2017年02月24日
はじめまして!
2月20日から2週間インターンシップをさせて頂いている福田です(^^)
インターンシップのためにたくさんの実習プログラムを用意して頂きました。
今半分ぐらい終わったところです。
初めてのことだらけなので毎日とても勉強になります!
プログラム前半は、
@市民活動とは
A社会貢献とは
B寄付文化とは
C会計とは
D人の話を聞く(取材の)コツ
E山口市の市民活動団体を知る
F市民活動を体験する
Gさぽらんて業務体験
Hボランティア体験
です。
➀〜Eまでは聞いたことはあるけど、実際にどういう活動をしているのかは理解していませんでした。言葉だけ聞いたら難しくて…(^^;
そんな私にさぽらんてスタッフのみなさんが、とても分かりやすく説明してくださいました!
お話しを聞いてみると自分が知らないだけで意外と身近にもあることが分かりました。
Fは実際にNPO法人あくしゅに実習体験に行ってきました!
あくしゅでは、就学前〜18歳未満の発達障害の子どもやその家族が地域の中で安心して豊かな日常を送るために必要な療育を実施しています。
実習中、最初に目についたのはこれです!
これはPECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)と言って、自閉症やその他のコミュニケーション障碍を持つ子供から成人の方に、コミュニケーションを自発するように教えるための絵カードを使ったユニークな代替コミュニケーション方法です。
1人ずつ自分用のPECSが用意されているんです!
おもちゃもたくさんありました☆
みんなiPadで遊ぶのがとても好きなんです(^^♪
あくしゅでは、本当にたくさんの工夫がされていました。
子どもの遊びやすい環境が整っていてみんなすごく楽しそうに遊んでいました。
私自身、発達障害の子と関わるのが初めてでとても緊張しました。
最初は目も合わなかったのに、帰る頃には抱っこしたり、ぎゅーと抱きついてくれたのでとても嬉しかったです(*^^*)
本当にみんな可愛くて癒されました♡
これからもさまざまなプログラムを用意して頂いているので、楽しみながら頑張りたいと思います!
インターンシップ学生 福田
インターンシップ学生が来ています♪
色白の可愛らしい女子大生、福田さん。
居るだけで、さぽらんてが華やかに・・・
あれ?いつもは薄暗い・・・?
さておき、さぽらんてではISのために豊富なプログラムを準備しました。
@市民活動とは
A社会貢献とは
B寄付文化とは
C会計とは
D人の話を聞く(取材の)コツ
E山口市の市民活動団体を知る
F市民活動を体験する
Gさぽらんて業務体験
Hボランティア体験
以上を2週間かけて体験してもらいます。
多様なプログラムを、何人ものスタッフでそれぞれ担当し、FではNPO法人あくしゅさん、NPO法人あっとさんにご協力いただきました。(後日、福田さんよりブログでご紹介)
私、小田は、2日目にB寄付文化についてのワークを担当しました。
1月に名古屋で受けた、日本ファンドレイジング協会の「社会貢献ファシリテーター養成研修」の内容を共有するため、他のスタッフも一緒にワークに参加。
机を教室風に並べては見たものの・・・世代間ギャップ隠せず(笑)
学生さんだけでなく、私たちも大変よい経験をさせていただいています!
というわけで、インターン福田さんとの日々をスタッフが入れ替わりでお伝えしていきます〜お楽しみに!
