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2018年03月06日

インターン ブログ 感謝の五日間

1日目

●他己紹介

インターンが始まって最初の活動は、他己紹介でした。二人組で話し合うことでお互いのことを知り、相手の紹介をする。自己紹介とは違って相手の情報を聞き出すところに重点を置くことは初めての経験でなかなか聞き出すことができず、僕の情報だけ流出していきました。
<見ず知らずの人について、自分の価値観で質問して、他人の価値観を受け入れる>
一見矛盾しているように見えるこのワークは自分の固定概念や価値観をやんわりと広げたり崩したりしてくれるおもしろい仕組みで出来ているなとも感じました。

※絵が下手なのは自覚していましたがこの歴然とした差にはかなり精神を削られる結果となりました。

●KP法を使って、「さぽらんてについて」「NPOについて」「社会人としての心得」
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「共に考える」ことは同じ目線に立って考えることであって、同じ目線にたつには知識はもちろん、双方向からの歩み寄りが必要になるため、会議での雰囲気作りのような、きっかけ作りが身近にないといけないのだろうと感じました。
これまでは「対等なコミュニケーション」と考えてみてもパッと浮かばなかったですが、大前提として必須なのだと理解でき、イメージが簡単になりました。
公益の行政と利潤追求の企業とのすき間に入って行くことのできる団体として活躍しているといったようなNPOの概念やその仕組みについて理解し、社会人としての心得では多くの人の意見を見ることができ、中でも人間関係に重点を置いた意見には、人付き合いから生まれる影響に良し悪しがあるにせよ、とにかく耐えて続けていくことが良いとアドバイスをいただきました。

●「寄付のワーク」、「社会貢献ワーク」

日本では寄付の文化・習慣が海外ほど根強くなく、「社会貢献をしている実感はあるけど寄付はしていない」という日本人は多く、寄付=社会貢献という考えが弱いのだと気づかされました。「社会貢献」というと、人によっては関わることが難しく、ウェイトの重い行為のように感じてしまうこともあるかと思いますが、寄付は誰にでもできる社会貢献のひとつで、寄付が身近に無いのなら英語を勉強することや、フェアトレード対象のチョコを買うとか、とにかく身近な所から社会貢献をすることで「自己肯定感を感じるきっかけ」が生まれれば寄付についても、社会貢献についても距離が縮まるのだろうと思いました。

2日目


●こども明日花プロジェクト

 二日目は「こども明日花プロジェクト」に参加させてもらいました。
僕が実際に行った「さくらさく学習会」の現場では、山口市内在住の経済的支援を必要としている中学生に勉強を教えてあげたり、学校での話を聴いたり、子どもが学力と自主性を身に着けられるように支援していました。実際に僕が対応した中学二年生の学生は、学校の宿題をひたすらやっていました。テストが終わった直前で釣りに行きたいといっていましたがきちんと宿題はさくらさく学習会でやっていくという姿勢は、学習支援に携わる側との信頼関係がしっかり築けているのだろうと感じました。
※四月から僕も学習支援のボランティアに関わらせてもらうことになりました!

 午後からは「なのはなクラブ」に参加させてもらいました。
小学生が中心に来てくれていて、みんな宿題やテスト勉強を終えた後は一斉に遊んでいました。
河川敷まで出て行って遊んだ際には、子どもたちは一番楽しんでるようでした。河川敷の傾斜にシートを敷いて滑るなど、男の子も女の子も外で自分たちなりの遊び方を見つけていて、楽しさを見つけることができている、またそういった自由な環境が上手くできているなぁと感動しました。
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夕方6時ごろにはみんな、なのはなクラブで夕食を食べました。
料理ボランティアの方が「前回来たときには、食卓に座ることもままならなかったような子が、ご飯を席に座って待っているなんてすごい!!」と言われているのを聞いて、子どものための居場所づくりが、子どもに自由と責任を気が付かないうちに教えられているのだなと思いました。
 「居場所づくり」、「学習支援」、「子ども地域包括支援」が色々と模索しながらでゃるものの、着実と進んでいるのだと感じることができました。

3日目

●さばろっち未来カフェ
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 3日目は小鯖地域交流センターで行っている「さばろっち未来カフェ」に参加させてもらいました。
今回の会議(さばろっち未来カフェ)は、「おさばのカタリバ〜未来の卵のつくり方〜」を題材にして、リラックスしたムードの中、小鯖地域で若者からお年寄りの方を巻き込んだ活動が何かできないか模索するものでした。
参加者個人個人が事業計画を考えて、他人の意見を聞いて自分の意見と混ぜたり削ったりをして、最終的には実際に協議会からお金が下りるような事業ができあがるという、なんとも不思議な空間でした。雰囲気はとても緩やかなのに、スムーズに話が進んで行っている様子を見ていると、参加してくださった方が日頃から「もっとこうなればいいのに」「自分も地域活動に参加したい!」と考えているのだろうと思いました。子どもを巻き込むには、地域が一丸となって巻き込み巻き込まれていく場所づくり、きっかけ作りが本当に大切なのだと実感しました。「なんのために?」を突き詰めていくと問題の答えに近いものが見えてくるのだということも目のあたりにできました。

