CAPとは、『Child(子どもへの) Assalt(暴力) Prevention(防止)』の略で、CAP西京は、子どもの人権が尊重され子どもへの暴力のない社会を目指し、子どもがあらゆる暴力から自分を守るためのプログラムを山口市域で展開している市民活動団体です。
CAPのことを気軽に知ってもらおうと行われているこの座談会、今回のテーマは『気持ちを言葉で表現してみよう』。まずはひとりずつが自己紹介。
名前と子どもの年齢構成、そして今日のお題、『最近うれしかったこと』を話しました。
緊張がほぐれたところでポストイットを使ったワークがはじまりました。
@あなたにとって安心な時とはどんな時?
A自信ってどんな時に感じる?
Bネガティブな気持ちになった時、どうしてほしい?
ひとつひとつ書き出していく作業、そして書いた内容に対し質問を受けて話しながら自分自身を振り返る作業は、意外と充実感があり楽しかったです。
なお、現在CAPは市教委の委託事業として年に7,8か所の小中学校でCAPプログラムを行っており、幼稚園、保育園で取り入れるところも増えてきているそうです。
CAPプログラムを行うには既定の研修を修了することが必須で、来年度は山口で初めてその研修が開催されることになり、一緒に活動してくれる仲間を募集しているとのこと。
自身の喜怒哀楽を認識し、衝突することなく相手に自分の気持ちを伝える手法を学べるCAPプログラムはコミュニケーションスキルの向上にもつながるのでオススメですよ。興味のある方は年明けの2月27日(月)10〜12時にさぽらんてにて次回座談会が開催されますので、足を運んでみてはいかがでしょうか。詳細はさぽらんてHP内の団体情報及びカレンダーをご覧ください。
(スタッフ 川上)