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2017年07月24日

山口県中間支援者向けマネジメントセミナー開催しました

7月21日(金)県内の中間支援組織限定のマネジメントセミナー(山口県委託事業)を開催しました。
猛暑の中、県内から市民活動支援センターの職員や市町の担当課の職員の方々53名が支援力を磨くために参加してくださいました。

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講師は、非営利組織のマネジメント支援の達人、(株)PubliCo CEOの長浜洋二さんです。

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みなさん「中間支援組織」ってご存知ですか?
一般的には、NPOを支援するNPO「NPOセンター」「ボランティアセンター」、行政と地域の間にたって様々な活動を支援する組織地域づくりセンター」などをさします。

県内の中間支援組織、場所や機能は違うのですがめざすものは「みんなで支える持続可能な地域社会」なのではないのでしょうか。
それらの担い手となる、現場のNPOや自治会、地域づくり協議会などは概ね、「会員が増えない」「若い世代の関わりが少ない」「人材育成が難しい」「多様な財源確保が難しい」「理想の事業を行える体制(人材・財源)が整わない」などの共通の課題を抱えています。
そこで、必要になってくるのが中間支援組織です。担い手の様々な困りごとを伴走しながら支援し、市民が願うサービスを生み出し、巻き込み、公共を支える担い手となれるようにと導いていかなくてはいけません。
そのためには、相談対応だけではなく、ビジネス手法や寄付集め、調査研究など様々な支援スキルが必要です。しかし、現状では、様々な機能が求められる中間支援の体系的なスキルアップの機会はなかなかありません。
ということで、今回は、まず中間支援組織の意義を明確にする。そして、基本の支援力である支援先の意義を明確にする。そのための手法ロジックモデルを学ぶ機会を設けました。

セミナーの概要は・・・。

■中間支援に必要な7つの力
 中間支援組織を取り巻く社会環境も変化し、
 支援プレーヤーは、企業(CSR/CSV)、コミュニティ財団、プロボノ、地域金融機関など多様化
 支援スキルは、ビジネス手法を持つSB/CBの登場、WEBを活用した取り組み、地域運営組織の登場、ファンドレイジングやマーケティングなど高度な支援ニーズが必要となってきた。
そんな中で中間支援組織に基本的な機能について学びました
これからの中間支援組織に必要な力 PubliCo 

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<長浜氏配布資料より抜粋>

■山口県の中間支援組織の(機能)のリアル
 今回の事業にあたって県内の中間支援組織の「支援力」診断シートを記入してもらいました。
 その平均や主な課題を振り返りました。

■「支援力」の解題解決に向けて<全体ワーク>
 参加者それぞれのチームで課題を共有し、その後その他のチームの課題に対するアイディアや意見を貼り付けて行きました。

■お昼休み
 有意義な名刺交換や、チームの中での課題共有の時間となったようです。

■中間支援者に必要な力のひとつコミュニケーションについて
 天使の聴き方・悪魔の聞き方、オープンクエスチョン・クローズドクエスチョンを使い分けて本音を探り当てる質問などの説明の後、初めての人とペアになり、傾聴と質問のミニワークをしました。

■ロジックモデルの説明&策定
後半の3時間はみっちりと、ロジックモデルを学び、実際に策定してみました。
【ロジックモデルとは】
ロジックモデルとは、ある施策がその目的を達成するに至るまでの論理的な因果関係を明示したもの。
個々の事業がミッションの達成、及びビジョンの実現に繋がることを整理・確認することが狙いで、
言わば、社会課題解決に向けた設計図です。

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<長浜氏配布資料より抜粋>

自らを統治するためのロジックモデルを策定することは簡単ではありませんが、少ない体制で求められる機能が広がっている中間支援組織にとっては、この一手間をかけてロジックモデルを組織で共有することが今後の支援力に大きく影響してくるということは実感できました。
熱いハートと併せてこれからは、クールな頭を磨いていきます!

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今回はヒアリングにうかがった中間支援組織に限定して開催しましたが、9月には再度、「地域コーディネーター養成セミナー」として徹底的にロジックモデルを策定する機会を設けます。皆様もぜひご参加ください。

〈わたなべ〉