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笹川 陽平
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【私の毎日】3月18日(月) [2024年03月18日(Mon)]

3月18日(月)

6:00 朝食

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街中には相変わらずバイクが多い

8:00 ファン・ヴァン・ザン国防大臣

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ファン・ヴァン・ザン国防大臣

12:00 山田滝雄 駐ベトナム日本国大使 昼食会

16:45 マック・ナッパー 駐ベトナム米国大使

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ナッパー駐ベトナム米国大使

19:00 関係者との夕食

「国会図書館デジタル化」―日本財団― [2024年03月18日(Mon)]

「国会図書館デジタル化」
―日本財団―


日本財団は、長く社会福祉施設の障がい者就労支援問題について努力を続けてきた。

当初は、福祉施設が運営するクリーニング屋、パン屋、印刷所、お菓子屋の運営等に協力してきたが、いずれも「かわいそうだから」との一時的同情だけで、長続きしなかった。

そこで一般の会社と競争できる商品を販売する福祉施設に日本財団の登録商標である「真心絶品」を付与して努力してみたが、結果的には失敗だった。

福祉施設で働くB型障がい者の1ヶ月給与の平均は1万5,000円前後であり、何とか3倍にしたいとさまざまな努力を傾注し、部分的には花屋さんでの勤務やお菓子屋さんでの勤務など、外勤の方々の給与は3倍程度の3万円〜4万5,000円程度は確保できたが、全国的にはほんの一部でとても成功とはいえなかった。

現在はワインの製造やビニールハウスでの野菜を全量引き取る企業と契約し、建設費の負担は日本財団が負担する実験的プロジェクトも実施中で、障がい者は国の援助で生活するという常識から、障がい者の給与を月額10万円程度にすることによって国からの支援で生活するのではなく、自立してわずかでも納税者になることで厖大な国の社会福祉費を軽減させたいと悪戦苦闘している。

最近、国会図書館のデジタル化の作業を障がい者に請け負ってもらう仕事が軌道に乗りかけてきた。私の夢が実現可能になりつつあるが、ここまでの道のりは長く、時間はかかったが着実に進んでいることを報告したい。

前段が長くなったが、山田太郎参議院議員のご協力もあり、国会図書館の膨大な書籍のデジタル化を社会福祉の一環として障がい者の仕事にしたいと努力しているところである。

当初、この話を国会図書館の担当者にしたところ、大切な書籍のデジタル化を障がい者に?と「信じられない」という顔で返答された。日本財団では1億円のスキャナー機器を購入し「コロニー東村山」で練習を実施。それを見学した国会図書館の担当者からは、驚きと共にこれなら実施可能ですとのお墨付きを戴いた。

そこからが又一山あり、従来大企業が入札でこの仕事を受注していたところに日本財団が新規参入となったわけで、実績もないところから当初は最低限の15,640,000円しか受注できなかった。しかし、国会図書館のデジタル化は5ヶ年計画207億円の事業であること、将来は国会は勿論のこと裁判所、地方自治体の保存すべき資料のマイクロフィルム化を考えると仕事量は無限にあると推察される。これが障がい者の仕事になれば、平均給与月額1万5,000円前後が10万円近くに増額可能になり、国からの援助で生活するのではなく、納税者としてプライドをもって生活することが出来ると期待が広がる。

日本財団は、障がい者の仕事としてWTOの公正な入札制度の例外として厚生労働省、外務省、財務省の了解を得て特別入札の許可も得た。これからは現在ある「コロニー東村山」宮城県の共生福祉会、福岡県のセルプセンター福岡をはじめ、全国の福祉施設に約1億円の機械を配備して日本における貴重な資料のデジタル化を就労支援事業所で作業できる体制を早急に確立したいと願っている。

