朝青龍とメディア騒動 [2007年09月03日(Mon)]
“朝青龍問題”をエンフバヤル大統領(左)に取材する宮崎さん(右) 「朝青龍とメディア騒動」 8月21日から、モンゴル経営アカデミーでの『笹川奨学金制度15周年記念式典』、『ウランバートル・フォーラム』、『伝統医療国際会議』の3つの要件でウランバートル(モンゴル)を訪問した。 朝青龍が帰ってくるのではと先回りした日本のテレビ・クルーは当てが外れ、所在なさそうにホテルのロビーにたむろしていた。 日本財団広報の宮崎さんは、かつて新聞記者の経験があり、突然、若い時の記者魂がよみがえったようだ。 「会長(私のこと)、今晩のパーティーで朝青龍問題について、エンフバヤル大統領のコメントを取ることを了解してくれますか」 「勿論、OKですよ」 「失礼にあたりませんかね」 「あたりませんよ」 宮崎さん、ウランバートル・フォーラム(北東アジアの安全保障会議)のパーティー会場で中央に立っている大統領に猛然とアタック。 見事!! コメントを入手した。 日本全国に配信されたことは、読者、ご存知のとおりである。 翌日は11時から大統領との会談が予定されており、2社のテレビ・クルーがコメントが欲しいとのこと。急遽、大統領府と交渉。2社の入室、頭撮りの許可を得た。 当日、2社のクルーは、大統領府の玄関で私の到着を待っていてくれた。 そこで問題が発生!! なんと、カメラマンにもドレス・コードがあり、ジーンズは不可とのこと。1社脱落である。1社独占となると、ジーンズ君に責任問題発生。東京に帰れない!! 同伴の息子が機転を利かせ、自分の背広を脱いで“ジーンズ”君に貸し与え、面会を断念して玄関で待つことで事なきを得た。 ちなみに、テレビ・クルーはTBS(東京放送)、フジテレビの2社であった。 帰ってきた背広は汗まみれで異臭をはなち・・・息子は背広無しで先に東京に帰っていった。 |