4日目

●LIGHT IT UP BLUE
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 4日目の午前中はLIUBの会議に参加せてもらいました。
主催者の方、出店・出演をする方が参加された会議でしたが、お互いがお互いに普段どんな活動をしているかの紹介をした後は、実際に当日の段取りについての会議を行いました。
段取りを確認している中で、子どもへや相談窓口の利用者の配慮に「団体の枠を超えた協力をしていこう」という姿勢はこの企画に参加している皆がお互いに歩み寄って、自閉症やアスペルガーのような発達障害についての理解を深めてるとともに、山口県アスペの会、ハッピーマム、マザーズスマイル山口のような子どもと親のための団体での活動が「こんなにも明るいんだ!」「私も参加してみようかな!」と日頃から発達障害について考えたことのない人からも歩み寄りやすい雰囲気をつくっていくためには必須なのだろうと感じました。
※イベント当日は残念ながら僕はタイに行っているためいけませんが、友達や親に伝えてバザーの品を買てくるように頼みたいと思います。

●学生円卓会議
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 午後からは「学生円卓会議」に参加させて頂きました。
積み木式自己紹介から始まったこの会議は、市役所職員の協働推進課の2名と、さぽらんて職員2名、山口大学生2名からなり、学生が普段から疑問に感じていることをMM法を用いて皆で話し合うというものでした。1学生の成績向上についての緩〜い議題から、今の日本社会全体を捉えるような堅い議題までみんなで話し合いました。
自分の中で疑問に対する何らかの答えを持っていても、価値観の違う相手の考えを聴くことで自分の答えにに新しい疑問が生まれてくる。これが地域づくりや環境づくりになってくると世代別での考えの歩み寄りがとても大事になってくるのだと感じました。
 「子どもが心身ともに健康に育つ環境って?」という僕の議題では大人と子供が対等なコミュニケーションをとることが大事で、規制を増やし続けるのではなく、お互いを信頼して、子どもに自由と責任を身をもって実感させることが今の社会これからの社会には必要になってくるのだろうと思いました。

5日目

●支えてねットワーク

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 最終日である5日目には「NPO法人 支えてねットワーク」さんの「和の家」に行かせていただいて、ごみ拾いの活動に参加させて頂きました。和の家にはひきこもりや社会復帰に支援が必要な方が来られていて、元々教員をやられていた方で、とてもコミュニケーション能力が高い方から、人とコミュニケーションをとるのが苦手という方までいらっしゃいました。社会になかなか出られないとい人のためのセーフティネットとして、相談や居場所づくり、就労体験、企業インターンまで、その人個人の単位に合わせたサポートをされているのが、多様な人間性が集められる環境があたたかい雰囲気で成り立っているところを見て体感することができました。
 代表の上村さんにお話を聞くと、今40代世代の方は、当時では「ひきこもり」や「精神障害」といった考えがあまりなく、顕在化されることが少なかったこともあり、会社に入ってから働き始めて自分に障害があると気が付くという方も多いみたいで、これからの社会ではそのような「顕在化」がどんどん進んでいくと考えられるため、支えてねットワークさんのようなNPO法人や支援団体の活動の歩み寄りや、受け皿の拡大が必要不可欠になってくるだろうなと考えられました。

最後に

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 このインターンに参加させてもらう以前では、山口市民ながら、ぼんやりとしか市民活動についてのイメージがなかったです。インターンのうち4日間をすべて違う市民活動の現場に向かわせてもらって、初めは事前知識もあまりない自分がその現場に向かったところで何ができるのだろう思っていましたが、さくらさく学習会やさばろっちカフェ、LIUB、学生円卓会議、支えてねットワーク、それぞれの現場が過ぎるにつれて、「自分が市民活動に携われているんだ」と実感がわいてくるようになりました。それに伴う自己肯定感も湧いてきて、だんだんと楽しくなっていきました。
 本当に最後になりますが、それぞれの現場に共通していることは「歩み寄り」なのだと感じました。閉鎖的な環境について考えるのではなく、オープンにすることを務めて考えることで「やるかやらないかじゃない、目指すか目指さないかだ!」という意識を身近なところから反映させていけるのではないかと感じました。
 本当に充実した5日間を過ごさせていただいました。ありがとうございました。

◆昨年9月に来られたインターンシップ学生さんのブログ↓ http://blog.canpan.info/sapolog/monthly/201709/1

◆昨年3月に来られたインターンシップ学生さんのブログ↓
http://blog.canpan.info/sapolog/category_5/2