以下1月29日付の世界日報で取り上げられました。

*********************

 国立国会図書館が進める蔵書のデジタル化の一端を、就労支援施設で働く障害者が担っている。スキャンやデータ管理など専門性のある業務を全国8施設が受託し、計3万冊余りを手掛ける。公共性の高い仕事に「やりがいは大きい」と胸を張る。

 東京都東村山市の就労支援施設「コロニー東村山」では昨年12月中旬、暗室に置かれたスキャナー機器の前で、身体や精神に障害のある10人ほどが黙々と作業に取り組んでいた。「余白は10ミリ以内」といった決まりの下、見開きの撮影を繰り返し、1時間で1、2冊をこなす。

 下半身にまひがあり、車いすで生活する宮川健人さん(40)は「紙面にほこりがないか、本が傾いていないか、注意する点は多い」と話す。スキャン画像の検査や目次データの作成など、障害者ら延べ約50人が作業に当たっている。

国会図書館.jpg
国立国会図書館に所蔵された本のスキャンに取り組む女性
上部設置のカメラで見開きを撮影する作業を繰り返す=2023年12月14日
東京都東村山市の「コロニー東村山」


 国会図書館は個人のパソコンなどで蔵書を閲覧できるよう、2000年から徐々にデジタル化を進めてきた。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大による利用制限を機に一層のアクセス向上を求める声が高まり、21年度から5年間で100万冊以上をデジタル化する事業計画を策定した。

 もともと印刷業を手掛けてきたコロニー東村山は、事業を受注した日本財団(東京)の再委託先として業務を始めた。高橋宏和所長は「デジタル化には既存の業務にはない新しい魅力がある。正確さが求められるが、障害者が中心となり参加できる仕事だ」と強調する。

 培ったノウハウを共有し、再委託先は全国の他の施設にも広がった。23年度は計約3万2000冊を受託し、コロニー東村山ではうち約5000冊を受け持つ。23年5月から同施設に通い始めた奥泉健一さん(38)は「スキャンした本が多くの人に見られる。やりがいは大きく、達成感もある」と話す。

 今後は大学図書館や民間企業からの受注も目指しており、高橋所長は「安定した仕事を確保し、利用者の自立や賃金の向上につながれば」と期待を寄せる。

【私の毎日】3月17日(日) [2024年03月18日(Mon)]

3月17日(日)

16:30 成田空港着

18:30 成田発

23:00 ベトナム ハノイ着

24:00 ホテル着

【私の毎日】3月15日(金) [2024年03月15日(Fri)]

3月15日(金)

17:30 羽田着


「日本財団18歳意識調査」―GDP・新NISA・モビリティ― [2024年03月15日(Fri)]

「日本財団18歳意識調査」
―GDP・新NISA・モビリティ―


日本財団は昨年 12 月、「GDP・新 NISA・モビリティ」をテーマに60 回目の 18 歳意識調査を実施しました。

IMF(国際通貨基金)がわが国の GDP(国内総生産)について世界 3 位から 4 位への転落を予測するなど、国力の陰りが見られる日本の将来に対し 、1000 人の回答者の約 7 割が「不安がある」と答え、6 割は自分の将来についても「不安がある」としています。

今年 1 月にスタートした新 NISA 制度(少額投資非課税制度)については 4 割以上が「知っていた」と回答。投資による資産形成についても 4 割以上が「関心がある」と答え、魅力ある投資先として男性は先進国の外国株式、女性は国内株式を高く評価する傾向が出ています。

将来の自動車やモビリティ(ヒトやモノの移動)に関する質問では、期待のトップが「事故の減少」、次いで「道路渋滞の解消」、「移動による環境負荷の低減」が続いています。逆に不安を感じる事項としては「高齢者による事故の増加」が 4 割近くを占め、一定年齢に達したら免許返納を義務化する案に 7 割近くが「賛成」と答えています。

