのではなく、街中の民家、あるいは行政で使われなくなった消防署、商店街でシャッターの下りている店舗などを若干修繕、改修し、障害者や老人の憩いの場を数多く作っています。

子ども達には、お年寄りや障害者など色々な人で社会が構成されているということを知ってもらい、助け合いの精神、思いやりの精神を育んでもらいたいと思っています。

また東京の世田谷では、青パトという車両がブルーのライトを回転させながら街中を走っています。登下校の子どもの安全を確認することによって、世田谷では窃盗が多かったのですが、いまでは減少しています。



あるいは既に皆様方の地域でもご利用いただいていると思いますが、障害者や老人福祉のための移送サービスの車両は既に全国で23,000台走っています。今では福祉車両は福祉の手足というくらいに普及しています。

NPO、あるいはボランティアの育成など、恐らく世界的に見ても日本財団は跳びぬけて多い事例をもっています。専門的な知識も持っていますので、そのような方面についても、是非ご活用について頭の片隅に入れていただければ大変有り難いと思います。

ところで、競艇業界は新しい法律のもと来年度から実施されますが、さまざまな混乱があります。これからは複雑なスピードを要する時代になってきましたので、皆様方からの意見収集と素早い対応ができる組織が求められます。

手前味噌ではありますが、今日のことを勘案し、日本財団は多額の資金を競艇振興センターに投入しました。そして皆様方の施設改善、あるいは総務省の格別のご配慮で従事員の退職金などにこの資金を有効に使っていただいてきました。皆様方のご努力で大幅な従事員の削減ができたわけです。

また私たちは100億円を投入し、電話投票のソフト開発として、近代的なソフトを導入してきました。電話投票はいまでは2,000億円を超える売上となっています。世の中の変化というのは読みきれるものではありませんが、着手してよかったという気がします。

今後の競艇業界の中心的な役割は競艇振興センターに担っていただきたいと思っています。

この組織は財団法人であり、既に全国競艇施設所有者協議会の会長であった小高幹雄氏が会長に就任しています。

全国モーターボート競走施行者協議会、あるいは日本モーターボート競走会からも幹部をいただき、日本財団からも出すということで、業界総意の組織にしていきたいものです。

そして、広報宣伝、電話投票、場外発売についても競艇振興センターが行っていくわけです。

皆様方の施設改善についても今までどおり行います。決して民間が良いというわけではありませんが、柔軟で大胆な、即対応のできる組織体を持たなければ、変化の激しい時代に対応できないのではないかと思います。

そのようなことで、競艇振興センターを業界の中心として取り仕切る組織として、皆様方にもお認めをいただきたいと思います。

また競艇事業の基本は、水面は常に清く維持しなければいけませんので、19競走会の連合体となる日本モーターボート競走会は従来どおり、競艇事業の基本である選手の養成、管理、運営に特化していただこうという考えで現在進行しています。

カジノ法案も上程されるように聞いております。消費経済があがらない中で、カジノ法案ができたからといって上手くいくとは思いませんが、短期間には大きな影響を受ける可能性があるかもしれません。

ますます競争が激しくなる中で、今まで以上に皆様方との連絡を密に取りながら、可能な限り、速やかに行動が起こせるような体制づくりを急ぐ必要があるということで懸命に努力しているところです。

そのようなことで、どうか場外発売所、電話投票など、中央に出来ることは何でもやります。何よりも競艇場あっての業界です。競艇場の活性化は喫緊のテーマだと思っていますので、そのようなことに十分対応のできる競艇振興センターになってもらいたいと熱く希望しています。

また皆様方の厳しいご意見やご指導を賜りながら、法律改正に基づく、新たな競艇の挑戦を是非確実なものにしていきたいというように願っています。

どうぞ皆様方の厳しいご指導を賜ってまいりたいと思います。
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