コンゴ民主共和国訪問 [2005年08月06日(Sat)]
05:45 ホテル発 パリ経由でコンゴ民主共和国へ。
18:00 首都キンシャサ着。 18:40 保健大臣、ホテルへ来訪。 アフリカには、2つのコンゴがあります。 コンゴ川を挟んで西側がコンゴ共和国で東側が今回訪問のコンゴ民主共和国です。 コンゴ民主共和国の面積は日本の約6倍、人口5380万人。鉱物資源豊富なフランス語圏です。旧ベルギー領の植民地でザイール共和国という国名の時もありました。当時のモブツ大統領は昭和天皇の大喪の礼に出席のため来日された折、ホテルでお目にかかりました。大統領に「国内の情勢不安との情報がありますが」と質問したところ、「大丈夫です。反乱を起こしそうな連中も日本に連れてきましたから」とトレードマークの豹の帽子に手をやりながら、ニャッと笑ったことを今でも覚えています。 現在の大統領は、モブツ大統領の追放に成功しながら、護衛に射殺されたカビラ前大統領の息子ジョゼフ・カビラ氏です。 この国は、9カ国(コンゴ共和国、中央アフリカ、スーダン、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ、タンザニア、ザンビア、アンゴラ)と国境を接しており、特にウガンダ、ルワンダの国境は情勢が不安定で、15,000人の国連平和維持活動(PKO)が展開されております。 <写真>コンゴ川(ホテルから撮影) |