結果の概要


▼日本の名目 GDP ランキングの転落見通しを踏まえた将来についての不安:
日本の将来 不安がある 70.8%/不安はない 12.7%/特に何も感じない 16.5%
自分の将来 不安がある 62.9%/不安はない 19.9%/特に何も感じない 17.2%
※不安があるは「不安がある」「少し不安がある」の合計、不安はないは「不安はない」「あまり不安はない」の合計。
▼新 NISA 制度開始についての認知:
知っていた 44.0%/知らなかった 56.0%
※「知っていた」は「具体的な内容を含め、新 NISA 制度が始まることを知っていた」「具体的な内容は知らないが、新 NISA 制度が始まることは知っていた」の合計。
▼高齢者の免許返納義務化についての考え:
一定の年齢に達したら免許返納を義務化 賛成 77.2%/反対 8.3%
※賛成は「賛成」「どちらかといえば賛成」の合計、反対は「反対」「どちらかといえば反対」の合計。

【調査結果抜粋】

● 日本の将来についての不安
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● 投資による資産形成への関心

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● 高齢者の免許返納義務化

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■調査概要
第 60 回「GDP・新 NISA・モビリティ」
調査対象:全国の 17 歳〜19 歳男女、計 1,000 名
実施期間:2023 年 12 月 1 日(金)~12 月 4 日(月)
調査手法:インターネット調査

【私の毎日】3月14日(木) [2024年03月14日(Thu)]

3月14日(木)

8:00 朝食 
     
@ホテルの前に展示されていたチェコの車メーカーが!.JPG

ホテルの前に展示されていたチェコの車メーカーが作った「SKODA」。筆者と同じ1939年産です!

10:25 ホテル発
11:00 リスボン空港着

14:15 リスボン発
16:30 イギリス・ロンドン着

18:30 ロンドン発

【私の毎日】3月13日(水) [2024年03月13日(Wed)]

3月13日(水)

7:30 朝食

10:55 ワールド・オーシャン・サミット2024での挨拶

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2024年サミットのホスト国ポルトガル政府代表から2025年サミットホストの日本財団へ
トロフィーの引渡し

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ワールドオーシャンサミット2025をホストする代表としてメッセージを送る

11:10 エコノミスト編集長との対談

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エコノミストのゴダード編集長との対談

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ワールド・オーシャン・サミット2024

11:30 フィリップ GEBCO Seabed 2030ディレクター

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フィリップGEBCO Seabed 2030 ディレクターと再会

13:30 日本財団とエコノミストとの協働事業「Back to Blue」を支持する国際機関やNGO職員等の昼食会

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昼食会に出席したメンバーでの集合写真

15:30 散髪

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少し時間が空いたので、散髪

18:30 太田誠・駐ポルトガル日本国大使主催夕食会

「キリマンジャロ登頂に成功」―影に強力な助っ人あり― [2024年03月13日(Wed)]

「キリマンジャロ登頂に成功」
―影に強力な助っ人あり―


キリマンジャロ(5895メートル)登頂には強力な助っ人が二人いた。

一人は愚息の一人、三男・光平が一年前に先験隊として登頂し、現地の状況把握、優秀なポーターのいる会社との綿密な打合せ、そして経験に基づく登山用品や装備品、高山病対策の医薬品等の購入、そして何よりも、東京で低酸素トレーニングを何度も行い、詳細にわたる万全の準備をしたこと。

もう一人は、私のブログで同行医師を求めたところ、沖縄より声を上げてくださった池田知也医師で、彼の参加なくしては素人集団の我々の登頂は全く不可能であった。沖縄での多忙な医師活動の中、私の無謀な壮図に男の心意気を感じて参加して下さった賜物である。

