世界一の金持ち インド人ムケシュ・アンバニ [2007年11月12日(月)]
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「世界一の金持ち インド人ムケシュ・アンバニ」 インドのハンセン病回復者の乞食をなくし、自立できる環境を整えるための協力財団であるササカワ・インド・ハンセン病財団の披露会を、ニューデリーとムンバイで行った。 ニューデリーでは、旧知のアブドゥル・カラム前大統領より挨拶を頂き、披露会はスタートした。 この財団は、日本の経団連にあたるインド産業連盟(CII)の事務局長を20数年間勤められたタルン・ダス氏の協力なくして成立しなかった。 超多忙な毎日の中で理事を引き受けて下さり、インド経済界への紹介の労をとってくれている。 ![]() “世界一”の富豪といわれるムケシュ・アンバニ氏 ムンバイでは、今をときめくムケシュ・アンバニ氏(50歳)と面談した。毎日テレビ、新聞で話題を提供する、インドの超有名人である。道に迷い10分も遅れてしまったのに嫌な顔もせず、笑顔で迎えてくれた。 アメリカンスタイルの部屋は明るく、絵画や置き物も目立たないように飾ってあった。半袖姿のアンバニ氏はCSR活動(企業の社会的責任)にも熱心で、私のハンセン病との闘いについて、じっくり耳を傾けてくれた。聞き上手である。 個人資産の時価総額は632億ドル(約7兆2000億円)は、マイクロソフト社のビル・ゲイツ(資産623億ドル)を抜いて世界一の金持ちである。 面談の30分間を割り算するといくらになるか、計算してみた。何と4億1千万円になった。 可能ならば、次回は面会時間を金に換算して寄付していただくと有難いと、とらぬ狸の皮算用をしてしまった。 下記、面会した代表的財界人3名の概要を書いてみた。 ○ムケシュ・アンバニ(50歳) 『リライアンス産業グループ』の総帥 年商190億ドル、年利益20億ドル 株主300万人は、インド人投資家4人に1人が株主である。 ○ケシュブ・マヒンドラ(83歳) インド最大の四駆メーカー、インド産業界トップテン 個人資産11億ドル、従業員3万人、年商45億ドル ○ジャムシッド・ゴッドレジ ゴッドレジ・グループの総帥 電化製品・食品・保険等、62企業を所有 WWF副会長 ジャムシッド・ゴッドレジ氏は、元インド産業連盟会長・インドアスペン研究所会長、慈善活動家として、インドで著名な人である。 彼は、見たところ、全く西洋人の容貌である。 聞くところによると、パールシー族で、8世紀、イランのパール地方からインドに移住したゾロアスター教の子孫で、鳥葬の習慣もあり、そのせいかムンバイの郊外には『沈黙の塔』といわれる鳥葬のための記念碑もある。 インドに約10万人おり、富裕な商人も多く、世界有数の財閥『タタ』も、パールシー族であるという。 ![]() インド最高級のタージ・マハール・ホテル ムンバイでは、ヴィクトリア女王インド上陸の地にあるインド門の近く、最高級のタージ・マハール・ホテルに泊まる。 職員には、いつも中クラスのホテルで安い部屋を指示しているのだが、今回は一行と離れて泊まることになった。 インドの財界人に会うには格があるらしく、今回はインドの習慣に従ってこの一流ホテルに泊まって欲しいとの強い要請を受け、財団披露パーティーもこのホテルで行うことになった。 パーティー当日、ハンセン病回復者、その支援者、財界人の三つのグループを招待した。 最高級の格式あるホテルに招待されたハンセン病回復者は、隅のテーブルに座ってしまった。 また、我々の活動に理解を示し、協力のために集まってくれた財界人も、ハンセン病回復者と同席するのは初めての経験らしく、誰一人回復者と握手したり会話する場面はない。 私は募金活動のこともあり、財界人に名刺を渡すのに懸命で、気がついてみれば、会場は回復者、支援グループ、財界人と三つのグループにはっきりと分かれていた。 長い闘いが始まることを予感した。 |