<スタッフ おだ>
2017年02月23日
学生スタッフ(呉娜さん)の挨拶です。
皆さん、こんにちは。私はさぽらんての学生スタッフの呉娜(ゴナ)です。現在、山口大学人文学部人文社会学科社会学コース4年生です。今年3月に卒業します。4年間、山口で生活しています。その間の生活のまとめとして、この文章を書きます。
大学1年生の哲学の授業で、佐野先生に「人生の生き甲斐」について聞かれました。4年間、努力している日本人と自分の理想を実現するために日本で努力している外国人の生活スタイルを通じて感動し、私も有意義な大学生活を過ごすために、努力しています。私は真剣に努力して、生活していることは人生の生き甲斐だと思います。
大学3年生の時に、日本人の友人の紹介で、さぽらんてに来ました。ここでの仕事は人と付き合うことが多いです。始めた時に、自信がなかったので、あいさつの声が小さくて緊張していました。しかし、さぽらんてで日本の「叱り文化」はありません。職員の方々に一つ一つ熱心に教えてもらいました。外国人としての緊張感が取れました。また、先輩たちの謙虚な対人の態度と難しい問題を解決する様子は魅力があると思います。いつか私も同じような人になるのを期待しています。2年間の体験で、さぽらんてに来たばかりの時に、センター長が「さぽらんてでの職員は皆インターンシップです」と言う話が理解できました。
また、さぽらんてで、たくさんの人とコミュニケーションをしました。乳幼児から90歳までの地元の一般の市民、有名な大内の職人、市民活動に熱心な人などです。あいさつから天文物理の話までになりました。さぽらんては縮小版の日本だと思います。たくさんの外国人は、本などから日本文化を理解するケースが多いです。自分の目で日本を見て、近距離で地元の人と付き合うことを体験するのは、社会学を勉強する外国人として、貴重な経験です。人のため、動物のため、自然のために、努力している団体のイベントを直接、間接に参加したことから、人生は勉強、仕事以外に、人生の価値を表すことができることを信じました。
そして、日本人以外に、中国の優秀な大学から来た中国人の留学生にも会いました。北の方は黒竜江省、南の方は広東省、西の方は新疆自治区、東の方は同じ遼寧省、真ん中の河南省などの留学生がいます。話題は各地の方言から、食べ物などまでたくさんあります。中国にいた時にこのようなたくさんの中国各地の人は見たこともありません。本当に、生の民俗学の勉強になったと思いました。面白いことは、日本で中国の長い歴史と文化をもっと深く理解して興味を持っていることです。
会った皆さんのお陰で、新しい自分になることが分かりました。昔は他人の幸せだけ見て、自分の苦しいことを考えていました。現在は、たくさんの人々のストーリーを聞いて見ます。そして、昔の自分が遭った困難は困難ではない感じがしました。人生の視野が広がり、器量も大きくなりました。日本での毎日は忙しいですが、充実しています。今までの日本での生活は私にとっては、貴重な富です。日本で生活することができるのは良かったです。4年間、山口の水を飲んで、空気を吸って、山口に感謝しています。山口に残る時間で山口の空、川、町の様子を何回も見ています。山口大学で勉強できることはよかったです。さぽらんてでアルバイトができるのはよかったです。色々な善良な日本人と付き合うことができるのはよかったです。全てのことに、手伝ってくれた人にありがたいです。全ての記憶を持って、これからの面白い人生を歩み続けます。
2017年02月13日
ええやん新聞モニター会議
「ええやん新聞15号」
皆さん、ご覧いただけましたでしょうか!?
本日はこのええやん新聞15号について読者からあーでもない、こーでもないと意見をいただいて次号をもっと良いものを作って行こう!という目的で
「モニター会議」
を開催しました!
モニターとして集まっていただいたのは、ええやん新聞のメインターゲットである、山口市内にお住まいの子育て中のお母さんたち6名様。
15号では、14号のモニター会議で出た意見を積極的に取り入れ、いただいたアンケート(2面上部)も掲載させていただくなどさせてもらいました。
例えば、気づいた方がおられるかもしれませんが、今回からタイトルの下に入った
「みんなが主役!誰もが心豊かに暮らせるまち山口を目指して、はじめの一歩を応援する市民活動情報紙」
という帯。
これは、モニターさんがええやん新聞を手に取った時にどんな新聞なのかがわかれば読む気になるのに…という意見をいただき、今回から新たに加えたものなのです!
今回のモニター会議では「この帯がすごくわかりやすくて読む気になった!」と絶賛してもらいました!
(モニターさんは毎回メンバーがほぼ入れ替わるんです)
モニターさんがええやん新聞を変え、また次のモニターさんに絶賛してもらうといういい流れができているんです♪
他にも、私たち記者には思いつかないような意見を出してもらったり、私たちの記事に込めた思いをそのまま受け止めてくださっていたり。また、次号のテーマについてもたくさん意見をいただいたり。
ええやん新聞にとって、とっても重要なこのモニター会議。
子育てや資格取得の勉強の合間にワーク・ライフ・バランスを取りつつ参加してくださったモニターのみなさん、ありがとうございました♪
あ〜、たくさん意見をもらってやる気になってきたぁ〜!!
16号も読みやすくて市民の皆さんに喜んでもらえるようなええやん新聞を作りたいと思います。
3月から、メンバーも新たに16号の会議開始しま〜す!!
