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値段の付け方(後編) [2011年08月03日(Wed)]
こんにちは笑顔
マネージャーの佐野です。
前回から引き続き、「値段の付け方」(後編)スタートです。

前回は、具体的な値決めの方法をお伝えしました。
今回は、値段をつけるときの考え方について、お話したいと思います。


「値段は、高いほどいいです。」

落ち込みびっくりはてな


どういうことでしょうか?

ふつうは、「安いほどいい」と感じるかもしれません。
もちろん、それはそうです。

私たちはよかれと思って、つい安い値段をつけてしまう傾向があります。


ですがその場合、「反復継続した価値の提供」ができなくなる恐れがあるのです。

例えば、助成金をもらってやる事業は、対価が安価だったり、無料で実施できます。

その時はそれでいいのですが、その後、継続的な事業にしようと思うと困難が生じます。

なぜなら、原資がないからです。

安価だったり、無料だと、2回目以降の原資を充分に得ることができません。

それでは、せっかくのよいことも長続きしないでしょう?

「そんなの当たり前じゃない怒り」という声も聞こえてきますが、その通り。当たり前です。
だけど、わたしたちは、「つい」安い値段をつけてしまいがちなのです。


ですから、高い値段をつける必要があります。
できることなら、「相場より高い金額」をつけたいところですが、ひじょうに怖いと感じることでもあります。

なぜならば、高い値段を設定すると、「もし誰も利用してくれなければどうしよう」「金の亡者だと言われたらいやだな」という恐怖感が襲ってくるからです。そのため人は、恐怖を避けるために安い値段をつけてしまいます(これは、この文章を書いている私だってそうです)


そこで必要になるのが「付加価値」。つまり、高いことの理由づけです。
「原価が高いから〜」とか「寄付だと思って〜」というのは理由になりません。
フェアトレードをやっている方が苦戦するのは、「フェアトレードの大義名分」を訴えているからです。
「こういうメリットがあるから、高いのです」と言える理由がないのです。


付加価値とは何でしょうか?

 ・利便性 →機能が良い、性質が良い、素材が良い、早い、多い…
 ・希少性 →数が少ない、原料が貴重、一点もの、自慢できる…
 ・娯楽性 →心地よい、楽しい、ワクワクする、カッコイイ/カワイイ…

であると私は思います。


近くで同じようなものが売っている物には、付加価値はありません。
その場合、相場並みの値段をつければよいと思います。
安くしてしまうと、かえって「チープなもの」「粗悪品」だと思われかねません。

私は、NPOという自由な組織には、付加価値をつける能力が豊富にあると思っています。
前例や決まり、ある程度の採算、常識を取り払ったアクションが起こせるのがNPOだと思います。

ですから、助成金をもらってやる事業は「付加価値をつくりだす」ことに注力すべきだと思っています。


この付加価値を付けたものは、高い値段で売り出すべきです。

例えば、つい先日、最大の改革期を迎えたテレビです。
薄型で大画面のものは、発売当初100万円を超えるものも売り出されていました。
しかし現在、10万円前後まで、相場は下がってきています。

「薄くてキレイで大型」という付加価値は、当初高い値段で供給されていました。
それを購入したのは、「薄くてキレイで大型」に利便性や希少性、娯楽性を見つけた人達です。

その後、超高級品のテレビが売れるに従って、そこから得た原資をもとにより、普通の人が入手しやすいものへと改良が行われていきます。川上から川下へ、という考え方です。もともと「プラスティック製の水回り品」は、富裕層の為のものだったそうです。それが今では、100円ショップの店頭を飾るようになっています。

このように、価値を供給し始める際には、高い価格を設定することが原則であると思います。
なぜなら、その後価格は上がっていくことはまれで、たいていは下落するからです。
もし、スタート時点で安価もしくは無料の場合、最後は「お金を払ってでも価値をもらってください」と言わなければならないかもしれません。


長くなりましたが、価格を付ける際には、

「値段は、高いほどいいです。」

ということです。


この考え方が、何かの足しになればいいなと思います笑顔
Posted by サポセンスタッフ at 13:46 | 運営のコツ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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