講演会「認知症になっても人生をあきらめない!」レポート[2017年02月06日(Mon)]
2月4日(土曜日)
「認知症になっても人生をあきらめない!」
〜社会参加する喜びを実感して〜
日差しに温かさを感じる立春のこの日、
「NPOふれあい広場ポーポーの木」・いなぎ認知症家族の会「オレンジi」
「NPO法人市民活動サポートセンターいなぎ」(市民活動支援講座事業)と
「NPO法人支え合う会みのり」の4団体共催による講演会が行われました。
【講師:特定非営利活動法人町田市つながりの開DAYS BLG!】
前半はスライドでDAYS(デイズ)活動紹介。
利用者さんの「社会参加したい」「働きたい」「人の役に立ちたい」
という声に応えた活動として、洗車、ポスティング、学童保育での紙芝居、
専門学校での講義などの活動紹介がありました。
後半は代表の前田隆行さんと利用者の生川幹雄さんの対談。
生川さんは散歩の途中で
「何しているんだっけ?ここは何処?!」
とパニックになった時、とても怖かったそうです。
その後にデイズを利用するまでの経過や、
今のお気持ちなどを話して下さいました。
同時通訳になれるくらい英語がお上手な生川さんに、
前田さんは日々とても助けられているそうです。
最後は活発な質疑応答の時間となりました。
書記をしていたデイズ利用者の杉本さんも質問に応えてくださいました。
講演会終了後は「稲城にも!」という熱い想いが会場にあふれていました。
「認知症は自分の一部であって、変わらない自分がいる」
という言葉が心に残っています。
■講演会レポート&写真:h.Yamamoto