池田医師は「国境なき医師団」のメンバーとして世界各地の紛争地で医療活動に従事され、休暇を利用して日本の100名山の単独登頂は勿論のこと、
2012年 キリマンジャロ(アフリカ)  5895m
2014年 エルブールス(ロシア)    5642m
2015年 アコンカグア(アルゼンチン) 6962m
2015年 ヴィンソン・マシフ(南極)  4897m
2022年 エベレスト(ネパール)    8848m
2022年 マッキンリー(アメリカ)  6190m
2024年 コジオスコ(オーストラリア) 2228m
以上のように、7大陸の最高峰の登頂に成功された日本を代表する名アルピニストであり、驚くべきことに、写真のようにプロボクサーとしても活躍されておられる。

池田医師 国境なき医師団の一員として帝王切開に対応.png
池田医師
国境なき医師団の一員として帝王切開に対応
(出典:MSF)

池田医師 プロボクサーとして勝利の瞬間.png
プロボクサーとして勝利の瞬間
(出典:ブログ「天上天下無我夢中」)


常に微笑を絶やさず温和な人柄の中に秘めたる闘志には敬服、感服以外の言葉もないが、一度だけ厳しい表情で話されたことがあった。

頂上を目指す最終アタックの出発時間23時を前にした夕食時、我々が和気あいあいと談笑していたところ、突然池田医師は「私は医師ですが、最終アタックでは皆さんを助けることは何も出来ません。慎重に一歩一歩登って下さい」の発言に一同粛然(しゅくぜん)とした。池田医師が我々のなごやかな談笑をご覧になって緊張感のない雰囲気を察知され、何度も生命の危機に遭遇された登山の経験からの注意であった。

その発言の後はまるで通夜の席のようになってしまったが、皆さん頭を垂れて決意を新たにしているようであった。最終アタックは23時きっかりにスタート。真っ暗闇の中をヘッドライトだけを頼りに私は2番手として先頭のポーターの足元だけを見つめて牛歩のごとく30〜40cmの歩幅で足場を確保しながら登って行く。出発から20〜30分はいつも筋力がほぐれず苦しい思いをするが、その後は順調な足取りとなる。

ところが、暗闇の中での小休止(立ったまま)の折、池田医師と愚息から、「後から観察していると腰が定まらずフラフラしているので滑落の危険があります。もう一度同様の状態になった場合は登頂を諦めて下山してください」との予想外の厳しい指摘を受けてしまった。

事前に登頂の可能性は10%程度と考え、登頂失敗のお詫びの準備と、既にセルビア共和国で丸坊主になってはいたが、後から厳しい視線を受けているとは全く気付かなかった。幸いその後は順調で、最終アタック6時間30分後、幸運にも日の出前の5時33分に念願の山頂に立つことに成功し、池田医師と手にはめていた二枚の手袋を脱ぎ、男同士の固い握手を交わすことができた。しかし、なぜか話をしたいのだが感極まって言葉が全く出てこない。ただ「ありがとう」の言葉だけがやっと口から出てくれた。

無題.png
登頂成功!! 池田医師と固い握手


素人集団に適切な助言を下さった池田医師のお陰で全員登頂に成功したことに、万感の思いを込めて感謝の誠を捧げます。

ありがとう!! ありがとう!!

【私の毎日】3月12日(火) [2024年03月12日(Tue)]

3月12日(火)

8:30 羽田空港着

10:00 羽田発

15:30 イギリス・ロンドン着(空港待機約3時間半)

19:00 ロンドン発

22:00 ポルトガル・リスボン着

23:00 ホテル着

【私の毎日】3月11日(月) [2024年03月11日(Mon)]

3月11日(月)

6:41 財団着

9:00 船越 真 東京BMC社長

10:00 デルゲルマー駐日モンゴル大使館公使

11:50 角南 篤 笹川平和財団理事長

12:30 ヒルダ・C・ハイネ(Hilda C. Heine)マーシャル諸島大統領・昼食会

14:30 月刊文藝春秋・インタビュー(キリマンジャロ登頂)
    編集部 天羽李子様

15:30 スピーチ打合せ

15:50 阿部守一 長野県知事

終日 社内打合せ、原稿書き、寄付金への礼状書き



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