2017年02月04日
おしのび講座
鬼は外〜 福はうち〜
と、しっかりといろいろなことを分別する日ですね。
私たち中間支援者も機能が広がり、見えない相手によさげな支援をしているという状態を分別整理していかないといけないということで
山口県が輩出したNPOマーケティングのパイオニア
PubliCo 代表取締役CEOの長浜洋二さんをお迎えして
おしのび(なんだかわくわくするこの響き・・・)で
これからの中間支援組織に必要な”力”
伴走支援力を身に着けるためのロジックモデル
を学ぶ機会を設けていただきました。
長浜さんの報告はこちらから
以下要点を皆様と共有いたしますね。
みなさんご存知のとおりNPOとは課題解決が目標です。
事業を執行したかどうかではなく、何を目指してどう評価するかが大切。
これまでの中間支援組織とは、市民活動センターやボランティアセンターだったが、これからは、支援プレヤーが多様化。お金を集める中間支援ニーズが突出してきていて、経営支援ができるのかマーケティングはできるのかと、企業系が中間支援を代替りしてきている。
休眠預金500億円が3年後に受け皿組織を通じて配布予定。
トヨタ財団や愛知コミュニティ財団など、助成金申請フォーマットにロジックモデルを活用。
主体側にもSB/CBなどのビジネスという切り口が入ってきている。ファンドレイジング、マーケティングのその支援力力があるか?
また地域運営組織も登場してきている。
■これからはソフト面をどこまで充実できるか
■これからの中間支援組織に必要な力
【課題発見力】
行政に先んじて課題を発見する力→人脈、分析力
【情報発信力】
先進地事例 文章作成力(調査報告書、エッセイ、コピーなども)
メディア戦略をもって発信する
【資源開発力】
交渉力 プレゼン力(お願いではない、相手にソリューションを提供できるように)
【コーディネート力】
コレクティブインパクトに向けて、地域の力を集める(協働・総働
多様な主体が共通の課題に向けてやれることの共通の成果目標をもっていく。数値で確実にできるように。協働とはレベルが違う。
みんながやる!でないと成果がでない。場を取り仕切るファシリテーション力
【伴奏支援力】
自走するまでの支援(引く支援、困っている時に踏み込む支援)
内面の悩みをさぐる、あぶりだす力 最後は人!そこあでやらないと組織は変わらない
【ビジョン構築力】
制作提言力や構想モデルをつくる力
■中間支援組織に必要な力を備えるために
全ての力を備えるのは難しいため地域で必要とされているもの=チームで合意形成して優先順位をつける
プロに引き渡す予備カルテを作れるように
プロ支援者との連携
個人のキャリアプランを立てる
地域全体を俯瞰する 市長と同じ視点視座が必要
難しい立場だが、それがないと地域が回らない 大切なポイント
【ロジックモデルとは】
○ある施策がその目的を達成するに至るまでの論理的な因果関係を明示したもの。
○個々の事業がミッションの達成、及びビジョンの実現に繋がることを整理・確認することが狙い。(めざす社会、人・・・ビジョン・自団体の社会的使命・・・ミッション)
起業やNPOにもともと必要なスキル。日々の活動に落とし込めるレベルのものをつくる
【コレクティブインパクトの役割】
社会課題解決に向けた設計図として世界的に問われる時代
【ロジックモデル策定の狙いと効果】
@思いつきや感覚ではなく、論理的に物事を考えられるようになる
A現場団体が本当に実現したいことを一緒に整理してあげることができる
Bロジックモデルは課題解決の設計図であるため、現場団体とのゴールを共有しながら伴走することができる。(団体がしたいことをきちんと整理して支援策を考えないと間違うことも。支援するのに必要なツール)
【ロジックモデルの詳細】
インプット(投入)→アクティビティ(活動)→アウトプット(結果)→アウトカム(成果)→インパクト(波及効果)
【ロジックモデルの流れ】
本来は、目標から逆算して事業を考える
手順@ ビジョンとミッションを明確にする
手順A 長期・中期・短期的成果を考える
手順B 事業を考える
【ロジックモデル策定の留意点】
○目指す最終成果やインパクトは何かから逆算する
○10年くらい先の最終成果やインパクトを見据えて作成する
○あくまでも受益者に起こる変化を軸に作成する
○具体的着地点を掲げる
○「強化する」「改善する」「やめる」などの経営判断に繋げる
○小さな成功体験を積む
今回は、おしのびで内部研修として4時間みっちり実施しました。
(昨年半年間にわたり開催したソーシャルインパクト志向NPO育成塾参加団体のみ参加可能としました。)
「ぜひ参加したかった〜!」という団体さんはご安心ください。
来年度、再度お呼びする予定にしておりますのでその時にはぜひご参加を。
団体の節分も本当に大切です。
やることやらないことしっかり分別していきましょうね。
しっかり研修したさぽスタッフをご活用くださいませ。
<わたなべ>