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2017年02月04日

おしのび講座

2月3日といえば節分。
鬼は外〜 福はうち〜
と、しっかりといろいろなことを分別する日ですね。

私たち中間支援者も機能が広がり、見えない相手によさげな支援をしているという状態を分別整理していかないといけないということで
山口県が輩出したNPOマーケティングのパイオニア
PubliCo 代表取締役CEOの長浜洋二さんをお迎えして

おしのび(なんだかわくわくするこの響き・・・)で

これからの中間支援組織に必要な”力”
伴走支援力を身に着けるためのロジックモデル
を学ぶ機会を設けていただきました。

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長浜さんの報告はこちらから

以下要点を皆様と共有いたしますね。

みなさんご存知のとおりNPOとは課題解決が目標です。
事業を執行したかどうかではなく、何を目指してどう評価するかが大切。

これまでの中間支援組織とは、市民活動センターやボランティアセンターだったが、これからは、支援プレヤーが多様化。お金を集める中間支援ニーズが突出してきていて、経営支援ができるのかマーケティングはできるのかと、企業系が中間支援を代替りしてきている。

休眠預金500億円が3年後に受け皿組織を通じて配布予定。
トヨタ財団や愛知コミュニティ財団など、助成金申請フォーマットにロジックモデルを活用。

主体側にもSB/CBなどのビジネスという切り口が入ってきている。ファンドレイジング、マーケティングのその支援力力があるか?
また地域運営組織も登場してきている。

■これからはソフト面をどこまで充実できるか
■これからの中間支援組織に必要な力
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【課題発見力】
行政に先んじて課題を発見する力→人脈、分析力
【情報発信力】
 先進地事例 文章作成力(調査報告書、エッセイ、コピーなども)
 メディア戦略をもって発信する
【資源開発力】
 交渉力 プレゼン力(お願いではない、相手にソリューションを提供できるように)
【コーディネート力】
 コレクティブインパクトに向けて、地域の力を集める(協働・総働
 多様な主体が共通の課題に向けてやれることの共通の成果目標をもっていく。数値で確実にできるように。協働とはレベルが違う。
 みんながやる!でないと成果がでない。場を取り仕切るファシリテーション力
【伴奏支援力】
 自走するまでの支援(引く支援、困っている時に踏み込む支援)
 内面の悩みをさぐる、あぶりだす力 最後は人!そこあでやらないと組織は変わらない
【ビジョン構築力】
 制作提言力や構想モデルをつくる力

■中間支援組織に必要な力を備えるために
 全ての力を備えるのは難しいため地域で必要とされているもの=チームで合意形成して優先順位をつける
プロに引き渡す予備カルテを作れるように
プロ支援者との連携
個人のキャリアプランを立てる
地域全体を俯瞰する 市長と同じ視点視座が必要
難しい立場だが、それがないと地域が回らない 大切なポイント

【ロジックモデルとは】
 ○ある施策がその目的を達成するに至るまでの論理的な因果関係を明示したもの。
 ○個々の事業がミッションの達成、及びビジョンの実現に繋がることを整理・確認することが狙い。(めざす社会、人・・・ビジョン・自団体の社会的使命・・・ミッション)
 起業やNPOにもともと必要なスキル。日々の活動に落とし込めるレベルのものをつくる
 
【コレクティブインパクトの役割】
 社会課題解決に向けた設計図として世界的に問われる時代
【ロジックモデル策定の狙いと効果】
@思いつきや感覚ではなく、論理的に物事を考えられるようになる
A現場団体が本当に実現したいことを一緒に整理してあげることができる
Bロジックモデルは課題解決の設計図であるため、現場団体とのゴールを共有しながら伴走することができる。(団体がしたいことをきちんと整理して支援策を考えないと間違うことも。支援するのに必要なツール)
【ロジックモデルの詳細】
インプット(投入)→アクティビティ(活動)→アウトプット(結果)→アウトカム(成果)→インパクト(波及効果)
【ロジックモデルの流れ】
 本来は、目標から逆算して事業を考える
 手順@ ビジョンとミッションを明確にする
 手順A 長期・中期・短期的成果を考える
 手順B 事業を考える
【ロジックモデル策定の留意点】
 ○目指す最終成果やインパクトは何かから逆算する
 ○10年くらい先の最終成果やインパクトを見据えて作成する
 ○あくまでも受益者に起こる変化を軸に作成する
 ○具体的着地点を掲げる
 ○「強化する」「改善する」「やめる」などの経営判断に繋げる
 ○小さな成功体験を積む
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今回は、おしのびで内部研修として4時間みっちり実施しました。
(昨年半年間にわたり開催したソーシャルインパクト志向NPO育成塾参加団体のみ参加可能としました。)
「ぜひ参加したかった〜!」という団体さんはご安心ください。
来年度、再度お呼びする予定にしておりますのでその時にはぜひご参加を。

団体の節分も本当に大切です。
やることやらないことしっかり分別していきましょうね。

しっかり研修したさぽスタッフをご活用くださいませ。

<わたなべ>